リアブレーキスイッチを交換した時に初めて知った(元々は)ETC用のアクセサリ電源用配線分岐(現在はD-UNITのアクセサリ電源として使用)。リアブレーキスイッチを新しいものに交換したことによって現時点でこのアクセサリ電源が取れなくなっています。
これをどうにかしないと、D-UNITに電源供給ができません(するとそれに繋がっているデバイスへの給電も行えない)。
一番簡単なのは取り外したリアブレーキスイッチと同様、配線を切断して二股のギボシを噛ませて分岐させるやり方ですが、これ、あんまり美しくないんですよね。それに、新品のリアブレーキスイッチを切断するのもちょっと抵抗感があって・・・。
そこで考えました。分岐部分をアタッチメントとして作ればいいのでは?
使用するのは110型の2極カプラー。D-UNITのギボシ端子を置き換えるのに使ったやつです。なんでこれを使うかと言うと、リアブレーキスイッチの電源側の接続が2極カプラーだから。
これを使う前に、ケーブルの準備を整えておきましょう。
取り出したいのはアクセサリ電源用の分岐ですから、当然プラス側の配線を加工します。まずはカプラーを繋ぐケーブルを切り出して、その真ん中あたりの被覆を剥きます。両側の被覆は残しておくので、カッターなどを使って慎重に剥きます。
被覆が剥けたらその部分に分岐用のコードを巻きつけ、スプライス端子で圧着。
最後に熱収縮チューブで結合部を覆って分岐ケーブル完成。
そうしたら分岐させたケーブルとマイナス用のケーブルの両端に端子をつけ、カプラーに差し込みます。
オス・メスを間違えないようにはもちろんなのですが、これを最終的にリアブレーキスイッチと繋ぐので、どちら側がプラスでどちら側がマイナスなのかも間違えないように!
ま、間違えても端子をカプラーから抜いて差し直せば済むことではあるのですが。
カプラーをつけたら最後に分岐させたケーブルの端にギボシ端子のメスをとりつけてアタッチメント完成!
では早速リアブレーキスイッチに取り付けてみましょう!
わかりづらいですが、左の写真のちょうど中央あたりを縦に走っているのがリアブレーキスイッチにかませた分岐アタッチメント。プラス・マイナスの位置は間違っていないようです。
分岐部分もちょうど下向きで分岐されているので、雨対策としても間違っていませんね!
そして分岐ケーブルをD-UNITのアクセサリ電源(ギボシ端子のオス)と繋いで結線は完了。いよいよ通電させてのテストです。
まだ少しスパゲッティ状になっているバッテリー周りですが、それはともかく電源を接続し、イグニッションをON!
ETCと電圧計はD-UNITから電源を取っているので、これらがきちんと点灯(動作)すればD-UNITへのアクセサリ電源供給はクリアされていることになるわけですが、ETCのランプも電圧数値もバッチリ表示されています。
どうやら分岐アタッチメントで配線する方法は適切だったようですね(^ ^)
念の為ブレーキペダルを踏んでストップランプが点灯することも確認したので、これでリアブレーキ周りの改修は無事終了。
着々と完成に向けて進んでいる・・・ような気がします(笑)