R1000再復活記念ツーリング

前に、無事に退院することができたR1000の復活記念でツーリングに行ってきましたが、それから約3ヶ月後。その彼に再発が告げられ、彼は再び入院することに。
もっとも今回の入院は(お医者にとっては)想定内だったようで、1週間程度で手術も終わり、復帰してきました。
そしてお医者からは特にバイクに乗ってはいけないとも言われなかったからというそれだけの理由で、彼の復活を記念して再びのツーリングが計画されたのでした。

彼の復活を記念してのツーリングなのに、今回のルート設定はその彼本人が行うというものすごく薄情な(?)企画です(笑)
で、おおよその予定としては、秩父(というか、正確には小鹿野)でわらじカツを食べ、国道140号線を通って山梨県に抜け、ほったらかし温泉に浸かって帰って来る、というコースだそう。
詳細は分かりませんが、ひとまず開催日の9月21日午前8:30に関越道の三芳PAに集合、同9:00にはそこを出発する、ということが決められました。

ところでうちから三芳PAに行くには所沢ICから関越道に乗ってすぐ・・・なのですが、所沢ICから乗ったら三芳PAなんて距離にして5km程度。うちから所沢ICまでだってさほど距離があるわけではありません。
しかも三芳PAにはスマートICもあるとなれば・・・。

下道で三芳PAまで行って、スマートICで入ることにしました。人生初スマートICだ〜・・・と思ったけど、後々そうではないことを思い出しました(笑)

ちなみにメンバーで僕以外はみんな大型バイクでタンクも大容量。
なので給油のタイミングを少しでも合わせられるように、少し早めに三芳PA周辺について、一番近いところで給油を済ませてから入ることにしました。
うちの方では123円/Lくらいだったのに、なぜかこのあたりは136円/L!!
最初、ハイオクなのかと思っちゃいました・・・。ま、うちを出る時実は満タンだったので、ここでの給油量はせいぜい3L入るか入らないかくらい。
そんなわけで、金額を機にすることなくそのまま入れてしまいました。

スマートICから三芳PAに入ったら、すでにベコ男は到着していました。遠い人ほど早く来ているというのは、やっぱり真実ですね(笑)
そしてRVFを止めてすぐにR1000が、そしてそのあとすぐにGSX1400が到着し、ほどなく全員集合。
ここ三芳PAでコーヒーを飲みながら軽くブレイクしたら、早めに出発です。
なんでも今回訪れるわらじカツのお店は一番の人気店らしく、11時の開店を逃すと結構待たされることも多いんだとか。

しかし、今日の関越道はなんだかやたらと車がいます。三芳PAのインフォメーションによれば、なんでも事故だか故障車だかで渋滞しているそう。
当初は関越道で花園ICまで行き、長瀞を経由して秩父入りする、という僕のこの間のソロツーリングと同じルートだったのですが、この混雑を避けるため、急遽予定を変更して圏央道から入間IC経由で現地入りすることになりました。

関越道走行時には左手後方に富士山が見え、圏央道に入ってからは真正面に富士山を臨みつつ走行するというステキなおまけがついて、いよいよ往路がスタートしました!

飯能市をしばらく走行、四里餅に後ろ髪を引かれながら(笑)、国道299号線を正丸峠方面に進みます。
途中、コンビニでプチ休憩をとり、正丸峠(それも旧道の方の!)を爆走。あまりの路面状態の悪さに四苦八苦しましたが、正丸峠のてっぺんからの絶景がそんな苦労をスパッと洗い流してくれました。

旧道で正丸トンネルを迂回(?)し、山伏峠の一部分を走って同トンネルの(僕らから見て)出口側で再び国道299号線に合流。見覚えのある道の駅を通り過ぎ、旧秩父橋を見物することもなく(笑)新秩父橋を通って小鹿野方面へ驀進です。
というのも、すでに時刻は11時が目前だから!

そして、結果的には開店の11時には間に合わなかったのですが・・・。

無事に今回のお店、安田屋に到着しました。
開店と同時とまではいきませんでしたが、時刻はまだお昼になっていなかったこともあり、さほど待つことなく店内に入ることができました。

店内は素朴な感じ・・・というか、質素な感じ、の方が正解ですかね。
メニューはわらじカツ丼のみ。
カツ1枚は750円。カツ2枚(これがデフォルトらしい)が850円。今回、僕、R1000、GSX1400はこれにしました。
そして最後がカツ3枚。ベコ男はチャレンジャーなのでこれをオーダー。
しかし、カツ1枚が750円で2枚が850円なら、3枚で普通は950円だと思いますよね?
ところが。
なぜかカツ3枚は1,200円。なぜだ!?

