アンダーカウルの左右を止める底面部のネジ穴部分4箇所のうち、最後まで手付かずになっていた一番フロント側のネジ穴。
ここは根本ごと折れてしまっていて、内側に来る穴のかけらすら残っていません(だから先延ばしにしていたというのもある)。なのでこれまでよりもちょっとばかし大掛かりな補修を行います。
手頃なサイズのプラ板を用意したら、折れてしまった断面に沿うように一辺を削ります(少し削りすぎました・・・)。
水平が出るように差金を当てつつ位置決めをしたら、養生テープでプラ板を仮止め。
養生テープだけではプラ板がぶらぶらしてしまうので、購入した何らかのパーツの透明な商品パッケージ(硬めのやつ)を手頃なサイズにカットして添え木感覚で配置。
これでプラ板がずれないように補強するわけです。
位置が決まったら、後はプラリペアで隙間を埋めつつ固定するだけ。
ただ、この作業を間隔を開けて複数回に分けて行ったため、プラリペアを流し込む際に添え木としたプラパッケージを取り外すのを忘れ、後で苦労することになりました・・・(^ ^;;
表側、裏側とも可能な限りがっちりと接着させます。後でここに穴を開けるので、それに耐えうる強度が必要なのです。
肉厚に盛ってプラ板を接着したら、やすりで表面を平坦に近づくように削ります。削りすぎると強度が不安になるので、削りながら左右のカウルを組み合わせてみて干渉しない程度に盛った跡がわかる状態で良しとします。
きっちりとずれることなく左右のカウルを組み合わせることができる位置を見つけたらドリルビットでサクッとプラ板(とプラリペア)に穴あけ。電動ドリルが大活躍です(笑)
穴が空いたらM6ネジを差し込んで穴の大きさをチェック。少し径が小さいようですが、ネジは入るので深追いはやめておきます。
これでアンダーカウルも(余計なステーなどを使わずに)ネジだけでぴっちりと組み合わせることができるようになりました。たったこれだけのことですが、やっぱりキモチイイ!(笑)
裏側から見ると補修跡がバッチリ見えてしまうというのもDIY感が漂っていて、それはそれでイイ・・・のかも?
アンダーカウルが組み上がったので車体に戻し、コーティングを施しておきます。
アンダーカウルに緩みがなくなったので、なんとなくフロント周りが引き締まった気がしなくもないですね。
そして着々とRVFが元の姿を取り戻しつつあります。残るはミドルカウルのみ。
それを組み付けたら、まだ少し暖かさが残るうちにどこかへ出かけたいですね〜。