満を持して(?)、比較的暖かだった昨日(11/18)、とうとうかねてよりの懸案だったフューエルコック交換作業を行いました。
まずは外装関係をすべて取り除きます。
取り除いたついでに確認してみると・・・あー、やっぱりオイルが滲み出て垂れていますね・・・。これで大体約1ヶ月分くらいのタレ具合です。
まいったな~。
シートカウルも含めて、すべて取り外します。
この姿、これはこれでなんかネイキッドみたいでちょっといいかも!(^-^)
まずはフューエルコックをOFFの位置にします。もっとも、状況が変わっていなければこんなのはただの気休めなのデスが・・・。
負圧チューブを外したら、いよいよ本丸のフューエルチューブです。クリップを外したら、後はホースを抜くだけなのですが、抜いた途端にガソリンが流れ出てしまうので、それをどうにかして先日購入したガソリン携行缶に導かなくてはなりません。
携行缶に付属しているホース部分の太い方(ガソリン携行缶に綱ぐ方)をフューエルチューブ側に持ってきて、反対側を携行缶に入れてみたらどうだろう?
しかしこれだと、フューエルチューブ側もガソリン携行缶側もホースがそれぞれ安定していないため、注入している間にいずれか一方が外れて大惨事になる可能性も。
そこで結局は・・・。
こうなりました。
ガソリン携行缶はそのまま普通にホースを固定してつなぎ、本来注ぎ口になる側をフューエルチューブ側に持ってきて、手で抑えながら抜き取るという方法です。
ちなみにガソリンの残量が少ないためか、前に駄々漏れしたみたいにドバーッとは出ず、チョロチョロと流れるようにガソリンが出てきました。
そのため、量的には多分2リットルもないくらい(測っていないのでわかりませんが、1リットルなかったかも・・・)の分量を出しきるのに結構時間がかかりました。
手頃な台の上にガソリン携行缶をセットしたりすればよかったのですが、こんなに時間がかかるとは思わず、ツールボックスの上に腰かけて、膝の上に携行缶をおいてガソリンを抜き取っていたので結構疲れました・・・。
でも、その甲斐あって。
とうとうガソリンタンクを外すことができるようになりました~~(^o^)
残念ながらガソリンはタンク内にビミョーに残ってしまっていて、振るとチャポチャポという音がするのですが、今のところ残量が少なすぎるせいか、少しコックから漏れましたが落ち着いているようです。
写真の置き方をしても、(タンク前方のほうが低くなるからか)コックからの漏れは止まっているみたいでした(漏れてもいいように雑巾は敷いておきました)。
せっかくなのでエアクリーナーボックスくらい取り外そうと思い、ちょっと覗いてみると・・・。
あっ!!やっぱり落っこってた!!タンク前面に取り付けるゴムのグロメット!
きっと無くなっているだろうと思って、新しいの注文しちゃったよ~・・・orz
そしてエアクリーナー(フィルター)を取り外して、ボックスの底面を外そうと思ったその時!
なんだ、この液体は!?
触ってみると、間違いなく油。ガソリンの類ではありません。この滑り具合、もしかしてエンジンオイル・・・か・・・???
転倒したりもしているのでオイルが入り込まなさそうなところに入り込んでいても不思議はないのかもしれませんが、エアクリーナーボックスの中にオイルは入るものなのでしょうか・・・??
とりあえずキレイに拭き取るだけ拭き取っておきました。
キャブレターさん、はじめまして(^^)
でも今日はキャブを外すことまでは目的にしていないので、ここまで。
ホコリが入り込まないようにカバーをしておきます。
今日の目的は、これですから。
ガソリンタンクを裏側からみています。立てかけての作業ということですね(笑)
もちろん、前面が下にきています(やり辛いですからね)。
新旧比較。
なんか、全く色が違うんですが、これはきっと新しいフューエルコックアッセンブリは型番が新しくなったからベースカラーも変わったに違いない・・・と思いたい。
さて、そうしたらまずはフューエルコックレバーを外そうと思いますが、そもそもあれって何でついてるんだ?
パーツリストを持って降りればよかったのですがそれはおいてきてしまったので現状で確認できるものといえば・・・新しいフューエルコックアッセンブリ。
該当部分をみると、ネジがきってあります。というとは、ネジで止まっているということですね。
実際、その後パーツリストで確認してみたところ「コックレバーセッティングスクリュー」というネジであることが分かりました。
後は+かーかですが、スマホのLEDライトで照らし出したところ、+であることが目視で確認できました。
じゃープラスドライバーをさすことにしましょう!
KTCのドライバセットから、一番使用頻度の高い(一番使い勝手のよい)ドライバーを差し込んで・・・。
・・・届かない・・・orz
それならってんで、同じくKTCの一番長い奴(だけどその分太い)のを突っ込んでみました。
今度はばっちり届きました。でも。
結局ドライバーの先端も太すぎて、タッピングスクリューをとらえることができませんでした・・・orz
どうしようかしばし考えて・・・。
普段のメンテナンスでは使用していない(ツーリングとかに持っていく、分離式の)VESSELドライバーを持ち出して見たところ、これだとぴったり!
ちゃんとタッピングスクリューの頭をとらえることができました!