きっと3枚目のカツはヒレ肉なんだろう、とか、3枚目のカツはやたらでかいんだろう、とか、きっとご飯の量も半端ないんだろう、なんてみんなで想像していたわけですが、来てびっくり!
上の写真、2枚目がカツ2枚。3枚目がカツ3枚なのですが・・・普通に肉が一枚多いだけじゃん!!
500円近い差額の意味は一体なんなんだ!?(笑)

お味はこの間のソロツーリングの時に食べたわらじカツ丼と同じような感じです。甘ダレ味ってことですね。ご飯と肉のみという構成も、全く同じです。

で、完食してベコ男が一言。
「3枚目のカツも同じ味だった」。

食べている間に随分とお客さんの列が長くなっていました。いいタイミングで入店できたことに感謝しながら、各自で支払いを済ませて外に出ます。
安田屋のほぼはす向かいに公営の駐車場(そして小鹿野はバイク誘致の町なので、バイク置き場もちゃんと設置されている!)があり、そこに全員バイクを止めているので、青空のもとでしばしコーヒーブレイクします。
ついでにこの後の予定についてもちょっと相談しあいます。

しかし、ものすごくいい天気です。そしてもう真夏ではないので、日向にいてもジリジリと焼けつくようなこともなく、爽やか。
・・・じゃんけんに負けて全員に缶コーヒーをおごることになっていなければ、どれだけ素敵だったことか・・・orz

ここで僕らがまったりとしている間にも、バイクや車がひっきりなしに出たり入ったりしていました。安田屋の専用駐車場ではありませんから、このあたりで別のわらじカツのお店に行ったり、街中を散策したりする人もいたのではないかと思います。

しばらく談笑してわらじカツが程よく消化過程に入ったところでぼちぼち出発です。

国道140号線に戻ったら、山梨方面に進み、雁坂トンネルを通り抜けます。

雁坂トンネルはETCが効かないため、代表のR1000にひとまずまとめて払ってもらい、後で清算することにします。
支払いを済ませているR1000を待っている間、せっかくなのでトンネル脇でパチリ。

このすぐ先にある道の駅で、今日の温泉をどうするか再協議します。僕はほったらかし温泉に行ったことがないのでわからないのですが、なんでも駐車場までの道がずっと砂利道であまりよろしくなかったという経験者の談があったからです。

そしてやってきたのが道の駅 みとみ。まだお腹の中にわらじカツと缶コーヒーが残っているので、僕はここでは何も飲食せずに、ただ休憩です(^ ^;;
ベコ男はなぜかアイスを食べてました。わらじカツ3枚なのに、どこにそんなに入るんだろう・・・?

しかしいい天気です。写真を撮っていたら、リスがポージングしてくれました(嘘)。
ところでここは道の駅なので、いわゆる大きな観光案内板があります。誰が呼びかけたわけでもなくそこに自然と集って、行き先の検討が始まりました。
当初の予定通りほったらかし温泉に行くか、それとも別の絶景温泉に行くか・・・。

そして結論。
やっぱり当初の予定通り、ほったらかし温泉に行くことでまとまりました。もともとそういう予定だったわけですし、今回の企画者は誰あろう復帰人のR1000その人なのですから(笑)

ただ問題は、彼自身道がよくわかっていないということ。スマホナビをセットしてその案内通りに進み始めたのはいいのですが・・・。

われら、ただいま迷子中!

ベコ男はこの辺りもしょっちゅう走りに来ているそうなので、彼の知恵を借りてR1000がルートを一生懸命再計算しています。
その間、くっついて走っているだけの僕は周りの景色を眺めていました。すると、なんと富士山!
そりゃそうですよね、お膝下まで来ているのですから(笑)
ほんと、お天気が良くてよかった〜(^ ^)

おまけのパノラマ。
絶景・・・というわけではないかもですが、広々としていてとても気持ちイイ!

そして再計算されたルートに従い、再び出発。そして今度はガッツリと迷子になることはなく(ちょっとは迷子になったけど)、無事にほったらかし温泉に到着できました(笑)

駐車場とは別にバイク置場が整備され、こちらはきちんと舗装されていました(車の駐車場は砂利でした)。山を切り崩して整地されたであろう場所にあるので、見晴らしはとてもいいです。
ここから風呂道具だけをもって、いよいよほったらかし温泉に入りに行きます!

