名古屋・あわらツーリング(Day3:東尋坊、すし玉)

3日目の朝を迎えました。3泊4日のツーリングなので、いよいよ折り返して後半戦に突入します!

お部屋の窓から明けゆく空を眺めていたら、天使の梯子が!いいことあるかな?
そして昨晩は音しかわかりませんでしたが、通りを挟んですぐを走るえちぜん鉄道三国芦原線の姿を拝見できました。電化されているんですね〜。

夜明け前のものすごく変な時間に目が覚めてしまい、ひたすらお風呂が開くのを待っていたのですが、窓からこうした景色を眺めているだけでもなかなか楽しいものです。あっという間・・・は言い過ぎですが、時間が経つのを早く感じました。

大浴場が開場するまでこうして時間潰しをしていたら少し遅れてしまったため温泉は残念ながら一番風呂ではありませんでしたが、湯船はほとんど独り占めできたので満足満足♪
朝食の予約時間までずいぶんとゆとりがあるので、かなーりのんびりと温泉に浸かっていました。
お風呂を出たら少し部屋でのんびりし、D750・・・というか、標準ズームレンズのAF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRの動作チェックを行います。
というのも、同レンズのVR(手振れ補正)が機能していないことがわかったから。もう一本のAF-S NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6G VRのVR機構は問題なく作動することから、本体側の問題ではなくレンズ側の問題のようです。バイクで持ち歩いたりするから、ダメージが蓄積してなのかな?
いずれにしても、今日以降の標準ズームは手持ち撮影時、VR無しってことになります。ま、さほど実害はないと思いますが・・・。

そのほかカメラ本体の簡単な清掃などを行っているうちに、朝ご飯の時間になりました。夜明け前から活動しているので、お腹すいた〜。
朝食も結構なボリュームですが、今日もたくさん走るのでがっつり食べよう!

朝ごはんを食べたら、今日のルートを大まかに再確認して荷物をまとめます。今日はこの足で東尋坊を見学、お昼は富山県のお寿司屋さん、そして可能なら新潟県に入ってから温泉に立ち寄り、夜は苗場の小部屋で最後の乾杯。時間を気にする必要があるのはお昼ご飯くらいかな〜(宿泊は自分ちなのでチェックイン時間とかはない)。
さて、チェックアウト手続きを済ませ、大荷物を持って外に出たら・・・あれ?雨!?
それも結構な勢いで降っています。今日のお天気は晴れだったんだけどなぁ。

昨晩、RVFは屋根の下に止めさせてもらったのですが、こうした事態も起こりうるわけですから助かりました。レインウェアを着用するにしたって荷物を積むにしたって、濡れずに行える方が断然いいですもんね。
しかし、宿の方が見送りのためにそこにいるので(しかも傘をさして!)、慌ててレインウェアを着用し、フィールドシートバッグにもカバーを被せます。急いで駐車場を出発だ!
目指すは東尋坊!

雨天じゃ、東尋坊の景色も荒々しいものになってるのかも・・・。

と思ったら、宿を出て5分もしないで青空に。どうやら降っていたのは宿の周りのほんの小さな範囲だけだったようです(笑)
レインウェアは、東尋坊についてから脱げばいいか。

道路番号こそいくつか跨ぐものの、宿からはほぼ一直線に進むことができるため、迷子になることなく無事に東尋坊に到着しました。

平日の午前中ということもあり、観光客のものと思しき車両はほとんど目につきませんが、かわりに駐車場の呼び込みの人があちこちに。
どこも大抵500円/日のようです(お土産屋さんの駐車場は物品購入で無料になるらしい?)。
僕は事前に情報収集をし、市営駐車場がバイクは200円/日であることを知っていたのでそちらに駐車しました。が、土日や連休ならいざ知らず、観光客のほとんど見込めない平日の午前でも駐車場を開放しないってのはどうなんでしょうね?
そしてこれまた事前に情報を得ていましたが、駐車場の管理人の態度は結構横柄で、観光客をお客様と思っていないようなそぶり。まぁ田舎の人だからといってしまえばそれまでなんですが・・・。

それにしてもものすごい駐車場の数!シーズンだとこれが全て埋まったりするのかなぁ?

