RVF リアブレンボ化計画 〜プロローグ〜

随分前ですが、RVFの純正リアキャリパーのパッドピンをなめてしまい、パッドを外すことができなくなってしまいました。
殻割りをしてピストンなども清掃予定だったのですが(ダストシールやピストンシールも取り寄せたのに・・・)、やむなくその時はブレーキフルードを交換するだけで終了することにしたのでした。

ですが。

実のところ、ブレーキディスクもすでにこんな具合で、手で触るどころか目で見ただけでもわかるくらいに磨り減っています。
内周から外周に向けて、明らかに段差ができている状態で、もうこれはさすがに限界なのではないかと。

そこでブレーキディスクの交換を決意したわけですが、どうせディスクを交換するならキャリパーも交換してしまおうということで、リアブレーキをブレンボの新カニキャリパーに換装することにしました。

一通り交換作業は終えたのですが(それは後日アップロード予定)、組み上げて一つ問題が。

それが、これ。赤丸で囲った部分です。
これはリアを右側から見ている状態ですが(ホイールは外してます)、リアアクスルのボルト部分にある丸い膨らみがキャリパーの上部と接触してしまうのです。
接触はごくわずかながら、少し回転させてみたところ、キャリパーの上部に擦り傷と、リアアクスル側の接触部分に同じく擦り傷が発生。
キャリパーサポートはリアアクスル(ベアリングホルダ)を利用して固定する感じで取り付けるので、何かを緩めたり広げたりしてクリアランスを確保するといったことはできません。

とりあえず代理店経由でメーカーに問い合わせてもらうよう連絡はしましたが、実際のところキャリパーサポートは海外メーカーによる社外品なわけで、どこまでサポートしてもらえるのかは不透明です(そしてちょうど土日のため、週が開けないと代理店での対応の可否すらわからない)。
もっとも、こうした素性のものを組み込む以上、こうしたトラブルは自分で対処しなければならないのかもしれません(すでにそのつもりではいます)。
接触がごくごく表層的なところであることを考えれば、キャリパー上部を少し削ってクリアランスを稼ぐというやり方もありかな、と意を決しつつある状況(リアアクスル側を削る場合は4箇所をバランス良く削らないとならない)。
でも、買ったばかりのブレンボキャリパーをいきなり削るのはちょっとな〜・・・というのも偽らざる気持ちなので、とりあえずは代理店からの連絡を待ちながら、リアブレーキの機能をきちんと確保しようと思っています。

というのも、現時点でブレーキペダルを思いっきり踏み込んでもリアホイールをロックさせることができないから(一応パッドは少し押し込まれるようです)。
状況から見ておそらくまだブレーキラインにエアが残っているということなのでしょうけれど、僕は前回のブレーキフルード交換の時もリア側はどうしてもうまくいかず、最終的に「時間」という要素によって状況を解決させざるをえないくらいでした(しばらくリアブレーキの効きがものすごく甘い状態で近場を走り、エアが抜けていくのを待った)。

印象としては前回のそれと同じ感じなので、明日は一日使ってじっくりエア抜きを行ってみたいと思っています。
しかしこのエア抜き作業、もう少しなんかうまいことやれるコツみたいなものはないんですかね〜?

2件のコメント

  1. こんにちは、純正リヤキャリパーどうされましたか?
    持ってないですか

    1. 市川 様

      初めまして。
      取り外した純正のキャリパーですが、すでに他の方にお譲りしており、手元にはございません。
      ご期待に添えず、申し訳ないです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)