喜多方(会津)、燕三条(越後)、小布施(信濃)旅行(1)

先日、老母が希望していた旅行に出掛けてきました。福島、新潟、長野をぐるっと回るようなルートを、2泊3日での強行軍(?)です。
もちろんフリードハイブリッドで!

初日の目的は喜多方で喜多方ラーメンをいただくことと、会津の銘菓を購入すること!
というわけで、まずは福島方面に向かうため外環道から東北道へ入り、郡山JCTから磐越道に。途中いくつかのSAに立ち寄りながら、高速道路最後に立ち寄ったのは出口に設定した猪苗代磐梯高原IC手前にある『五百川PA』。

下道に降りる前にトイレ休憩をとるのはもちろんなのですが、このPAにはミニストップが併設されていたため、ここで老母の最近のお気に入りであるプリンパフェなどの甘味を食べつつしばしまったりです。
駐車場側から見た限りでは、紅葉は・・・どうなのかなぁ??

この後猪苗代磐梯高原ICで下道に降りたら、県道7号線を使って磐梯山を右手に眺めつつ喜多方に向かいます。この県道7号線には磐梯山を眺めることのできる眺望スポットが設置されていることを知っていたので、そこに寄って紅葉の磐梯山を撮影です。

萌えるような錦・・・とは行きませんが、それでも山は全体的に赤く、なかなかの見応え!
こうしてしばし撮影に勤しんでいたら、遠くで踏切の音が。
振り返ると、遥か彼方に電車(気動車?)が!

iPhone11のズームで撮影しているのでちょっと荒っぽいですが、なんとか列車の姿を捉えることができました。後々調べてみたところ、どうやら磐越西線という列車のようです。
幸先よく電車の撮影ができたので、もしかしたら只見線も撮影できるかも!?

ひとしきり撮影を終えたら、最初の目的地である喜多方はもうすぐそこ。そして訪れる予定のラーメン屋さんは通り沿いなのですぐにわかります。
今回はちゃんと公式のラーメンマップで営業時間その他をちゃんと調べていきましたから問題ないはず!

・・・だったのですが、なぜかこの曜日ではない定休日の看板がこの日も出されていて・・・。
この間のハンバーガーもそうですが、インターネット上では複数のソースに情報が並列して存在してしまうわけですから、オフィシャルな情報源をちゃんと作っておいてほしいですよね。そしてリアルタイムできちんと更新してほしいですよね、まったく。

最悪、喜多方でラーメンは諦めるか・・・と思いながらしばらく通りを走行すると、偶然にも営業中のお店が見つかりました。

そのお店がこちら。『喜多方らーめん わんわん』。駐車場も完備ですし、店内も車椅子で入ることができるくらいの広さがありました(バリアフリーというわけでもない)。

老母がこのお店おすすめの「わんわん特製 喜多方ラーメン」をオーダーしたので、僕は趣向を変えて塩ラーメンにしました。あっさりしていて食べやすいです。醤油のガッツリしたお味もいいのですが、どのみち老母は一人前を食べきれないため、醤油ベースの喜多方ラーメンは結局口にすることになるわけで、その分も考慮してのチョイスなのです。
そしてお店おすすめの焼き餃子。これもみっちりしていて美味しかったです。
喜多方のいわゆるラーメン会に加入しているお店ではありませんでしたが、美味しくいただくことができて満足満足!

喜多方でラーメンを食べるという目的を達成したら、最後に会津地方で片付けておかなければならない用事はあと二つ!それは・・・。

これとこれ!(笑)
福島といえば「ままどおる」と「薄皮饅頭」ですよ!
実はどちらの店舗も喜多方の直下(南側)にあるため、比較的簡単に立ち寄ることができるのです(柏屋の方は以前ツーリングで訪れた店舗でした)。国道121号線バイパス(無料区間)から国道49号線に入ってすぐというわかりやすい立地で、このあとこの国道49号線から国道252号線を使って新潟に抜けることを考えると、なかなかナイスな場所にあって助かります(笑)

どちらのお店でも目的のものを購入したら、いよいよ県境を越えて新潟を目指します。
ところで、国道252号線は冬季閉鎖されますが、事前に確認した情報では予定期間は12月5日から。そして直前に調べた情報でもその内容が変わっていなかったことから、通行止めにはなっていないことを確認しました。一本道とは言え、もう随分と日も傾いていますし、気を引き締め直して県境峠道を走行です!