さて、「なんだかなぁ」と思うようなこともないわけではありませんが、気持ちを切り替えて人生初東尋坊を満喫しましょう!

裏寂れた(失礼!)商店街のメインストリートを抜けると、眼前に一気に大海原が広がって視界が開けます!いよいよ東尋坊か!
ところで、その商店街中央付近には東尋坊タワーなる塔が建ってしました。ここを訪れたことのある家族や知人にその話をしたところ、そんなものはなかったという返事が一様に返ってきましたので、結構新しいタワーなのかな?それにしてはちょっと古めかしい・・・??
それにしても、崖の上から海を眺めることができる東尋坊で、わざわざ塔に登る理由があるのかしら?

商店街のどん詰まりの石段を下りれば、そこが東尋坊!
断崖絶壁の上から眺める海は広くて丸くて気持ちいい!

柱状節理というやつですかね、そそり立つような岩肌です。地面に突き刺さっている感じというか、地面から突き出てきた感じというか、不思議な感じです。柱状節理を見るのは初めてではないのですが、こんなに大きなものを間近で見たことはなく、やっぱりこのサイズには圧倒されますね!
そして響き渡る波の音・・・というより、岩に打ちつけて鳴り響く破裂音?

真っ青な海に、真っ白な波飛沫。まさに日本海って雰囲気です!

遥か向こう・・・というほどでもありませんが、朱の掛け橋が。松島でも同じような橋がかかっていましたが、こちらのほうが随分と長いですね〜。こちら側(本州)と雄島という島とを結ぶ、その名も雄島橋という橋だそうです。
時間があったら渡ってみたかったけれど、今日は東尋坊でいっぱいいっぱいなのであきらめましょう。

行きに通った商店街(というか、正確にはお土産屋街?)にある一店舗で実家用に越前カニを購入(もちろんクール便で発送しましたよ!)、さらにパラパラと家族にお土産を買ったついでに、会社用に数が多くて「東尋坊」と入っているお菓子も購入。これはばらまき用です(笑)

東尋坊の見学にもっと時間がかかるのかと思っていたけれど、想定よりも随分と早く見学が終わってしまいました(2時間くらいの予定でいたのですが、1時間もかからないくらいで終わってしまった・・・)。
ただ、後々になってから気がついたのですが、命の電話を見るのを忘れていました。別に電話をかける必要はないのですが、やっぱりあれも一つの名所なわけで・・・。

見学が早く終わってしまったことで時間に随分とゆとりができました。なので教わった富山のお寿司屋さんへは行けるところまで下道を使うルートに変更します。もともとは近場のIC(金津ICか加賀IC)から北陸道に入って、一気に富山ICまで走り抜けてしまう予定だったのですが、このタイミングでこれをしてしまうとまともにお昼の時間にぶつかってしまいそうなので。

東尋坊を出たら国道305号線から坂井丘陵フルーツラインを経由して国道8号線へ。
国道8号線を直進するとそのまま小松バイパスに乗れます。ただ、小松バイパスはその名の通りずっと乗っていると小松に連れて行かれるので、途中で富山方面へ進路を変えなければなりません。曲がる場所も含めて大まかなルートは東尋坊を出る際にチェックしましたが、途中で確認しないことには不安で仕方がありません。

と、ちょうどバイパス脇に道の駅の案内板が!よし、そこに行って小休止がてら地図確認だ!

立ち寄ったのは、小松バイパス蓮代寺ICを降りてすぐの道の駅 こまつ木場潟。ちゃんとバイク置き場も用意されています(わかりづらくて最初通り過ぎてしまいました)。ルート確認で立ち寄っただけではありますが、せっかくなのでちょっとコーヒーブレイクします。
道の駅の入り口で売っていた塩豆大福を購入し、ドリップコーヒーと合わせていただきます。甘くて美味しい(^ ^)

トイレも済ませて道の駅を出たら再び蓮台寺ICから小松バイパスに入り、少し先の八幡ICで同バイパスをおりると、加賀産業開発道路(県道22号線)という道路に入れます。これが富山方面に向かうルートになるのですが、イメージとしては金沢を挟んで北陸道と右ルート・左ルートみたいな具合ですね。
加賀産業開発道路もとりあえず一直線に進むだけなので、時間を見ながら行けるところまで進みましょう!

