RVFのバッテリー端子周辺がかなりスパゲッティ配線になっていて、これをなんとかしたいなぁとずっと思っていました。
マイナス端子側こそバッテリーではなくボディーアース側に繋ぐことで一応の解決はしたものの、それは接続場所が変わっただけで根本的な解決にはなっていないわけで・・・。
ちうわけで。
デイトナから発売されている電源一括管理ユニット、D-UNITを(ちょっと前に)購入していたので、テールランプの配線を補修したタイミングで取り付けてみました。
それまでのスパゲッティ配線の写真がないので比較をお見せできないのですが・・・。
それまではバッテリー端子から
が相互に入り乱れてつながっていました。そのうち、ETC配線と電圧計配線をD-UNITに接続することでバッテリー周辺から電源コードを排除。
ヘッドライトバッ直配線はアッパーカウルを外さなければならないので今回はそのままにしてあります。
電圧計は自分で配線を取り回したので特に問題なくD-UNITに接続して動作確認をすることができたのですが、問題はETC。
これはRVFがうちに来るときに購入店に依頼して取り付けてもらったものなので、どういう配線でどのようになっているのかがよくわかりませんでした。
なので、ちょっと手探りで配線具合を確認です。
RVFに取り付けられているETCは日本無線(JRC)のJRM-11という車載器。
車載器からは3本のコードが伸びています。
この3本のコードを辿れるところまで追いかけていき、その出口を探すと・・・。
1本が電源ケーブルであることが判明。その電源ケーブルはコネクタを経由してプラス配線とマイナス配線に分かれ、マイナスケーブルはバッテリー端子につながっていました(ボディアース側に変更済み)。そしてプラス側はバッテリーからではなく、スターターリレーの先で二股の分岐が作られていて、そこから取り出されていました(写真中央の黄色いコードがそれ)。つまりETCはスタータリレーをリレースイッチにして電源のON/OFFを行なっているということですね(だからETCにはプラス配線とマイナス配線しかない?)。
残る二つはRVFのボディ内へ吸い込まれていて辿れなかったのですが、出口はすぐにわかりました。
一つは通信アンテナにつながっており、もう一つはインジケーターに。
これで3本の行き先がわかりました。
つまり判明した電源ケーブルを加工してD-UNITに繋げばOK!
ところでETCの電源ケーブルはなぜか4本の細線で構成されているのですが、コネクタを介して電源につながっているのはうち2本のみ(このコネクタ部分で4→2の返還が行われているらしい)。
つまり使われているのは赤と黒のコードのみということです。なら、この不釣り合いに大きいコネクタを使わずに、手前側でコードを切断、圧着端子を使ってギボシが使えるコードに繋ぎ、そのギボシ端子をD-UNITに繋ぐことで取り回しが綺麗になりそうです。
で、実際にやってみたところ、うまくいきました。
しかし、だとしたら残る二つのコード(白と銀)は一体なんのためのコードなのだろう・・・?
ちなみにD-UNITはリレーでもあるのでアクセサリ電源への接続が必要になります。動作用の電源はとりあえず今回はバッテリーからいただくことにして(その配線は車検後にゆっくり検討!)、このアクセサリ電源はどこから取ればいいだろう??
と悩むことしばらく。
よくよく見れば、ETCがプラス電源として取っていたスタータリレー先の分岐が余っています。ちょうどギボシのオスを差し込むようになっていて、D-UNITのアクセサリ電源ケーブルもギボシのオス。渡りに船ですね(笑)
もちろんそこから取り出すことに決定です。
こうしてひとまずはD-UNITに電圧計とETCの二つの装置を接続して通電させてみたところ、どちらも正常動作が確認できました〜(ETCはインジケーター上での確認だけですが)。
ギボシという接続方法も含めて、配線の取り回しはもうすこし綺麗に修正したいところですが、これも来月半ばの車検が完了してからですね。ゆっくりやらないと絶対ミスしますからね〜・・・(^ ^;;