ブレーキレバー交換・・・あれ、でもクラッチ側は・・・?

約2週間後に迫った復興支援の旅パート3に備えて、公休のうちにレバーの交換を済ませておきましょう。
と思い立って、転倒後初めてRVFに目をやると・・・。

DSC_0078あぁ、やっぱり痛々しい・・・(T_T)
外装まではまだ手が回らないけど、できるところから交換するからね・・・。

というわけで、まずはにわか仕込みの似非ブレーキレバーの取り外しから(笑)

DSC_0079車載工具のレンチを引っ掛けてあるのですが、それだけだと向きが固定されないので養生テープでぐるぐる巻きにしてあります。この養生テープを剥がすと・・・。

DSC_0080こんな感じ!(笑)
ちょうどブレーキレバーの遊び交換ネジ(というのか?)にうまい具合に引っかかり、ここを支店にしてレンチを手前に引くとブレーキがかかります。原理としてはブレーキレバーのそれと全く同じですね。
まずはこの遊びネジを回してはずし、それからレンチも抜いておきます。

その他の目に見えて痛々しい場所は、ブレーキペダル。

DSC_0081恐ろしい曲がり方ですね・・・。本当はこれも交換したいのですが、ゆくゆくはバックステップという思いもあるので、今回は本当にやっつけの応急処置、つまり眼鏡レンチを引っ掛けて押し戻す、という方法にしました。

DSC_0083ステップも緩んでいたので、固定しなおしました。ほんの少しだけまともになった・・・かな??
またがってみた感じではさほど違和感は無かったけど・・・。

さぁ、それではいよいよ本丸のレバー交換に入りましょう。まずはブレーキレバー側から。だって、へし折れてしまったのはこっちだから。

DSC_0084ブレーキレバーを止めているネジを外します。ネジその物を外す前に、そのネジを下側で締め込んでいるボルトを外しておきましょう。

DSC_0085結構簡単に緩みます。それってまずいのかな?それともこの間の衝撃で緩んじゃった?
このボルトを外したら、後は上側のネジをマイナスドライバでくりくりっと。

DSC_0086そのうち手でも抜けるような状態になります。

DSC_0087これが取り外した部品の一覧。
これだけ見ると、なんのパーツなのかちょっと分かりませんね。

DSC_0088空いたブレーキレバー差込口?に、ビレットパワーレバーを仮装着してみます。うん、サイズはぴったり。ポンづけできるのがウリだって書いてあったし、全く問題ありません。

きちんと取り付けられることを確認したら、先ほどとは反対の手順でネジを差し込んで固定します。
もちろん、ネジはパーツクリーナで綺麗に磨き、万能グリスを塗布しました。

DSC_0089ドライバでクリクリ回していき、最後に裏側からボルトで固定して作業終了。

DSC_0091ロングレバーなので、前から見るとこんな感じ。レバーの色を黒にしたので、全体的にハンドル周りがしまって見えます。
ちなみに横から見るとこう。

DSC_0092ハンドルを目一杯左に切っても、カウルと干渉はしません。
レバー、長すぎるかな?と思ったけど、どうやらちょうどいい感じのようです。握った感じも特に違和感ないし!

ところでブレーキレバーを交換したら、やたら目につき出したのがグリップ。せっかくだからこいつももう一度ハメ直しましょう。
だって、現状だと転がって削れた部分が目につくところにきちゃって、鬱になるから・・・orz

DSC_0093というわけで、パーツクリーナを吹きかけつつグリップを抜くと・・・。
あっ!!なんとグリップバー自体に削れがっ!
なるほど、これならグリップも削れて穴が開くわけだ・・・。

DSC_0094そしてふたたびシコシコとグリップを押し込んでいきます。接着剤を持ってこなかったので、とりあえずそのまま押し込んでしまいました。
握ってみた感じではグリップがずれたりすることもありませんでしたから、たぶん大丈夫なのでしょう。
どのみち削れてしまっているので、これもいずれ交換することになるでしょうから・・・。

ところでグリップを取り付けるに当たって一つ注意事項が。
それは、これ。

DSC_0095アクセル側は当然グリップを回すようにして使いますが、取り付けたグリップを目一杯奥に押し込んでしまうと、グリップのゴムがブレーキマスタシリンダのアッセンブリに触れて、アクセルが自動で戻らなくなってしまうのです。つまり、アクセルを戻す力よりも、グリップとマスタシリンダ部分との摩擦の方が大きくなり、アクセルを戻すという操作を自分で行わなければならなくなってしまうのです。
そのため、実際にこれを取り付ける際には、この一番奥の部分にすこーしだけ遊びを設けておかなければなりません。

さぁ、これでブレーキ(及びアクセル)側の交換作業は完了です。

続いて、クラッチ側に入りましょう!
クラッチ側を操作するに当たって必要になるのは、ミドル及びアンダーカウルを取り外すこと!
これをしないと、クラッチ側のクラッチアジャスターにアクセスできないからです。ついでにチョークワイヤーやアイドリング調整ノブを固定しているボルトも外してしまいます。

DSC_0099なんでそれが必要かというと、この部分を緩めてやらないとクラッチワイヤーをレバーからはずすことができないから!(緩めることでワイヤーを容易に引っ張り上げることができるようになり、スムースにタイコをはずすことができるようになる)

クラッチワイヤーが簡単に引き伸ばせるようになったら、クラッチレバーからワイヤーを外します。

DSC_0098ロックナットを緩めて・・・。

DSC_0100引っこ抜く!(笑)

 

DSC_0101無事にはずれました。後はクラッチレバーを支柱から外せばOK。レバーそれ自体の止め方は、ブレーキ側と同じです。

DSC_0097ちょっと見づらいですが、裏側のボルトを外し・・・。

DSC_0096表側のネジを引き抜くだけ(青いネジではなく、その右にある黒いやつ)。

さて、先ほども触れたように、U-KANAYAのビレットパワーレバーはポン付けOKの優れもの。
実際、ブレーキの方はポンっとつきましたからね!
当然クラッチの方だって・・・。

・・・あれっ!?つかない???

おかしい。ポン付けできるはずなのに。でも、どう考えてもクラッチレバーを固定できない(異常な隙間が生まれてしまう)。

なんでだ~・・・???

というわけで、クラッチ側はなぜか取り付けできず。
原因究明に奔走するハメに・・・。

・・・行けるかな、東北・・・orz

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