以前フリードハイブリッドのハンドルに(純正の)レザーを巻きましたが、ハンドルがレザータッチになると、シフトノブもレザータッチにしたくなるもの(笑)
というわけで、純正のレザーシフトノブをネットで購入、本日取り付けてみました。
これが交換前のシフトノブ。車両のグレードで標準のタイプ、樹脂(なのかな?)のノブです。
オートマだから通常は走行中にノブに触れることはあまりないのかもしれませんが、僕は結構頻繁にシフトダウンするため、結構触れることが多いんですよね〜。
なのでやっぱりシフトノブも革がいいなぁと常々思っていたのです。
さて、シフトノブを交換するにあたっては、あらかじめコイツを用意しておきました。
そう、内張り剥がし。
僕が購入したのは(電工関係でおなじみの)エーモン「1427」です。
まずはこれをシフトノブ脇の蓋部分に入れてこじります。
さすが専用品(?)、ドライバーなどでこじ開けるのとは違い、スムースに蓋を上げてくれます。しかも樹脂製なのでパネルに傷がつかない(つきにくい)!
すると穴がありますので、ここにキーを差し込みます。
より正確には、棒状のものをこの穴の中に押し込みます(鍵でなくてもOKでした)。
取り外した蓋は無くさないように注意です。
鍵(や、その他棒状のもの)をぐっと押し込むと(入れるだけではダメです)、エンジンがかかっておらずかつブレーキを踏んだ状態でなくてもシフトノブを動かすことができるようになります。
作業のしやすさを考えて、ここではLレンジまでシフトノブを下げてしまいます。
そうしたらまずはボタン側のカバーを外します。
ここでも内張りはがしが大活躍!
内張りはがしでこじってあげると、パカッと外れます。これはまた後で使うので、わかる場所に置いておきましょう。
カバーが外れたら、レバー背面にあるネジを二つとも取り外します。これは普通にドライバーで回せば取れます。
このネジもまた後ほど使いますので、無くさないように注意です。
ネジが外れたら、続いてSモードボタンのユニットを外します。
写真真ん中右側にあるボタンがSモードボタン。このユニットを外します。
コードでつながっているので、引きちぎらないように気をつけましょう(笑)
ユニットはレバー本体から外すだけで、ユニットそのものを取り外すわけではありません。
こういう爪が上下に引っかかって固定されているので、内張り剥がしやドライバーなどを使ってうまく外してください。
爪はシフトノブ側で提供されているので、最悪爪を破壊するのもアリでしょう。
なぜなら新しい本革シフトノブにもこの爪は付いているからです。
ネジを外し、Sモードボタンユニットを取り外すと、シフトノブはなんとも頼りない状態になります。
この状態でシフトノブを目一杯上に(自分から見て手前方向に)引っ張ります。
するとこんな風にノブが伸びます(レバーそのものは外れません)。
ノブが伸びるとモードセレクトボタン(銀色の大きいボタン)に力を加えているバネの作用でボタンが飛び出します(笑)
←結構びっくりします(笑)
こんな風にバネが付いていて、ノブを伸ばすとモードセレクトボタンを抑えているストッパーがなくなり、バネの力でボタンが押し出されてしまうわけです。
ボタンも、それからバネもまた後で使いますから大切に取り出します。
さぁ、そして最後の難関です。
このシフトノブ本体を取り外すのが結構大変でした。
シフトノブはレバー部分(奥の銀色の部分)に爪で引っかかっているため、そのまま引っ張っても抜けないのです。
手元に用意してある本革ノブの構造をよく見ながら、うまい具合に爪を外してください。
うまく爪が外れると、シフトノブを引っこ抜くことができます。
引っこ抜いたところ。
ここに、今度はここまでの手順と逆の手順でノブを取り付けていくわけです。
取り付けに先立って、両者を見比べてみましょう。
向かって左が標準の樹脂ノブ。右が本革ノブです。
中の構造は全く一緒ですね。
まずバネを移植。これは入る場所が一つしかないのですぐにわかります(笑)
シフトノブをレバーに取り付けます。
外す時は爪のおかげで苦労しましたが、つける時は爪のおかげでかなり楽に取り付けることができました。
なお、Sモードボタンのコードは可能な限り引き出しておいたほうがよさそうです。
僕は何の気なしにノブを取り付けてしまったので、Sモードユニットを固定用の爪のところまで持ってくるのが大変でした(というか、半ば力技になってしまいました)。
モードセレクトボタンを取り付けたら、レバー本体を押し込みます。こうすることで先ほどのバネがボタンを弾き出してしまうのを防ぐことができます。
Sモードボタンも爪にしっかり引っ掛けて固定します。
Sモードボタン用の白いコードが結構パツンパツンになっちゃいました・・・orz
背面のネジでしっかり固定します。ここを固定してしまえば、ノブがレバーに対してくるくると回ってしまうのを抑えられます。
そうしたらボタン側のカバーを装着。こちらも爪を引っ掛けるだけですし、その爪は押し込めば自動的に引っかかりますから簡単です。
取り外しのあの緊張はどこへ・・・?(笑)
この段階で念のためレバーが動くかどうか(モードセレクトボタンやSモードボタンを物理的に押せるかどうか)を確認しておきます。
そして最後に、一番最初に取り外した蓋を取り付けて、シフトノブの交換は完成です。
これでハンドルもレザー、シフトノブもレザーになり、なんか一気に高級感あふれるステアリング周りになった!?(笑)
取り付けが終わったら、最後に軽く車を動かしてレバーの動作具合を確認しておきます。
PからNに移るかどうか、Dに入るか、Sモードボタンは機能しているか・・・など確認して、問題がなければOKです!
早速来週車で出かける予定があるので、ちょっと楽しみです(^_^)