先日会社に行ったら、ベコ男からbremboの新カニキャリパーのリコール情報が発表されていると教わりました(該当ページはこちら)。
すべての新カニキャリパーが対象なのではなく、パッドのロットナンバー672のものだけが対象とのことなのですが(詳細はこちら。PDFです)、自分の新カニキャリパーが該当するのかどうか現状ではわかりません。
ですがちょうど別件でRVFのリアホイールを仮止めしかしていなかったので、サクッとホイールを外してパッドを確認してみることにしました。
まずはパッドピンを止めているストッパー(というのか?)を外します。これは切れ目からパッドピンに差し込んで止めてあるだけなので、抜き取るだけです。
この独特の形状が正規品のbremboであることの証明なんだとどこかで見た記憶が(パチモンはこれが単なるピンリングになっているんだそうです)。ぬきとりやすいようにストッパーの片面が起きていて、ペンチなどでつかめるようになっています。
ストッパーを外したら、こちら側からパッドピンを軽く叩いて押し込んでいきます。
反対側から見れば押し出していく、ということですね。
ある程度押し出せたら、あとは気合で引っこ抜きます。ちなみにキョーレツに固いので、手で直接引っ張るくらいでは抜けません。
僕はちょうど良いメガネレンチを出っ張りに引っ掛けて引っ張り出し、最後はネジザウルスで掴んで外しました。
パッドピンを抜くと、パッドピンスプリングがバシュっと飛び出します。ちょっと危険です(笑)
でも、パッドピンが外れたので・・・。
これでパッドが動かせるので、持ち上げて覗いてみればロットナンバーが見えるかも・・・と期待ていたのに。世の中甘くありません。
仕方がないのでキャリパーサポートボルトを外し(高トルクで締め付けられているので、外すときに勢い余って手を怪我しました・・・orz)、キャリパーを取り外します。
そしてパッドとご対面(笑)
不具合のあるロットナンバーではなかったので、リコール対象品ではないことが確認できました。
今日はこれの確認だけなので、このまま元に組み戻していきます。
パッドを入れて、パッドピンスプリングをはめて、パッドピンをねじ込んで・・・なのですが、これ、ものすごく大変です。
最初パッドピンスプリングがどうやっても入らなくて、パッドピンが入る代わりに泣きが入りましたが、結論から言うとこれは力技でねじ込んで入れるしかないみたいです。
パッドピンがうまく入ったら、最後にパッドピンを押し込んでストッパーをかませるためのスペースを作り出します。
パッドピンにストッパーをかませたところ。ここまでくれば一段落です。あとはキャリパーをキャリパーサポートに固定するだけですからね。
リアホイールを始め、入院前に規定トルクで締め直さなければならないボルトが幾つかあるので、とりあえずキャリパーサポートボルトも仮止め程度で作業終了にします(この後出かけなければならない)。
明日明後日くらいで入院準備を整えたいのですが、なんか雨っぽいんですよね〜。もう来週には入院なので、直前でのメンテは避けたいところなのですが・・・(^ ^;;