ステントラスタッピング(4×20)

RVFのシートカウルの左右接続用のネジ穴(?)が割れて無くなっており、ねじ止めできなくなっています。もうかなり長い間(RVFを購入したときにはすでに欠けていた箇所もあった)。
これまで養生テープなどで仮止めしてごまかしてきたのですが、やっぱりなんとかしようかなと考え直しました。

パーツリストでタッピングスクリューのサイズはわかっていたので、立ち寄ったホームセンターで同じサイズのステンレストラスタッピング(4×20)を購入しました。
試しにネジ穴に通してみたところ、サイズはバッチリです。

が、写真を見るまでもなく当然この状態ではネジはネジの役割を果たしません。きちんとねじ止めするためにはネジ穴を再構築しなければなりません。
いきなりシートカウルに実践して確認するのは流石に不安なので・・・。

木材にドリルで20mm+アルファの深さの穴をあけ、そこにプラリペアの粉をかけ入れます。
穴の口までだとかなりの量が必要になるため、ネジの先端あたりが埋まるくらいで断念(笑)

そうしたらプラリペアの液剤を入れてネジ穴を形成するのですが、タッピングスクリューにはあらかじめ556などを塗布してオイルコーティングしておきます。
その上でプラリペアの溶剤を入れてゲル状にした穴にネジを差し込み、しばらく放置。

固まったであろう頃合いを見計らってタッピングスクリューをドライバーで回しながら外します。オイルコーティングのおかげなのか、タッピングスクリューはプラリペアに張り付くこともなく回して外すことができました。
ということはつまり回して締め込んでいくこともできる、ということです(実際できました)。

わかりづらいですが、穴の奥の方に(光の反射のおかげで)ネジ山が構成されているのがわかると思います。ということはつまりこの方法で欠如しているカウルのネジ穴(正確にはそのネジ山)を再構築できることがわかったわけです。
なら同じ要領でシートカウルの欠落したネジ穴部を復活させることができるに違いありません。

もっとも、単に板に穴をあけてそこにネジを入れて固めて溝を作るのとは違い、カウルの形状や左右の位置合わせなど色々と大変そうなことがあるため、うまく補修できるかどうか自信がありません。
見た目の綺麗さはともかく、左右のシートカウルを接続するという最低限の目的を達成できる程度には修復できるといいなぁ・・・。

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