お参り散歩・再びの芝東照宮♪

少し前のことですが、去る5/4(みどりの日)にお参り散歩をしてきました。
そろそろ明け勤務からの帰宅帰りで立ち寄る神社仏閣の選定が難しくなって来始めていますが、まぁ別に一度行ったからもう行かないことにするなんて縛りはないわけで。

というわけで、今回訪れたのは再びの芝東照宮です。
正直言うと、桜の季節に来たかったです・・・(^_^;; DSC_1871連休の透き通るような青空にそびえ立つ東京タワーを見ながら、増上寺の(ほぼ)隣に位置する芝東照宮(というか、芝公園)に向かって一直線に歩きます。

DSC_1878いきなり芝東照宮に行ってしまうと、(とても小さな神社なので)あっという間に参拝が終わってしまいます(笑)
なのでまずは公園内の石段を登って周辺散策から。

DSC_18865月にしてはなかなかに強烈な日差しだったこともあり、岩肌の持つ陰影がことさら強調された不思議な世界がありました。大きさは人の頭くらいですけどね(^-^;;

DSC_1893ぶらぶらと石段を登った広場にあるのは、お稲荷さんです。お賽銭箱はありませんので、(心の中で)挨拶をして撮影させてもらうことに(前回もそうやって撮影していますからね)。
小高い丘の上にあるお稲荷さん、しかも林の中にひっそりと建っているからでしょう、ここを参拝している人はついぞ見かけませんでした。

DSC_1901それでも瓶の蓋が裏返しておいてあり、小銭がいくらか収められていた所を見ると、まったく忘れられたお稲荷さんではないようですねぇ。

DSC_1913眼光鋭いお狐さま(狛犬ならぬ、狛狐?)。でもその口元には大きな蜘蛛の巣が。それくらい人が来ていないということの証左・・・かな?

DSC_1917正一位円山随身稲荷大明神というお稲荷さまだったんですね~。
ちょっとググってみると、探訪録をあげている方がちらほらと(笑)

DSC_1920明らかにアスファルトよりも数度は低いであろう涼しい空気の中、木漏れ日が気持ちいい!
もう少しあたりを散策してから芝東照宮にお参りにいくことにしましょう!

DSC_1927大樹はさしずめ蔦のアパートメントといったところでしょうか(^ ^)

DSC_1931木々の間から増上寺が顔を覗かせていました。お寺って、こうやって木々が枝垂れている風景にピッタリなじみますよね。

DSC_1932芝東照宮のある芝公園はザ・プリンスパークタワー東京(プリンスホテル)と一体をなしています。なのでそのままプリンスホテルに沿って進み、芝公園の広場に降りてから芝東照宮へ参拝するというルートにしました。

DSC_1937まさか、紅葉が始まっているわけでは・・・ないですよね・・・?

DSC_1947広場に降りてくると、東京タワーをいい感じで眺めることができます。50mm単焦点なのでこういう切り取り方になっていますが、広角があればもっとタワー全景を収めることができます。
ま、お散歩レンズという位置づけなので、ズームなどの重いレンズはちょっと・・・ね・・・(^_^;;

DSC_1960さすが休日(というか、大型連休ですよね!)だけあって、広場は家族連れでいっぱい!
芝東照宮とは反対側に花壇などがあって花が咲き乱れていたので、後でそちらにも行ってみることにしましょう。
でも、まずはお参り、お参り!

DSC_1966黒潰れしないような露出を確認しながら何度も何度も撮影していたら・・・。熱心に撮影していると、他の人もいつの間にか同じ被写体を撮影しに集まってくるんですよね(笑)
これって、行列ができているとなんとなくみんな並んでしまうというアレと同じなのかも!?

DSC_1968参道入り口から見た芝東照宮の鳥居。なんで上半分を切り出したかというと、下側は両端が駐車場だったりするからです。
ちょっと神社っぽくなくなっちゃうんですよね。ま、ある意味さすが東京都心と言えなくもない・・・?

DSC_1971空き地では猫ちゃんがひなたぼっこなう。あんまり人に懐いていないみたい。

DSC_1988手水場の朱。背景を彩る新緑が、朱を際立たせていますね!

DSC_1991本殿に彫刻された龍の図。なんか平面的に撮影しちゃったから、まな板の上の鯉みたいになってしまいました・・・(^-^;;
でもこの感じ、何かに似てるなぁとしばらく眺めていて、わかりました。
ぶぅ太がまだいた頃に、暑くなると彼がよくこうやってお腹を地面につけてデローンとなっていた、あの姿勢にそっくりなんだ!(笑)
龍なんだから、もうちょっと躍動感あるポーズで彫刻してあげればよかったのにねぇ。

DSC_1994二礼二拍手一礼でお参りを済ませます。願い事は、いつも一つ!なにとぞ、なにとぞ・・・。

DSC_2005どの神社・お寺でもおみくじは一番人気ですね。僕は小心者なので引きませんが・・・(~_~;;

DSC_2008お参りを終えたら、芝公園の広場をグルッと回ってもう少し散歩を楽しむことに。桜は終わってしまいましたが、この時季は他にもたくさんの花々が咲きますからね!