加賀産業開発道路はやがて国道159号線になるのですが、この辺りまで来ると景色は随分と街中のそれになります。時刻はぼちぼちお昼を過ぎるので、ここらでルートと残りの距離を見ておきますか。
RVFを歩道に乗せてエンジンをカットし、GoogleMapでルートと富山までの距離を確認。あと50〜60kmくらいか〜。下道だけで進むのはちょっと危険かな。
ちょうどこの先の金沢森本ICで北陸道と接続するから、そこから高速道路に乗って距離を稼いでしまいましょう!

さて、再びRVFのエンジンをかけ、何気なくテール周りに目をやったところ・・・。
あ、テールランプが片方切れてる・・・。というわけで、ここで再びの応急処置!テールランプはともかく、ブレーキランプの方は自分の命に関わります。端子が外れてしまうのが原因なので、少しきつめに食い込ませることで一応の対策としましたが、この先もこまめにチェックしたほうがよさそうですね!
(幸いにもその後端子が外れてしまうことはありませんでした)

教えてもらったお寿司屋さんは北陸道の富山ICを降りてまっすぐ進んですぐの左側にあります。つまり金沢森本ICから北陸道に入るのはむしろ合理的選択とも言えるわけですね。金沢森本ICから富山ICまでの50kmくらいをノンストップで一気に駆け抜け、遠くに立山連峰の美しい稜線を眺めながら富山ICで北陸道を降ります。
富山ICは降りるとそのまま国道41号線に乗れるので、富山駅方面に向かい進むこと数分。

うまい具合にお昼の時間を外した14:00。ほぼ計画通りの時刻に教わったお寿司屋さん、廻る富山湾 すし玉 富山掛尾本店さんに到着です!
富山出身の同僚にお願いしたのは、
(1)バイクが止められること(駐車場があること)
(2)ランチ営業をしていること
(3)安いこと
の3条件。
それらを勘案して教えてくれたうちの一つが、こちらでした。

しかし、悲しいかな。僕はあまりお寿司を食べることがないため、寿司ネタのことなんてほとんどわかりません。その上、板前さんとのやりとりとかそういうのが苦手なコミュ障なので・・・。

いわゆるセットものを注文するしかありませんでした(笑)
地物のセット(11貫)。どれがなんというネタか、わかります?

写真には撮っていませんが、この後最後に玉子をオーダーしました。ふぅ、お腹いっぱい!
ちなみにすし玉さんではランチタイムのお味噌汁はおかわり自由とのことでした。出汁がよく出ていて、美味しいお味噌汁でした。

お寿司は食べると体が冷えますが、昼間は日差しもあるため今はまだこれは問題になりません。ただ日陰はそこそこ冷え込んでいることから、日が落ちたらかなり寒くなるであろうことが予想されます。
この暖かさがあるうちに、できる限り進んでおきましょう!

すし玉前の国道41号線を富山駅方面に向かい、標識に従って進んでいけば国道8号線再びに乗ることができます。この国道8号線(魚津滑川バイパス)を新潟方面に進み、ひとまず目指すは上越市、要するに(何度か訪れたことのある)直江津です。
直江津まで辿り着ければ苗場の小部屋までの距離感や位置関係は掴めます。その時点から逆算して、松之山温泉あたりでお風呂に入れるかどうか判断することにしましょう。

そんなことを考えながら国道8号線を進むと、見覚えのある場所に。そう、御嶽山噴火の復興支援ツーリングの際に宿泊した宇奈月温泉の玄関口、黒部市
富山ICを降り、すし玉を出てからずっと立山連峰が綺麗に見えていたのですが、撮影スポットを探しているうちに結局ここまできてしまいました。ここを過ぎたらますます立山連峰から離れていってしまいます。それに、どんどん暗くなっていきますし・・・。
そこで一時的に脇道にそれ、ちょっと見晴らしの良さそうなところを探します。

そして偶然見つけたこの場所。
今回のツーリングのベストショットかも?
RVFと立山連峰です。山の頂はもう真っ白じゃないですか!これから行く津南や十日町は大丈夫かしら??