国道252号線は只見川、只見線に沿って走る国道で景色もかなり美しいところなのですが、なにぶんもう夕方に近く、街中で傾いていたお日様は山沿いに入ることで一気に暗さを増し、そこに夕方から夜へと時間が進んでいくわけで、いつの間にやらあたりは真っ暗に(笑)
時間的に遅いわけではないのですが、気分はもう深夜です。

そこで、トイレ休憩で立ち寄った『道の駅 奥会津かねやま』で見つけた、すぐ近くにある温泉でひとっ風呂浴びて行くことにしました。この時間でまだ福島県にいるということは、越後湯沢のいつもの温泉に入るのは時間的にちょっと厳しい、という判断からです。

立ち寄ったのは『大塩温泉』という、ある意味素朴な日帰り入浴施設。
お風呂は鉄の匂いがかなり強い濁り湯。入り口からちょっと長い階段を下り、無人の受付に400円支払って入浴するシステムでした。
老母は足腰が悪いのでこの階段の上り下りがかなり大変でした。が、ぬるめの温泉にゆっくり浸かることができたので結構満足したようでした(事前に階段があることがわかっていたら訪れなかったでしょうし)。

温泉は外風呂もあり、多分昼間に入ったら眼下に只見川を一望できる絶好のロケーションだったと思われます。が、なにぶん既に日は完全に落ちているため、宵闇しかみることができず・・・。星空でも眺めることができればまだよかったのですが、困ったことに雲も出てきてしまって・・・とほほ・・・。

そうして温泉を出たら、あとはひたすら新潟県の小出を目指すだけです。小出が国道252号線の一つ目のどん詰まりなので!
ただ気になるのは道中表示されていた、県境は大型特殊通行止めという案内。でもうちのフリードハイブリッドは普通乗用車ですから問題ないはず。
ないはずなのに、なぜかナビの案内は県境でUターンして戻り、群馬の方を経由して進む道を案内しています。
真っ直ぐ小出に抜けて越後湯沢を目指せば130kmくらいなのに、ナビのルートは350kmくらいを示しています。これ、実は乗用車も通行止めでしたとかだったら目も当てられないんじゃ・・・という不安をいただきつつ、ひとまず先に進みます。
戻ることを都度案内するナビはうるさいだけなので切ってしまいましょう!

初日のルート上にある観光ポイントとして最後に立ち寄ったのは、只見線の只見駅!
もちろん真っ暗で、かろうじて駅構内に灯りが灯っている感じです。でも中に人がいるわけでもなく、時刻表を見ると列車は30分ほど前に行ってしまったらしく、次の逆方面最終が2時間後くらいにやってくるみたいでした。
というわけで、只見線を見るのは諦めて先に進みます。

只見駅を越えるともう道は田子倉湖沿いの峠道となり、いよいよ民家も無くなっていきます。真っ暗な深い森の中をひたすら走ることになるのですが、とにかく通行止めになっているかもしれないという不安があまりに大きく、それがまた夜の闇を一層色濃いものにします。
そして運命の県境。

なるほど、確かに大掛かりな工事が行われており(トンネル掘削工事なのかな?)、かなりくねくねと(臨時の信号機も設置されていて)小さく曲がりくねります。こりゃー大型特殊は通れんわな〜。ってゆーか、普通に大型もむりなんじゃないかなぁ・・・?

でもこうした(片側交互通行の時によく見かけるカウントダウン付きの)信号機があるということは道はきちんと続いているということのはずですからちょっと希望が(笑)
そして無事に県境を越えることができました(⌒▽⌒)

県境を越えて新潟県側に入ってしまいさえすればこちらのもの(?)です。
ここまで結構な急勾配を登ってきましたが、今度はそれを下っていき、やがて民家がパラパラと現れ始め、入広瀬を超えたあたりからだんだん街の雰囲気になっていきます。もちろん営業中のお店とか歩いている人とかの姿は目にしませんが。

そして見慣れた越後須原駅を越えればもうよく知った景色が広がります。
国道252号線を無事に走り抜けることができ、たどり着いた国道17号線。ここまで来るとあとはひたすら越後湯沢方面を目指すだけです。それも、ほとんど勝手知ったる道ですから!
浦佐を超え、六日町を越え、塩沢に入って途中のスーパー(今回はHarashin)で少し買い物をしたらもう我が小部屋はすぐそこ。

越後湯沢に入った時間をよくよく見れば、なんだかんだで大塩温泉に入らなければいつもの湯沢の温泉にギリギリ間に合ったかも?というような時間でした。でもまぁそれは結果論に過ぎませんし、知らない温泉に入るのも楽しいものですからこれはこれでよかったのかも?

部屋で軽く晩酌したらこの日は終了。翌日に備えて、すぐに就寝となったのでした。

二日目に続く。

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