フロントシフター、交換!

延び延びになっていた自転車のフロントシフターの交換をようやく行いました!

古いシフターを取り外すため、まずはグリップを取り除くのですが、このグリップは自分で交換したものなので、取り外しの仕方もばっちり理解してます(笑)

これでシフターを取り外せますが、その前にシフトワイヤーを通していたアウターケーブルを外します。なお、取り外したアウターケーブルは後で必要になるので、無くさないようににまとめておきます。
ダラーンと伸びたシフトワイヤー(インナーワイヤー)と、アウターケーブルが無くなった車体。この機会に、この部分も磨いておきましょう!

取り外したレボシフトと、破断した先のワイヤー。いままでご苦労様でした。
これでいよいよ新しいシフターを取り付けることができるのですが、その前にもう一仕事。

市販のアウターケーブルを必要な長さに切断しておかなければなりません。
せっかくなので黒以外の色のアウターケーブルにしてみました。最近は多様な色のアウターケーブルがあるんですね〜。どれもカラフルで目移りします(笑)
メーカーももちろんいくつかありましたが、今回チョイスしたのはグリップと同じメーカーのgrungeのもの。
ちなみにシフトワイヤー用のアウターケーブルは外径4mmで、ブレーキワイヤーのそれとは太さが異なるらしいので注意が必要だそうです。
このアウターケーブルを(基本的には)それまで使っていたアウターケーブルと同じ長さに切断します。ただ今回はシフター自体も変更しているので、場合によってはこれだと長短が出てしまう可能性も・・・?

まずはシフター側のアウターケーブルから始めます。
アウターケーブルは内側にワイヤーが折り込まれているのでワイヤーカッターで切断するらしいのですが、残念ながら手持ちの工具にそれはないので、普通にペンチを使って切断。だからなのか、切断面が結構派手に潰れます。これを先の尖った何かで押し広げ、シフトワイヤーを通せる状態にしたら、アウターキャップを両側に取り付けて、一つ完成。
これを3回繰り返します(うち一つはアウターキャップ不要)。

さて、いよいよ本日のメインイベント。新しいシフターを開封します!
購入したのは最もメジャーなメーカー、SHIMANOのシフターで、SL-M315L。フロントの3段ギア用のラピッドファイヤー。ラピッドファイヤーのシフトチェンジの感触を知ったらもう他のものでは満足できないくらいだそうなので、とても楽しみです!

ちなみに、シフターのSHIMANOロゴはこの向きになります。左専用なので向きを間違えようがないのですが、最初ロゴの向きだけ見て右側を買ってしまったのかとちょっと焦りました(笑)
握った際に最も違和感のないところにセットして、固定ボルトを仮止めして、ワイヤーを張っていきます。

アウターケーブルにワイヤーを通す前に、それぞれにワイヤーオイルを注油しておきます。CRCとかではダメなんだそう。
ちょうど手元にRVFのクラッチワイヤー注油に使用したワイヤーオイルがあったので流用します。

そしたらシフトワイヤーを通し、アウターキャップを固定穴にはめます。ナイスなことに、シフターを交換してもアウターケーブルの長さは従前のそれでバッチリでした。
あとは同様の手順でフレームに沿って取り付けるアウターケーブル(これはアウターキャップ不要)、ディレイラー側に向かうアウターケーブルをそれぞれカットし、同様の手順で取り付けます。

ディレイラーのワイヤーロック部分に仮止めしてシフトワイヤーを張ります(何度か強めに手で引っ張ってワイヤーを伸ばしておきます)が、この時フロント3段のギアを使っている場合は

・センター(2段目)に合わせ、リアを一番軽いギアにして合わせる。
・アウター(3段目)に合わせ、リアを一番重いギアにして合わせる。

ことでディレイラーの位置を調整するんだそう。
一般的にはフロントを1段目+リアを一番軽いギア、フロントを3段目+リアを一番重いギアで調整するように説明されているのですが、実際試してみたところそれではうまくいかず。
調べまくって上記の方法を知り試してみたのですが、これでバッチリ成功したのでした。

位置がうまく決まればそれでよし、決まらなければ最後は調整用のネジを使って微調整を行います(これはあくまで微調整です)。

左側にあるのが「インナー可動域ボルト」で、締め込むとディレイラーが外側(写真右側)に微かに稼働します。緩めると内側(写真左側)に微かに稼働します。2段目にディレイラーを合わせたらインナー可動域ボルトでチェーンとディレイラー内側との隙間を適正量に調整するのです(0.5〜1mm程度がいいらしい)。
同様に、3段目にディレイラーを合わせたら右側の「アウター可動域ボルト」で調整を行います。
こちらはインナーのそれとは逆で、締めると内側(写真左側)に、緩めると外側(写真右側)に微かに稼働します。
正面から見た時のディレイラーが左右のネジを締め込むことでそちら側に傾きディレイラーの内側と外側の位置を調整する、という仕組みなんでしょうかね?

シフトチェンジを繰り返して問題なくギアが切り替わることを確認したらワイヤーの調整は完了、最後にエンドキャップを取り付けます。
エンドキャップはシフター内箱の天井部分にテープで取り付けられているのですが、あやうく気がつかずに廃棄してしまうところでした。
これを(余分なシフトワイヤーを切り取った)断面につけてかしめるのですが、何気に硬く、ネジザウルスではうまくかしめられませんでした。
そこで他の道具を・・・なんてやっていたらキャップを落としてしまい、あろうことか排水溝に吸い込まれていってしまいました・・・orz

こうなっては取り戻しようがありません。やむなく他のもので代用することにして・・・手ごろなものとしては・・・裸圧着端子くらいか・・・。
しかたがないので、とりあえずそれで(笑)
カットしたワイヤーの断面からほつれてこなければ良いわけですから、これでも問題はないでしょう!

そしてワイヤーエンドを適当なところに這わせたら、シフターの交換・調整・取り回しは完了です。

フェンダー、ペダルの青もあるので新しいアウターの青もバランスが取れていると思いますが、いかがでしょ?
まぁこういうのは自己満足ですからね・・・(^ ^;;

というわけでフロントシフターの交換は無事に終了、あとは自転車も乗り回すだけだ〜。

で早速乗り回していたら・・・この後とんでもない悲劇に見舞われることに(RVFの悲劇とはまた別です)。
それはシフター交換とは別の話題なのでまた別の投稿で・・・orz

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)