爽やかな日差しの下でトンボがくつろぐ穏やかな景色の中を、極悪人ヅラしたおっさん4人組(正しくは3人と、そうではない僕の4人!)が風呂をめがけて猪突猛進(笑)

しかし、温泉って大抵支払いを済ませた後はほっとかれますよね。それ以外に何がほっとかれるんでしょう?

ところでほったらかし温泉は高台にあるのでその絶景も売りの一つ。

あ、富士山!と思って写真を撮ったら、ベコ男が・・・。なんだ、このポーズ?(~_~;;
謝れ!富士山に、謝れっ!!

そして掘建小屋みたいな建物に入っていくと、そこが受付。
この人みたいに風呂の写真を撮りたいところだったのですが、撮影禁止の文字があちらこちらに。第一、人が多すぎて撮影はとても無理!ものすごく絶景だっただけに(甲府盆地が眼下に見渡せ、その先に富士山が見える)残念でなりません。

露天風呂でひたすら景色を楽しみつつ湯船で疲れを取り、馬鹿話に花を咲かせます。
そして日も傾き始めたところで、いよいよ撤収準備。
お風呂を出たら、併設されている売店施設で各自飲み物や冷たいものなどを購入してクールダウン。
山梨といえば甲州、甲州といえばぶどうが有名ですが、ぶどう味のソフトクリームは売り切れ中。
なので次に有名な桃の味のソフトクリームにしてみました。
美味しくなくはないけれど、やっぱり普通にミルクにしておけばよかったとちょっと後悔・・・。

体の火照りが取れたら、ここから往路です。
まずは手頃なところで給油を済ませ、それから高速道路に入ります。
位置的に中央道に乗ることになるので、一番手近なICとなる勝沼ICから中央道に入り、最初の大きなSAである談合坂SAで最後の集合をする段取りを組んで、いよいよ東京を目指して戻ります。

そして談合坂SAに集まった、不思議な集団(笑)
ここでも軽く最後のコーヒーブレイクしたら、あとは流れ解散することになりました。4人のうち2人は明日仕事(しかも早番)ですから。
というわけでコーヒー・・・のはずが、なぜか。

いや、ちょっと小腹が空いていたもので(笑)
4人中3人が結局ラーメンを食べちゃいました。食べなかったのはR1000の彼だけだったのですが、その理由は、奥さんからメールで「さんま食べるから早く帰ってこい」と指示されたから!
・・・独り身じゃないって、いろいろ大変なんだな・・・。

というわけでR1000の彼に合わせてGSX1400も(何と言っても彼らは明日は早番ですから)日のあるうちに談合坂SAを撤収することに。
僕とベコ男は明日も公休なので、彼らをお見送りして最後にコーヒーブレイクして帰ることにしました。
というのも、実は八王子の先で事故による大渋滞が発生しており、このまま出発してもそれに巻き込まれることが明らかだったから。
談合坂SAでもう少しコーヒーで時間調整して様子見し、最終的に帰宅のコースを検討しよう、となったのでした(翌日も休みだからこうするゆとりがあったわけですね)。

さて、せっかくなので、スタバでコーヒーと甘いものを(笑)

そして1時間近くかけてダラダラと談笑し、そろそろどうかな?とインフォメーションを確認すると、どうやら渋滞は随分と短くなった模様。
この分なら、進んでいくうちに渋滞は自然解消するかもしれません。しなかったとしても、八王子ICまでは流れるようになったので、最悪八王子で降りたり国立で降りたりするルートも選択肢に入ります。

じゃー後はそれぞれが様子見しながら帰ろう、ということで、ベコ男を見送り、最後に談合坂SAで一枚。

もうさすがにあたりは真っ暗です。ヘルメットのシールドはすでにクリアに変更してあるので、視界の問題はありません。
後はこのまま帰るだけです。さて、どこまで高速でいけるかな?

実際のところ、渋滞の心配はほとんど必要がなく、中央道の終点である高井戸ICまで詰まることなくたどり着けました。
さらに、そのあと走る環状8号線も、若干の渋滞はあったものの大きな混雑もなく、順調に進んで思ったよりも早い時間で帰宅できました。
談合坂を出たのが18:40くらいでしたが、20時過ぎには帰宅できていたので、まずまずのペースだったのではないかと思います。

計測したわけではありませんが、だいたい300km程度の一筆書きツーリングとなったのでした。病み上がりの復活ツーリングなら、距離的にもこれくらいが妥当なのかも?

いやー、楽しかったな〜。
ソロツーリングもいいけど、こうやって気の合う仲間と行くツーリングもやっぱりいいですね!

・・・しかしこの記事を書いている2日後の現在。
体じゅうのあちこちがイタイ・・・orz

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