一番の懸案だった左右シートカウル接合のためのネジ部が一応の形になったので、続いてその他気になっている細かな部分の補修も行います。
次に行った補修は、こちら。
テールライトユニットを支えるためのステーを繋ぐ部分です。
シートカウルの前方(写真左側)の穴に固定用のネジをはめ、同後方の穴でステーを支えつつテールライトユニットを固定する仕組みなのですが、左右シートカウルとも後方の穴は大きく欠落し、ねじ止め用の前方の穴も、左シートカウルの方は割れていて土台となる金属のネジ受けを嵌めて固定することができなくなっています。
まずは金属のネジ受けをキチンと嵌められるように、左シートカウルの前方の穴を補修します(このネジ受けがしっかり固定されていないと、テールライトユニットがシートカウルと密着しなくなってしまう)。
プラリペアが綺麗に浸透するように荒目のやすりで割れている面を削りプラリペアで接着。穴が広がって固定されてしまわないように万力を使って締め付けておきます。
ここはひとまずこれで様子見。
その間に反対側のシートカウルの右側の穴の補修を行なってしまいましょう!
先日購入したタッピングスクリューに潤滑油をたっぷりと塗布し後方の穴にねじ込みます。その上で欠損している部分をプラリペアで盛っていき、穴を補修。
タッピングスクリューのサイズで穴にピッタリだったのでこれはとてもラッキーでした(笑)
プラリペアが固まったらタッピングスクリューをぬきます。潤滑油を塗布してあるのでプラリペアにくっついてしまうこともなく、ネジを回して簡単に抜けます。
タッピングスクリューの頭が当たっていた部分を少し削って綺麗に整えたら、完成です。
パーツリストを見ても、この後方部分をネジ等で固定する記述がないことから、おそらく写真左側のようにステーのホール部をそこに噛ませることで固定をサポートする仕組みなのだろうと思うのですが、手持ちのタッピングスクリューがピッタリサイズであることがわかっているので、ここは固定力を高めるためタッピングスクリューで後方の穴でもステーを固定することにしました。
こうすればより確実にテールライトユニットを支えることができる・・・ような気がしますもんね!(笑)
右側のシートカウルでこのやり方で補修できることが確認できたので、万力での強力な固定を完了した左側のシートカウルも同様の補修を施し、この部分の作業は完了です。
このステーはテールライトユニットの下側だけを支えるだけであり、上側はまた別途補修が必要なのですが、この下側がかっちりしただけでもゆるゆると頼りなかったテールライト部分がかなりしっかりとシートカウルに固定されます。
こんな具合に!
以前はテールライトの上側みたいに、結構な隙間が生じてしまい、見るからに頼りなさそうな接続具合だったのですが、随分としっかりつながった印象です(写真からでは伝わらないかもですが)。
少しずつですが、引き締まった感じになっていくのが嬉しいナ♪