雄大な立山連峰を見ることができてご満悦。
過去数回富山を訪れていますが、いずれも立山連峰の姿を拝見することができています。その話を富山出身の同僚にしたら、それはとても珍しいことなんだとか。基本的に立山連峰は雲に隠れて見えないことの方が多いらしく、その姿を見られる人は立山連峰に歓迎されているそうです。
そっか〜、歓迎されているのか〜(笑)

とは言っても、いつまでもここで撮影をしているわけには行きません。今日中に新潟県に入り、越後湯沢まで進まなければならないからです。ここはまだ道半ばなのです。
撤収準備をしていたら、ここでもまた天使の梯子が!視界がブワッと開けた場所で見る天使の梯子はとても神秘的でした。
もう少し待ったら、紅富士ならぬ、紅立山連峰がみられたのかもしれませんが・・・。

撮影機材を積み込んだら、RVFのエンジンをかけてまた国道8号線に戻ります。ここからは巻きでいくぜ!
入善町、朝日町という、これまた見覚えのある町を通り過ぎたら富山県に別れを告げて新潟県に入ります。そしてヒスイ海岸を走り抜けたら見えてくるのが親不知・子不知。
空を見ればちょうど日が落ちるかどうかというところで、もしかしたら日本海に沈む夕日を見ることができるかも。幸い親不知には道の駅がある!(そして寄ったこともある

急いでその道の駅 親不知ピアパークに立ち寄り、RVFを駐車場のど真ん中に止めたら撮影機材をセット。
どうやら日の入りには間に合ったみたい・・・なのですが、夕日の沈む方向は、海というよりも山?
よく考えれば、日本海に面しているからといって必ずしも海が西向きに位置するとは限りませんよね。後々地図で確認してみたところ、なるほど親不知の日本海はほとんど北向き・・・orz
それでも綺麗な夕暮れの光景が見られました。ちょっと雲が多いですが、その分雲の隙間から夕日の光線がダイナミック!

遠くの防波堤では釣りを楽しむ人のシルエットも。のどかで、平和な光景ですよね。駐車場に番長止めしたRVFも、夕日を受けて少し穏やかに見えます。カッコイイ!

しかし楽しんだのも束の間。この道の駅で、悲劇は起こったのでした。
夕日を撮影するために、海岸に続く(と思われる)坂道に三脚を立ててカメラをセットしていました。そして撮影機材を標準ズームレンズから望遠ズームレンズに交換するので、標準ズームレンズにレンズキャップを嵌めようとしたその時。
手から滑ってレンズキャップを落としてしまいました(落としたのがレンズ本体ではないのは不幸中の幸いとも言えますね)。
レンズキャップの「面」で落ちてくれればよかったのに、レンズキャップは「辺」で落ちてしまい・・・。そのまま坂道を転がり下っていき、坂道の脇からさらに下の道端の雑草の茂みの深くに転落・・・。
急いで落ちたと思われる場所付近を捜索しましたが、レンズキャップはそんなに大きい物ではないこと、黒一色であること、日暮れで足元も薄暗く、さらに茂みの中なのでますます根本は見えないことなどが相待って、結局発見には至らず。
このツーリング、カメラ絡みではちょっとトラブル続きかも・・・。

まぁ見つからないものは仕方がありません。どのみち標準ズームレンズはVRが機能しないというトラブルも抱えていますから、東京に戻ってからまとめてどうにかすることにしましょう。
気持ちを切り替えて地図を確認、とにかくまずは上越市、より具体的には直江津までの距離を確かめます。まだもうちょっとあるな〜(50〜60km程度)。

親不知ピアパークを出て国道8号線に戻ったら、新潟方面にとにかくまっしぐらに進みます。
北陸道に再び乗ることも考えましたが、北陸道を使って越後湯沢ICまで進むと、途中長岡を経由するというチョー大回りになり、単純計算で走行距離が3倍近くになってしまいます。かといって、速度が一般道の3倍だせるかは微妙なところ。
なら下道で行ったほうがいいに違いないという思い込みもあり、ひたすら国道8号線を進むことにしました。なんだかんだでまずまずのペースで流れていましたから。

