リアエキパイの外し方。

かなりてこずったリアエキパイですが、結局力技で外すことにしました。といっても相手は鉄の塊ですから、物理的な力比べでは勝ち目がありません。
そこで・・・。

まずは下準備として、RVFをバイクリフトで吊り下げます。久しぶりに活躍する、お手製のバイクリフト(フレームスタンド)!
備えあれば憂いなし、ですね(笑)

RVFを吊り下げたら(※メンテナンススタンドでも支えておきます)、まずはこのボルトを外します。このボルトはクッションコネクティングロッド(COMP)と本体をつなぐボルトです。ナットを外し、ソケットボルトを押し出して外すのですが・・・。
手で押し出すのは無理だったので、先日、別作業用に入手しておいたプララバーハンマー(アストロプロダクツで買ってきました!)を早速おろして使用してみました。
こんなに使い勝手がいいのなら、もっと早く買って揃えておけばよかった・・・(^ ^;;

次に外すのはこのボルト。これはクッションコネクティングロッド(COMP)とクッションアームセットとをつなぐボルト。17mmと14mmの眼鏡レンチを両サイドに引っ掛けて結構な力で回します。
ボルトが外れるとクッションコネクティングロッド(COMP)が取り外せます。

3番目に外すのはこのボルト。クッションアームセットとプロアームをつないでいます。これは反対側にヘキサゴンレンチを挿して固定します。
外れるとクッションアームセットがプラーンとぶら下がります。

ゴールが見えてきました。4番目に外すボルトはこれ、クッションアームセットがぶら下がっているボルトです。これを外すと、クッションアームセットが取り外せます。
これを取り外すと・・・。

こうなります。
リアサスペンションがブラーンと垂れ下がっています。
そう、リアエキパイ を外すために、リアサスペンションを取り外すことにしたのです!!
なお、この状態になるためRVFをフレームスタンドとメンテナンススタンドの両方で支えておいたのです。後者がなければプロアームがズガン!と地面にぶつかってしまいますからね〜。

サービスマニュアルの順序とは異なりますが、次にこれ、リアクッションブラケット(COMP)とリアサスペンションをつないでいるボルトを外します。
これを外すと、(ブラケットは残したまま)リアサスペンションが取り外せます。落っことさないように注意!
(何気に重いです・・・)

これでリアエキパイへのアクセスを妨げていた最大の要因を取り除くことができました。

リアサスペンションを取り外せば、真後ろからリアエキパイを覗き込むことができるようになります。この広い視界で、あとはああでもない、こうでもない・・・と色々と見方や挿し方を変えて試行錯誤。
そしてなんとか自在継手と10mmソケットが入り込み、取り外すことができました!

\(^ω^)/

取り外したリアエキパイの状態についてはこちらに載せた通り。そして現在はどのように対処しようか思案中なのであります。

そして腰回りの中身がすっかりなくなってしまったRVF。

いや〜、しかし大変でした(笑)
でも、リアエキパイ部分の不安(というか、モヤモヤ)を無くした状態で取り付け終われば、もうここにアクセスすることはないはずなので、なんとかきちんと組み付けたいところです。

幸い、会社はまだしばらく帰休が続きそうなので、時間だけは取れる・・・かな?

2件のコメント

  1. スゴイ事になった様ですが取外し出来て良かったですね
    はてさて事の顚末はどーなるか、まだまだ目が離せませんぞ

    1. エアNC30 さん

      一難去ってまた一難、ぶっちゃけありえない♪
      ・・・ってフレーズが頭の中をぐるぐる駆け巡るくらいに、次から次へと問題(?)が!
      ことの顛末もさることながら、まずは折り返し地点までたどり着きたいです・・・(笑)

      どこまでいけば復元工程に入ることができるのやら・・・?
      手元に特殊な工具とかが揃って行ったりするのはそれはそれで楽しいのですが、
      やっぱりそれを使ってちゃんと直したいわけで・・・(^ ^;;

      ま、ここまできたらいけるところまでとにかく頑張ろうかと思ってます!

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