オイルパンガスケットを取り除こう!(実践編?)

道具は揃った。後は、それを使って、作業を行うだけだ。
かつて、古代ギリシアの大哲学者アリストテレースは言った(と習った気がする)。

物事は、準備ができれば8割がた完成したも同然である、と。

というわけで、まずはオイルパンにこびりついたオイルパンガスケットを綺麗に取り除くことにします。
いきなりスクレイパーで擦るよりも、リムーバーで浮かせてから擦った方が簡単に取れるということだったので、ここでもそれに倣ってまずはリムーバーをブシャーッとふなっしーの雄叫びのように吹きつけるところからスタートします。

IMG_1306この作業はRVFの脇でやるとちょっと大変そうなので、ベランダでゆっくりと行う事にします(笑)
というのも、リムーバーを吹きつけたら、10~30分くらい、リムーバーが浸透するまで待たなければならないからです。
なんてったって、オイルパンを取り付けないことには、他の作業はまったく進みませんからねぇ・・・。

IMG_1307リムーバー、ロックオン!!!

IMG_1308ファイヤー!!!
どんな風に出るのか分からなかったのでちょっとドキドキしました。
もっと透明な液状のものを想像していたのですが(例えば制汗剤とか殺虫剤みたいなかんじの)、泡状のムースでした。
クリスマスにガラスに吹きつけるアレみたいな感じといえば想像できますでしょうか?吹きつけたら、しばらく放置します。

IMG_1309約30分後。
ガスケットが湿っぽい色になっている所を見ると、結構吸収されたのかも?
それではさっそくスクレイパーでゴシゴシしましょう!

IMG_1310で、これがスクレイパー処理一回目の状態。
ベリベリと綺麗に剥がれるようなことはない、ということは調べておいたのですが、なるほど確かにちょっとしっかり擦らないと取れませんでした。
部分的にはリムーバーが浸透しきっておらず、かなり力を入れないと削り取れない場所もありましたが、あまり力を入れすぎるとオイルパンの面を削り落としてしまう可能性があり(アルミなので結構簡単に削れてしまう)、力任せに作業するのはちょっと危険です。

というわけで、ここまで削り取れたところでもう一度リムーバーを噴射します。

IMG_1311二度目の噴射。この時も一応全体的に噴射しておきました。細かい削り残しとかが散見されたからです。
こうしてまた30分近く放置プレイします。

IMG_1312放置プレイしたらまたスクレイパーでガシガシ削ります。
今度は重点的に削らなければいけない場所が特定されているので、比較的短時間で削れます。
しかしそれでもまだ削りきれない(力をいれなければならない)場所が。
なので、もう一度リムーバーを吹きつけて三度目の正直です。IMG_1313削りのこしたこれらの部分も、さすがに3回処理を繰り返せば・・・。

IMG_1314さすがに3回目の処理ともなれば、自分のスクレイパーの扱いもある程度なれてくることも手伝って、比較的あっさりと(スポッと言う感じで)残りかすを削り取ることができました。
どうです、結構綺麗に削り取れたと思いませんか?自分的にはかなり満足です(笑)

とりあえずこれでスクレイパーを使ってのガスケット剥がしは完了ですが、まさかこのまま放置してオイルパンとして取り付けるわけにはいきません。
リムーバーがパンの中にたまっていますし、削り取られたガスケットのかすがたくさん入ってしまっています。

パーツクリーナーで洗浄するか・・・と思ったのですが、季節は夏。素材はアルミ。
・・・なら・・・。

IMG_1315へへへ、水洗いしちゃいました(笑)
このまま放置しておけばすぐに乾くでしょう。その間に、お昼ご飯を食べて午後の作業に備えることにしようではありませんか!

ちなみに。

IMG_1316削り面はこんな感じ。
ちょっとスクレイパーでパン本体のアルミを削っちゃったっぽいところもありますが、まぁまぁよくできたのではないでしょうかね?
多少でこぼこが残っても、そうしたでこぼこを埋めるためにガスケットをはさむわけですから、あまり神経質になる必要はないらしいので。

お昼ご飯を食べて、オイルパンが乾いたら、後半戦に突入だっ!

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