RVF大掃除(2)

ちょっと間が空いてしまいましたが、RVFの大掃除の続きをはじめました。年内完了は・・・無理っぽいですね・・・(^ ^;;
まぁ気長にやりましょう!

今日はフロント周りを綺麗にします。ってゆーか、具体的にはフロントホイールを徹底的に綺麗にします。

というわけで、まずはフロントを浮かせましょう!
自作のフレームスタンドをセットして、タイヤが接地しない程度のところまで浮かせます。タイダウンベルトを巻き上げる時に(当然)車体がベルトに食い込んできますので、間に段ボール等を噛ませて滑りを良くしておいた方がいいです。

くるくる回ります。
しかし、よーくみるとブレーキホースが目一杯引っ張られてしまってますね〜。フォークが伸び切ることを想定しないで取り回したのでこういうことになるんですね。反省。

フロントが浮いたら、フロントホイールの取り外しに入ります。
アクスルシャフトを外せばそのままホイールを前に転がして外せるはず…なんて考えて作業を始めたため、後で痛い目をみました。

フロントホイールを外すには、まずブレーキキャリパーを外さなくてはダメです。まずはキャリパーからです。
大事なことなので2回言いました!!(笑)

実際、サービスマニュアルにもそのように記載されています。思い込みと、少しでも楽をしようという魂胆が良くなかったという好例ですね。
そんなわけで、アクスルシャフトを抜き終わってからキャリパーサポートボルトを外すことになりました。

サービスマニュアルの手順に従い、まずは右側のアクスル割締ボルトを2つとも緩めます。緩めるだけです。
ついでアクスルボルトを外すのですが、ここで新兵器投入。KTCのBP4-22、つまりはインパクトレンチ用のソケットヘッドです。
型番から分かる通り、ここのボルトの頭は対角22mm(M14ってことですかね)。事前に22mmメガネレンチをあてがって確認したのでサイズ間違いはありえません。
なので電動インパクトレンチにソケットをつけたらサクッとアクスルボルトにはめて一気に回す!!
そしてあっさり外れました。

続いて左側のアクスル割締ボルトを緩めたらアクスルシャフトを抜きます。なお、左側から引っ張っても抜けません。右側にアクスルボルトを軽く差し込み、そちら側から押し出します。
これだとさして力を入れなくても結構あっさりと左側から抜けます。
アクスルシャフトが抜けると・・・。

フロントホイールはサイドカラーがついたまま外れます。このサイドカラー、左右で長さが違うので気をつけなければなりません。右側のカラーの方が長いのです。左右のカラーの長さが違うのにセンターが出るって不思議な感じです(笑)
そしてRVFのフロント周りはスッキリ!

洗い越しを渡った海っペリを走ったりしたので、フロントホイールはチョー汚れています。
そもそも普段の洗車でもフロントホイールは洗いにくさもあってどうしても汚れが残りがちですから、取り外したこの機会にガッツリ洗いましょう!

こんな具合に!(笑)
ダートスコート、ここでも大活躍!

さて、フロントホイールを磨いたら、軽く拭き取り、あとは自然乾燥で水気が飛ぶのを待ちます。ただ待つだけでは時間がもったいないので、今のうちにオイル交換も済ませることにします。本当は年初に行うのですが、ちょっと前倒しで・・・。

オイル交換なのにバッテリーが取り外されているのは、オイルを抜き取る前に少し温めるためエンジンをかけようとしたから。
かけたから、ではなく、かけようとしたから。
そう、セルは勢いよく回るもののエンジンがかからず、何度か繰り返してしまったのです。どのみちRVFがこの状態では乗り回すことはできませんから、それならついでに充電しておこうと思って外したのです。
なのでオイルは冷え切った状態で交換する羽目に。その分時間をかけてオイルを抜くことにしましょう。

年初のオイル交換はオイルフィルターも交換します。キジマのマグネット付きオイルフィルター(型番105-833)は前回購入したものと同じ製品のはずなのですが、微妙に背が低くなっている?
と思ったら、前回購入したのは105-808。今回要したのは105-833。ん??
よくよく調べてみると、RVF対応を謳われているのは前者なんですね・・・。オンラインショップで購入したのですが、購入履歴が後者だったのでそのままポチってしまいました。まぁ後者をつけていた時に特に問題が発生したことはなかったので多分大丈夫なのだろうとは思いますが・・・。

そんなこんなで(微妙に気掛かりを残しつつ)エンジンオイルの抜き取りとオイルドレンワッシャー、オイルフィルターの交換は終了。
フロントホイールがない状態でRVFを吊り下げているので、少しでも重量を軽くしておくためにオイルの注入はホイールを組み付けた後に行うことにしましょう!

