飛騨・木曽お礼参旅行04:飛騨一ノ宮水無神社

安房峠の雪道をなんとか克服し、無事に岐阜県高山市街にたどり着きましたが、時刻は14:00。
先に高山市街で食事をするか、先に飛騨一ノ宮まで下ってお参りを済ませるか、どちらをとってもちょっと微妙な時間になってしまいました。
しかし、先に食事を済ませてからお参りするとなると、16:00近い時間になってしまう可能性もあり、あまり遅くなると社務所が閉じてしまうかもしれません。
このお参りのための旅行なのですから、やはり食事の前にお参りをきちんと済ませておくのが筋というものでしょう。

というわけで、高山市街でのランチの前に、この旅行の本丸でもある飛騨一ノ宮水無神社へのお礼参りを先に済ませる事にしました(ランチするお店の前を通過して神社に向かうのです 笑)。

飛騨一ノ宮水無神社は、高山市街方面から国道41号線を下呂方面に下る途中にあります。これから進む方角的にも、高山市街→飛騨一ノ宮のほうが美しかったので、これだけが少し残念かも?
ところで飛騨一ノ宮には臥龍桜という桜の名木があるのですが、前回訪れた時は桜の季節はとうに終わっており、今回は桜の季節にはまだ全然早く(笑)

駐車スペース(なのだろうと思う)に車を止めたら、まずは正面から一枚。この雰囲気がたまらない!
東京都の神社(というか、特別区の神社)にはこうした雰囲気がほとんどないんですよね〜。

石柱にも鳥居にも雪帽子が。当然、同じ程度の積雪が境内にもあります。ただでさえ凜と張った空気が、雪の冷気でますます冴えわたる感じがします。

石段は除雪がされていましたが、ところどころに雪が微妙に残っていたり、アイスバーンとなっていたりして、なかなか危険!?
ま、こうした状況を想定して、ちゃんとスノーブーツを履いてきているのです!
・・・ただ、スノーブーツは運転しづらいのが欠点ですね・・・(^_^;;

石段の先に本殿が見えてきました。
社の奥に屹立する巨木がたまらなくいい雰囲気です。神社とはかく荘厳にあるべし、ですね!

土日とはいえこんな天候ですから、参拝に訪れる人はいないのでは・・・なんて思っていたのに、雪に残る足跡が結構ありました。
天気予報では昨日は天気が良かったようですから、この足跡はその前か、あるいは今日ついたもの。しかし今日だけだとすると、あまりに足跡が多すぎる気がします。

と、よくよく考えてみれば訪れた日の前々日は2/3、つまり節分祭でした。なるほど、それならこの足跡具合も納得です。

節分祭で行ったお焚き上げの跡がまだ残っていて、燻った香りがあたりに立ちこめていました。

そして参拝の準備をします。
それにしても、ここまで車で入ってきてしまうというのはいかがなものでしょう・・・(~_~;;
しかも、この場所に止めるのはちょっと・・・ねぇ・・・。

お参りをする前に、社務所に立ち寄る事にします。
昨年ここで購入したお守りと、一昨年、一昨々年に他の神社で購入したお守りのお焚き上げをお願いするためです。
呼び鈴を押して禰宜さん(?)を呼び、事情を話してお守りを引き取っていただきました。なお、志も合わせてお渡ししました。

飛騨一ノ宮水無神社の雰囲気がとても好きで、それに加えてのパねぇ神通力ですから、RVFで1回、フリードハイブリッドで(今回含め)2回、3年連続で訪れているわけですが、この神社にあって唯一残念(?)に思うのが、常駐の巫女さんがいないこと・・・ですかね? (^_^;;
社務所でお守りを購入するときとかも、なんとなく巫女さんにもらったほうが神秘的なパワーが付け加えられそうなイメージがあるのは、僕が昨今流行りのその手のシチュエーション作品に毒されてしまっている証左なのでしょうか?
(とは言っても、具体的な作品名をあげられるほどその手の作品を知ってはいないのですが)

巫女さん云々は半ば冗談としても、ひとまずこれで自分の中でひとつ区切りがつきました。
昨年ここで買ったお守り、ありがとう。
一昨年、湯島天神で買ったお守り、ありがとう。
一昨々年、湯島聖堂で買ったお守り、ありがとう。

それでは最後に御本尊に結果報告とお礼をして、この旅の主たる目的のひとつを完了させましょう。

お参り散歩では常にお賽銭は10円と決めていましたが、今日この日は大切なお礼参りなので、お賽銭も奮発!(笑)
・・・しかし、おそらく浮かれていたのでしょう、手水場で清めるのを忘れてしまったのはここだけの内緒ということで・・・orz

参詣後、本殿側から境内を臨む。
雪化粧された神社というのは、普段とはまた違った印象を与えてくれます。
この景色が見られただけでももう十分です。

お参りも無事済んだところで、飛騨一ノ宮水無神社から再び高山市街へ戻り、もうひとつの大きな目的であるゴージャスなランチをいただきます!
何と言っても、今回は自分へのご褒美も兼ねた旅行ですからね♪

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