ブレーキ/テールランプの配線補修

楽しかった名古屋・あわらツーリングでも発生していた、テールランプ片側消灯+ブレーキランプ不点灯の問題。もちろん原因は把握していて、それは同所配線における、マイナス側の端子の脱落。なので繋ぎ直せばすぐに問題は解決するのですが、その後もちょこちょここの脱落が発生していることから、結線しなおさないと根本解決にはならないだろうと、ず〜っと考えてました。

ちょうど時間も取れたので、RVFを車検に出す前に(来月持って行くので)ここを補修しておくことに。

ユニットを外して状態を確認していたら、変なところに絶縁テープが巻かれていることに気づき、剥がしてみると・・・。被覆がむけている箇所が。前のオーナーは一体何をしようとしていたのだろう??
それからブレーキ/テールランプのマイナス側の端子の形状を確認。こちらはカバーの根元が圧着されていましたが、これは多分最初からこうなっていたのではないかと推測です。

まずは被覆がむけて銅線が丸見えになっている部分から直します。今のところ、これに起因するであろう問題には直面してませんが、知ってしまった以上は気になっちゃいますもんね(笑)

配線の途中を繋ぎ直すので、圧着接続端子を利用します。
まず初めに除去したい部分(剥き出しになってしまっている部分)を切除。後、配線の被覆を剥き、熱収縮チューブをコードに挿入。
電工ペンチを使って圧着接続端子を圧着(これを両側繰り返す)。圧着接続端子を通して一本のケーブル状に加工できたら最後に熱収縮チューブをかぶせて熱を加えてぴっちりと固定させて完了。

ついでもともとの目的であったマイナス端子の補修に入ります。

マイナス端子は端子部分を切除して被覆を剥き、新しく平型端子を取り付ける形で対策しようかと思ったのですが、コードを覆っているカバーを剥いてみたところ、マイナス配線は途中から二股に分岐していることがわかりました。
なのでこの分岐部分から付け替えることにします。
分岐から端子までの長さと同じくらいにコードをカット。それと使用する平型端子を二つ用意しておきます。

切り出したコードの片側に平型端子を圧着。この新しい二つのコードを、圧着接続端子の片側にダブルで突っ込み、それをマイナス側に繋ぐことで分岐を作り出す算段です。
圧着接続端子で分岐させたところを熱収縮チューブで覆って完成・・・だったはずなのですが。
もともとの平型端子部分にはカバーがついていましたよね?わかっていたはずなのですが、マイナスだしカバーいらないだろうとタカを括って作業してしまいました。反省!

というわけで、再度カバーを入れ直して平型端子を圧着します。そしてブレーキ/テールランプのソケットから出ている平型端子に差し込んで接続完了!

最後にユニットのコードを覆っていたカバーを絶縁テープで覆い直します(切り裂いちゃったので)。
その前に一つだけ。分岐させた圧着接続端子部分の両側を、他のコードと合わせてタイラップで固定しておきます。
こうすることで圧着接続端子にさしたコードが抜けにくくなるんだとか(圧着接続端子の両側出口部分をタイラップで固定することで圧着接続端子に差し込んである銅線が捩れたり捻れたりして抜けたり断線したりすることを防ぐ目的なのだろうと思います)。
このタイラップの分だけ少し前より太い箇所ができてしまいましたが、全体がそう大きく変わるものでもないので気にするほどのものでもなさそう。

試しにRVF本体に繋いで電気を流してみましたが、(配線の仕方そのものを変えたわけではないので当たり前ですが)問題なくテールランプは点灯。
ただ、片側のブレーキランプのみ点灯しないという現象が発生しましたが、これはどうやらどこかしらに接続不良箇所がある模様。それがコード側にあるのか端子側にあるのか、はたまたLEDソケットとの接続にあるのかはまだ判明していないのですが・・・。

シートカウルを組み上げる前にこの点についてももうすこし掘り下げてみた方がよさそう?
すでにユニットは新品の購入が不可なので、こうやって少しずつ直して使って行くしかありません。気長にやろう!(笑)

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