エンジンオイルを抜き取っているうちに、洗い上げたフロントホイールの水気もほぼ完全に飛んだようです。では早速組み付け作業に入る・・・前に。

せっかくフロントホイールにフルアクセスができる状態なのですから、この機会にリムステッカー(リムストライプ)を貼ることにしました。
MDFの6mm幅のもので、カラーはもちろんレッド!
そして同じくMDFのリムストライプ専用貼付ゲージもセットで調達。ゲージが2種類あるのは、間違って10mm幅専用のゲージを先に買ってしまい、後から4mm/6mm兼用のゲージを買い揃えたからです。最近、本当にこうしたミスが多くて困ります。

リムステッカーの上手な貼り方をネットで検索すると色々ヒットしますが、どうやら霧吹きに台所用洗剤を薄めた水溶液を入れ、リムステッカーを貼り付けたいところにこれでもかと言うくらいにたっぷりとその水溶液を霧吹きで塗布してからリムステッカーを貼り、水溶液で少し浮き上がった状態になっているリムステッカーの位置を調整しながら貼り付けるというのが基本のようです。

が、それらは車体にホイールが組み付けられた状態での作業方法。
僕は今回フロントホイールを外しているので、もっとずっと作業のしやすい環境が整っています。なので余計なことは一切せず、パーツクリーナーで徹底的に脱脂したら、男らしくゲージを使ってそのままスパッとリムステッカーを貼り付けることにします。
フロントホイールにフルアクセスできるので、位置合わせを貼り付け後にする必要はないはずだからです。

ただ、ステッカーを貼るにあたって、一本(1/4周分)ずつ台紙ごと切り取って使うことに。ステッカーを全部剥がしてゲージを通すと、貼り付けていない部分がどこかしらにくっついてしまい、接着力が弱くなるかもしれないことを恐れたからです(上記リンクでもこのやり方が採用されていました)。

まずはゲージだけをあてがってホイールに沿わせて動かしてみます。その動きを確認したら、ゲージに台紙の一部を剥がした1/4周分のリムステッカーをくぐらせて、じっくりと押し付けながら一気に貼り付けます!
霧吹きを使用していないので貼り直しは不可!緊張しながらも一気にグイッとゲージを動かします。
一本貼れたら、1cm程度重ね合わせて同じ容量で2本目、3本目、4本目を貼っていきます。4本でぐるっと一周綺麗にリムステッカーが縁を描きます。
これを左右両面行うわけですね。
近くで見ると若干ずれているところとか歪んでいるところがありますが(ホイールバランスのための重りがまさかの障害に・・・)、遠目のぱっと見は綺麗な円が描けているのではないかと思います。
手先の不器用な素人による初めての作業にしては上出来ですよね!

リムステッカーを貼ったホイールを、いよいよRVFに組み戻します。
戻しの手順ははずしの手順の反対。
サイドカラーを間違えないようにセットしたらフロントフォークの間にホイールをセットし、アクスルシャフトを通します。
アクスルボルトを規定値で締め、割締ボルトも規定値で締め付けたら組み戻しは完了。RVFをフレームスタンドから下ろします。

忘れないうちに、オイルを全量注入しましょう。オイルフィルターも交換しているので2.5Lを注ぎ込みます!

使用するオイルはもちろんHONDA純正のULTRA G3。オイル缶のデザインが変更になって、ちょっと高級感があるような?
オイルジョッキを使ってこぼさないように気をつけつつ、必要量を注ぎます。エンジンをかけてからの油量をチェックできないのが残念です。

そして完成したフロント周り。
リムステッカーを貼っただけですが、これだけでも随分とフロント周りが引き締まった感じがします。
後日、もちろんリアホイールにもリムステッカーを貼り付けますが、きっと前後がお揃いになったら、RVFの足回りはさらに華やかに見えることでしょう。

今から楽しみ♪

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