ブレーキホースの取り回しも決まったので、新しいブレーキフルードを注入します。なお、キャリパーサポートを含め、キャリパーはまだ仮止め状態。というのも、場合によってはセンター出ししなければならないからです。
空になったリザーバータンクにフルードを注いで・・・。
ブリーダーボルトを緩める→ブレーキレバーを握る→ブリーダーボルトを締める
を延々繰り返していきます。右側も、左側も。そうして繰り返すこと数分、やがてブレーキレバーに重みがつき始め、エア抜きが完了します。地味に疲れますね(笑)
※写真は後付けで撮ったためありませんが、実作業ではもちろんブリーダー部分にエア抜き用のホースを接続して作業を行なっています。
ブレーキが効くようになったので、前輪を回転させて具合を確認しましょう。この具合次第でセンター出しをするわけですが・・・。
ブレーキホースがゆとりを持って伸びていることから、前回と同じ轍を踏んでいないことが確認できますね(笑)
それはさておき、前輪を回してキャリパーの具合を確認します。
・・・。
うーん、この音はおそらくパッドを擦っている音なんじゃ・・・??
ですが、目視ではどちらのパッドが擦っているか判然としません。ってゆーか、これ、どっちも擦っているんじゃ?
キャリパーサポートに付属していたシムを噛ませても、キャリパーは内側にしかオフセットできない(と思う)ので、現状ではまだ当たりが出ていないだけだと判断することにします。
つまりはこのままキャリパー及びキャリパーサポートを取り付けてしまう、ということですね。
タイダウンベルトを緩めてRVFを地面に下ろし、それぞれ規定のトルクで締め込みます(キャリパーサポートとキャリパーを繋ぐボルトはヘキサゴンのため、手ルクレンチですが・・・)。そしてタイダウンベルトを外したその時。
今日の被害を発見。
タイダウンベルトを削ってしまいました。こうならないように、RVFとタイダウンベルトの間に段ボールを敷いていたのですが、ずれてしまっていたみたいで・・・。まぁ切れてしまうことはないと思いますが、ちょっと不安材料になってしまいますね。残念。
でも、とりあえずはこれでフロントのブレンボ化という目的は達成です。
いいですね〜。駐輪場で軽く走行して制動具合を確認してみましたが、うん、きちんと制動します。若干気になる点もあるのですが、まぁそれはまたおいおい対策を考えるとして、ひとまずはこれにてフロントブレンボ化計画は完了!
前後とも(キャリパーだけとはいえ)ブレンボ化するまでに随分と長くかかりましたが、ようやく念願が叶いました。あとは乗り回して具合をチェックですね。ということで、さっそくツーリングの計画を・・・なのですが、時期がねぇ・・・(^ ^;;