DSC_2018そして多くの人がやっぱり同じように花壇の花々を撮影していました。しゃがみ込んで構図を見ているのは僕だけでしたが・・・(^-^;;

DSC_2024しばらく園内をぶらぶらしていたのですが、時間もずいぶんと経ちましたので、そろそろ桜田門に向かって歩を進めることにしましょう。
と、いつもならこのまま増上寺脇を通り桜田通りへ一直線なのですが、ふと気がつくと、芝公園のすぐ脇には「重要文化財 旧台徳院霊廟惣門」なる門が。ここを通って東京タワーの足元に抜けることができるようです。
門をくぐった先には芝生広場があるとのことなので、もしかしたらもうしばらく散策が楽しめるかも?

DSC_2030で、こちらがその門の屋根!(笑)
50mmで全景を入れるには、後ろにある大通りを渡って向こう側にでないと無理です・・・orz
ちなみに門の中には・・・。

DSC_2031吽形(左)

DSC_2035唖形(右)

阿吽、という文字の並びから見たら、阿が左、吽が右の方がしっくりくるように思うのは僕が現代の人間だからでしょうか。

DSC_2049惣門をくぐった先には階段があり、それを登っている途中で見かけた景色。
増上寺に泳ぐ鯉のぼりです。
明日は(このお散歩は5/4に行われています)子供の日ですもんね~。

DSC_2054甍の波と 雲の波♪
甍(いらか)が屋根瓦のことだと知ったのは比較的年を取ってからでした。僕の年代がそうなのですから(それとも僕だけか?)、今時の子にはきっともっとわからないことでしょう・・・(^_^;;

DSC_2060階段を登りきった芝生の広場にもいろいろな花や植物が。
なんかぜんまい仕掛けみたいでおもしろかったのでパチリ。

DSC_2068マクロレンズではないのでこれが限界ですが、薔薇の花びらってこうやって撮ると、なんかガラス細工みたいです。握ったらバラバラになってパラパラと砕けていきそうな。

DSC_2075紅白なら縁起がいいかも!?(笑)
って、これは「白」の露出練習で撮影した被写体なだけなんですけどね・・・(^-^;;

DSC_2081あからさまに「花」!っていう感じではない花も、少し目を凝らしてみるとそこかしこに。蝶よ花よと誰が見ても美しい物だけに目を止めてはダメなのかもしれません。
って昔、「虫愛ずる姫君」の話(堤中納言物語)を学んだときに解説された気がするなぁ。

この広場をくだるとそこはもう東京タワーのお膝元・・・ってゆーか、足元。

DSC_2087交差点から東京タワーを見上げたら、ちょうど飛行機雲が一直線に東京タワーを横切っていきました。風の強い日だったので(当然上空はもっと強い)、少し撮影にもたついているうちに飛行機雲はあっという間に歪んでしまい・・・残念!
見たときはもっと綺麗な細い一直線だったのに、その感動が伝えられないなんて!!

DSC_2104でも、その風の強さをこちらは満喫中のようですね(笑)

DSC_2107東京タワーの足元で元気に泳ぐ鯉のぼり。そして鯉たちの下には、東京タワー展望台に登る順番待ちの列を作る人・人・人!
これまで何度も東京タワーの下を通過してきましたが、こんなに人がいたのはこの日が初めて!
あぁ、人で作られた流れを鯉が飛び出し、タワーという滝を登って龍になるのか。なるほど、これはいわば現代的な「登竜門」の話なんですね!違)

DSC_2114駐車場にはひっきりなしに乗用車、観光バスが入ってきて大混雑!
人がさばききれていない東京タワーの足元に、次から次へと人が入ってくるものですから、ますますさばけない状態に・・・。
連休の商業施設なんてどこでもそうなんでしょうけれども、いやー、世の中のお父さんは大変だ・・・(^_^;;

そして僕はというと、そんな人ごみを尻目に桜田通りを桜田門に向かってウォーキングするわけですが(ビジネス街だけあって、通りは人通りも車通りも少ない!)、この後、例のデモにぶつかったわけですね~。

いやー、それにしても休日(というか、大型連休)というだけあって、ほんとにイベント盛りだくさん!
・・・ですが、僕が訪れた場所はほとんど人がいませんでしたけどね・・・(笑)

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