祝・古稀:親孝行旅行〜清津峡、上高地、木曽 01

5月の第二日曜日といえば世間的には母の日というイベント日。そして実はそのすぐ翌月には、僕の母の誕生日というイベントがあります。
そして今年のその誕生日は、一つの節目となる古稀を迎える誕生日なので、この三つを全部ひっくるめてお祝いすることにしました。そのお祝いの企画が今回の旅行なのですが、それは母がかねてから行きたがっていた上高地への招待!
ちなみに日程は5月17日〜19日の2泊3日。
初日はいつも通り越後湯沢に一泊し、ついで上高地で一泊、最終日は今回”も”木曽に抜けて東京に戻る、ちょっと弾丸ツアーです(笑)

ところで。

18日って別の予定が入っていなかったっけ?と思ってくれた人は鋭い!(笑)
ここで書いたように、本当はこの日は病み上がりの彼の復帰祝いツーリングが開催される予定でした。しかしお天気予報によれば当日の天候がちょっと微妙なことに。
病み上がりもいますし、現地で雨に降られたりするのは(普段以上に)避けたいところ。というわけで、苦渋の決断ですが開催前日に今回のツーリングは延期することが決められたのでした。
なお、もともと予定が入っていたのに、どうしてこの日程でそもそもこの旅程を組んだのかについては、また後述します。

というわけで、宿泊明け勤務の17日、帰宅した足で家族(今回は僕、母、妹の3人です)と合流し、まずは越後湯沢でいつもの温泉につかり、ビールで乾杯!
この日は越後湯沢までの移動だけですので、特に何をするでもなく、早々に床につきました。

そして翌日。
越後湯沢から上高地方面に向かうにはいくつかルートがありますが、今回も以前に高山に抜けたのと同じ、国道17号線→国道353号線→国道117号線→上信越道→長野道。
高速道路は松本で降りて、そこから国道158号線で上高地に向かうというルートです。

ところでツーリング予定当日のこの日は東京は大雨だったそうですが、こちらも少々お天気はぐずつき気味。
越後湯沢を出発した午前9時頃の段階で、こちらも比較的大粒の雨が降っています。少し前に洗車しているので、綺麗に雨を水玉にして弾いてくれるのは嬉しいのですが、せめて雨が上がってくれればな〜、と思いつつ、とにかくスタートすることにします。

この日は上高地に到着することが目的なので、道中特にイベントは予定していなかったのですが、国道353号線に入って清津峡に近づいたあたりで少しずつ天候が回復。
お天気模様を見ながら走っていたこともあって、これまで気にしていなかった場所で思わぬ絶景が広がっていることに気がつきました。

雲は多いものの、少しは晴れ間も覗くようになったあたりで気がついた、道路脇の見晴らし場に車を駐車します。
こんな場所で降りるのは初めて!ってゆーか、こんな場所があったなんて知りませんでした。何度も通っている道なのに(笑)

そこから広がる景色が、こちら。そう、清津峡。なんでも日本三大峡谷なんだそうですが、よくその脇を通り、その看板を目にしていたものの、実際にその景色をまじまじと眺めるのは今回が初めてです。
もっとも、本物の清津峡はもっと上流で、もっとずっとダイナミックな峡谷らしいのですが・・・。
ここから見える景色は峡谷という雰囲気でもなく、どちらかといえば清津川畔というべきでしたかね・・・?

この辺りは今ちょうど藤が見ごろを迎えているらしく、新緑のあちらこちらに藤色のかんざしが見つけられます。

このあと、日本一の清流と歌われる梓川を目にするわけですが、それに勝るとも劣らない水の清らかさ。水しぶきをあげながらも悠然と流れていきます。
う〜ん、これは絶景!
機会があれば、清津峡を歩いてみなければいけませんね!

しかし今日の目的地はここではありません。
なのでちょっと撮影をしたら、再び車に乗り込んでまずは上信越道の豊田飯山ICを目指します。
十日町市で国道117号線を左折し、あとは道なり。
しかし、津南町に入ったこのあたりまでもそれなりに距離がありましたし、信州に入るこの辺りから目的のICまでもまだちょっと距離があります。
なので。

これまたいつもの「道の駅 信越さかえ」にて休憩!(笑)他にも道の駅はちらほらあるのですが、なんとなくいつもここに落ち着いています。
やっぱりここからも絶景が堪能できるからですかね?

その絶景とは、言わずと知れた信濃川。先ほどの清津川は、信濃川に注いで一つになるのです。
・・・あ、道の駅信越さかえはもう長野県なので、これは信濃川じゃなくて千曲川だ・・・(^_^;;
これ、いつも言ってますね・・・orz

千曲川の川岸でもやっぱり藤が真っ盛り!

なぜかまだ旅行の途中なのにここで野菜を買ってしまいましたが、根菜なので問題ないでしょう(笑)
それから車中でいただく「おやき」を今回も購入し、できたてのそれをはふはふしながら再び国道117号線を豊田飯山ICに向かってひた走ります。

高速に乗ってからは降り口となる松本ICまで一直線!
なのですが、時間的に高速道路上でちょうどお昼を迎えることになるので、これまた前回同様、小布施PAに立ち寄って竹風堂の栗おこわと栗どら焼きを購入、運転しながらお昼ご飯を済ませてしまいます。
栗おこわを一口大にとってもらい、それを受け取って口に放り込む・・・という、あまりお行儀のよろしくない食べ方ですが、今日はホテルで夕食を頂きますし、チェックイン予定時刻というものもありますから、あまりのんびりとお昼ご飯を食べているわけにも行かなかったんですよね・・・(^_^;;
弾丸ツアーなので、ご容赦!(笑)

松本ICで長野道を出たら、一箇所だけ寄り道をしてこの旅行のメインイベント、上高地に向かいます(寄り道先はこれまた後述)。

僕がまだはるか幼少の頃に訪れて以来、その地に足を踏み入れることのなかった上高地。
ここ数年は飛騨高山を訪れる機会が多く、その際に安房峠(正確には安房トンネル)を通るためその近くは何度も通っているわけですが・・・。

そんな久方ぶりの上高地では、どんな景色が待っているのでしょう。
ワクワクしながらまずは上高地のホテルにチェックインをしに向かいます!

その2へ続く

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