この間、ネットで注文していたエアコン関連部品(配管とかボードアンカーとか)が届きました。本体(室内機、室外機)と関連部品が揃ったのですが、少し不足している道具があったのでこれは先日島忠で購入しました。
となれば・・・そう、いよいよ取り付け作業、スタートです!
ところで、エアコンの据付板を取り付ける壁面の素材が実は石膏ボードであることが分かったのですが、この石膏ボードにエアコンを取り付けるには木材の壁面への取り付けとは違って単純にネジ止めするだけではダメであることがわかりました。
で、どうすればいいのか下調べを進めていったところ・・・。
この石膏ボードに固定するための専用のビスを「ボードアンカー」と呼ぶのですが、上のリンクで扱っているような、単純なねじ込み方式のボードアンカーは最近では推奨されない(というか、禁止されている)らしいのです。
今時のエアコン事情ではそうではなく、石膏ボードに穴を開けて、アンカーを打ち込んで挟み込む方式でなければならないらしく。ということは、そのためにはまず石膏ボードに穴を開けなければなりません。
そこでこれを購入してきたのでした。購入したのは鉄鋼用のドリルですが、お店(島忠)で確認したところ、石膏ボードに穴を開けるのはどれでも出きるが、石膏がついてドリルが痛んでいくのでこだわらないなら安価なもののほうがいいということでこちらを選択。
ちなみにドリル径(穴の大きさ)は9mmですが、なぜ9mmなのかというと、理由はまた後ほど(笑)
さっそく電動ドリルに取り付けて、石膏ボードに穴を開けて・・・といきたい所ですが、いきなりの実戦投入は不安があります。
そこでまずは練習練習。
端材に穴を開けて、ボードアンカーの取り付けを試してみることにしました。先日完成したばかりの多目的作業台が早くも大活躍です(^ ^)
ここにボードアンカーを取り付けるのですが、そのボードアンカーがこちら。TASCOのエアコンボードアンカー、MA-1※(PDF)。
このMA-1は二つの部品からなっています。
左がアンカー、右がネジですね。アンカーにネジを通して、ネジを締め込んでいくとアンカーの足が引き寄せられていって開き、裏側からボードを抑え込む構造です。
穴にこのアンカー部を差し込みます(こちらにもきちんと食いつき用のツメが付いています)。
電動ドライバでネジを締め込んでいきます。アンカーの口側のツメはしっかり木材の表面に食い込んでいます。
反対側は、こう。
アンカーの足が開き、その足の爪が反対側にがっちり食い込んでいます。
こうして(この練習では木材ですが)石膏ボードを表と裏からがっちり挟み込むことで、エアコン(の据付板)をしっかりと支えてくれるわけですね!
さぁ、これで練習はおしまい。
いよいよエアコンの取り付け本番に入ります。うまくできるかな!?