でも、やっぱり疲れていたんですよね、多分。
だって、北陸道を使ったって、長岡まで進まずに途中の上越ICで降りれば、単純に国道8号線部分をショートカットできたわけですから・・・。

日は完全に落ち、進行方向の左側は真っ暗な海。
満天とまではいきませんがたくさんの星が暗い海の上に輝いているのが確認できました。日差しがなくなって圧倒的な寒さですが、もう少し時間にゆとりがあれば海と星空の撮影にもチャレンジしたかった〜。
この寒さを見越して親不知ピアパークを出発する時にレインウェアを(防寒・防風目的で、ですが)着用していたのはナイス判断でした!

そのうちに雨粒がぽつりぽつり。あるいは強風で運ばれてきた遠隔地の雨粒とか波飛沫だったのかも?
辺りは漆黒の闇なのでちょっと判別がつかないのですが、少なくとも上空に星は出ているので、後者のいずれかっぽいですね。
この意味でも、レインウェア着用の判断はナイスでした!

というのも、風向きを考えると雨の降っている場所に向かって走っていることになるから。
暗闇の雨天か〜、と少し心細くなり始めていると、町灯りが見えてきました。糸魚川市に入ったのです。少し降りが強くなってきましたが、街の明かりが見えるだけで元気が出てきますね(笑)
当初の予定では給油は上越市に入ってからだったのですが、ちょっとガスの残量も心許なかったので(おそらくリザーブにしないと上越市に辿り着けない)、道沿いに現れたENEOSで給油をしておくことに。
フルサービスのスタンドだったので、店員さんに天気予報の情報や上越方面の情報を尋ねてみたところ、今日は雨予報は出ていないし、上中越も同様らしいことがわかりました。
じゃ、きっと通り雨に違いない。手前では星も見えていたのですから、すぐに止むはず!でも念の為、グローブもレイン用のものに交換しておきます。備えあればなんとやら、ですからね!

ガソリンが満タンになると心強く感じるもの。給油をしたのが17:30ごろで、そこから1時間程度で上越市にたどり着けるペースで走りきることができました。しかし当たり前にもう辺りは完全に真っ暗!そして上越市は比較的大きな町なので交通量が結構多くなり、ペースが上がらなくなってきます。
こうなってくると、否が応にも気持ちが急いてしまいがち。それに、疲れも結構溜まってきていますし。
その証拠に、上越市に入って直江津の脇をかすめ、使い慣れた国道253号線(ほくほく街道)を右折して十日町方面に進むはずだったのに、この253を(その先で分岐する)353と勘違いして右折すべき交差点を通り過ぎてしまい、15〜20分程度ですが時間をロスすることに。

ロスした時間も距離もさほどではありませんが、この集中力・注意力の低下は少し危険です。
この低下をカバーするためにペースを落とし気味にする必要があるでしょう。となると、松之山温泉への立ち寄りはやめて、食材の買い物をする越後湯沢まで慎重に進んでいくほうが良さそう。
そういう事情もあって、以後道中の撮影はなし!ってゆーか、そもそも寒さで写真を撮るどころではなくなってきたというのもあるのですが・・・。

国道253号線は片側1車線。途中、ほくほく線と並走するなど見どころもありますが、すでにそういう時間でも気分でもありません。
ほくほく街道はトラックの走行も多いものの、ペースはそこそこ(信号はほとんどありませんから)。RVFの弱いヘッドライトをハイビームにしてもほくほく街道の闇夜を切り裂くのは心細く、また雨によるものか夜露によるものか、路面は完全にウェット状態な上、湿度100%ともいうべき濃霧!
なので先行するトラックをあえて追い抜かず、後ろにくっついて走行します。トラックの後ろはスリップストリームもあって単独走行するよりも濡れずに済むというのもあります(笑)

途中でトラックと別れて単独走行になりましたが、その途端。薄暗いRVFのヘッドライトが目の前を横切る狸や狐の姿を突然照らし出し、驚くこと数回。接触したり転倒したりしなくてよかった・・・。

この国道253号線は国道403号線との交差点で左に逸れていき、直進方向の道は国道353号線になります(この印象が強かった!)。
これを直進方向へ進みます。そして立ち寄りを断念した松之山温泉をかすめるようにして国道353号線は十日町方面へ延びていきます。
すでに真っ暗で全く見ることができない信濃川を越えると国道353号線は慣れ親しんだ国道117号線にぶつかります。この国道117号線を左折し、清津川を跨ぐ清津大橋を渡ってすぐの山崎交差点を右折。すると道は再び国道353号線となり、清津川と並走しながら清津峡をかすめ、十二峠を駆け下り、味噌なめたかで有名な関興寺を左手に見ながら上越線の線路をくぐってそのすぐ先で国道17号線(三国街道)とぶつかります。
国道17号線まで来ればもうそこはホームグラウンドみたいなもの!(笑)

石内スキー場、GALA湯沢を越えて越後湯沢駅に近づき見えてくるのが、愛用しているスーパーのNOGUCHI。かつて虹を撮影したこともあるくらい通っています(笑)
昨今のコロナ禍でNOGUCHIも営業時間の短縮を余儀なくされていますが、それでも閉店まで十分に時間のある20:00ごろにNOGUCHIに到着しました。
もし松之山温泉に立ち寄っていたら、買い物するのは時間的に厳しかったかもしれませんね。
さて、今日はNOGUCHIでお弁当とかを買って部屋で飲むか!ホテル、旅館と泊まり歩いて、最後は宅飲みだ〜(笑)

が。
・・・お惣菜関係は全て売り切れでした・・・。考えることはみんな同じなのか??

ですがNOGUCHIはスーパーマーケットですから、普通に食材も売っています。なので予定を変更して(面倒ですが)自分で夕食を用意することにしました。ここまでとても寒かったですし、ここからはさらに寒くなるでしょうから温まるもの。でもって、あまり手がかからないもの。

!!
そうだ、お鍋にしよう!

お鍋用にまとめられたお野菜のセット、鶏団子、鍋キューブを買い物カゴに放り込んで、それからパックご飯と卵!これがあればシメの雑炊が作れますからね〜(笑)
その他、明日の朝食用のパンなどを購入して、レジでお会計を済ませます。エコバッグを持ってきていないので、初めて買い物袋も購入しました。
段ボールじゃRVFには積み込めませんものね。

買い込んだ食材その他を無理やりフィールドシートバッグの上に載せて、ツーリングネットで落ちない程度に固定したら、最後にもう一走り!
新潟県側の峠道を群馬県方面に駆け上り(県境の三国トンネルまではいかない)、無事に苗場の小部屋に到着しました。こちらも路面は完全にウェットでしたが、空を見れば雲はあるものの星々が煌めく綺麗な空!

寒くて震えているのと、無事にたどり着いてホッとしているのと、お手洗いに行きたいのとで早く部屋に入りたいのに、綺麗な星空をせめて1枚だけでも・・・と撮影してみました。
が、この直後、D750はバッテリーが尽きました。最後にかろうじて星空を撮れてよかった!

ますます重く、数も増えた荷物を抱えて部屋に入ると、室内なのにまるで屋外のような寒さ!
こたつのスイッチを入れ、ストーブをつけてお湯を沸かし、さらにカセットコンロでお鍋の用意。とにかく部屋が暖かくなるものをどんどん準備します。石油ストーブのつき始めの匂いって、結構好きなんですよね〜。
ストーブに乗せたやかんから暖かそうな湯気が立ち上るのをみて、ようやく一息。
お鍋は具材を入れたら煮えるのを待つだけですから、その間に乾き物で一杯。お鍋ができたらそれでも一杯。あ〜、生き返る〜。

シメにパックご飯で作った雑炊も美味この上ありません。あんなに寒かったのに、食べ終わることには汗だくに(笑)

最後に石油ストーブで沸かしたお湯でコーヒーを淹れて、今日1日の無事をしみじみと噛み締めながらホッと一息。新潟県は水道水でも十分に美味しいコーヒーが淹れられる〜。

そのコーヒーも飲み終えたら、お布団を敷いて、3日目も無事に終了。
明日は目覚めたら東京に戻るだけです。楽しい旅も、いよいよ終わりを迎えるのか、ちょっと寂しいなぁ。

最終日に続く。