これでタッピングスクリューをコシコシ回していくと。
無事にはずれました~~。なるほど、VESSELならちょうどいい長さなんだな~。
新品のフューエルコックアッセンブリの形と同じですね!って当たり前ですが。
そうしたら今度はコックレバーのガードを外します。
これは普通にボルトで止まっているだけなので、ラチェットで簡単に外すことができます。
外れれば、後はフューエルコックアッセンブリを外すだけです。アッセンブリも同じくボルトオンなので、ラチェットで外せます。
ところでこれを抜き取っている時に気がついてしまいました。
シートカウルの折れた爪がここにささってる!!
これ、接着剤で止めても多分ダメだろうな~~。
そしてタンクに穴があきました!(笑)
一応軽く拭き掃除をしておきます。
向きを間違えないようにして(普通は間違えませんけどね)タンクの穴に差し込み、ボルトで止めます。少なくともこれでガソリンが漏れでる心配はなくなった・・・はず。
後は残りのものを取り付けていけば、フューエルコックの交換は完了です。
コックレバーが刺さる場所をよく見ると、一ヶ所切り欠き(?)があります。
この切り欠きとレバーの切り欠きを合わせて差し込みます(そうしないと物理的に刺さりません)。
ピントがずれちゃいましたが、レバーの方にも切り欠きがあるのが分かると思います。これを合わせるわけですね。
実際、合わせるも何も、フューエルコックを交換しているわけで、だとしたら普通はコックはOFFにして作業をするでしょうから、当然にこの切り欠きを合わせた位置というのは、OFFの位置ということなんですけどね。
これで元通りです。
さて、これで本当にガソリンが漏れでなくなったでしょうか。
確認の意味も込めて、一度タンクを水平位置に戻し、軽く揺さぶってみます。
中でガソリンがチャポチャポ音をたてますが、コックからガソリンが漏れ出ることはありませんでした。
どうやら交換作業は無事完了したみたいです!よかったよかった(^-^)
後はこれをRVFに元通り組み上げていけば今回の目的は達成です。
エアクリーナーを戻していきますが、なんかフィルター、ちょっと汚い?
もうそろそろ交換時期??
エアクリーナーボックスの蓋をして、ネジで固定したら最後に各種ホースを接続。
しかしこのホースを接続した時に接続口を止めているクリップ、これって外すのも止めるのも結構大変じゃありませんか?
僕はこれに毎回てこずっているんですが、なんかこれ専用の道具みたいなものがあるんですかね??
エアクリーナーボックスのこれみたいに、作業スペースが十分に確保できる時は、ネジ外しには全く役に立たなかったネジザウルスが大活躍なんですが、フューエルチューブとか負圧チューブとかのは作業スペースが著しく制限されるため、とっても大変!
あることが分かっていたら買わなかったグロメット。ちなみに左が新品、右が使い古し。
ぱっと見ただけでも経年劣化ってわかるものですね(笑)
タンクの先端部分にこうやってはめ込んで(最初これのはめ込みがわからなくてあせってしまった・・・)。
シート側のボルトを固定すればタンクの取り付け作業は終了。
でも固定する前に、各種チューブを接続しなければなりません。
問題はこっち。いや、チューブをつなぐだけなら簡単なんです。差し込むだけですから。
問題は・・・。
さっきも書いたけど、このクリップ!!
これがヒッジョーーーーに止め辛い!!!
それでも辛うじて止めることに成功しました。
この時点で念のためコックをリザーブにしてエンジンをかけてみたところ・・・いわゆるガス欠症状が出てエンジンはかかりませんでした。
そりゃーそうですよね、ガソリン抜いているんですから。
そこで携行缶からガソリンをタンク内に再移動し(これは口から単純に注ぐだけなので楽ちん♪)、ガソリンが入ったことを確認してから再度エンジン始動。
今度はすんなりとかかりました(^-^)
というわけで、これにてフューエルコック交換作業は無事終了と相成ったのでした。
近いうちにガソリンを入れにいかなくちゃ!
bootaさん
おはようございます
現像液は簡単に落とせるので漏れが想定される近辺一体に吹いちゃいますよ
例えばエンジン左側全面とか
その中で最初に滲む場所が漏れ箇所となります
それで漏れ箇所特定となります
頑張ってくださいね
エアNC30さん
ご助言ありがとうございます。
なるほど、あらかじめ問題箇所を限定するのではなく、怪しいところは絨毯爆撃的に吹きつけてしまえばいいんですね~。
そういう発想は無かったです・・・(^-^;;
というわけで、「現像液」をさっそく発注しました!
450mlサイズのようですが、このサイズでどれくらい吹きつけられるものなんでしょうね?
そうしたことも合わせて、いろいろ試してみることにしましょう!
漏れでていることは間違いないので、これで原因箇所が特定できると気分的にもすっきりできますし!
(本当にすっきりするのは原因箇所の特定ではなくその対策が完了したら、ですけどね・・・)
bootaさん
おはようございます
微小なオイル漏れの件、こんな技があります
ミクロチェック現像液
モノタロウでも販売してます
漏れていると思われる箇所近辺をキレイに洗浄(パーツクリーナー等使用)
よく乾かす
現像液を吹き付ける
よく乾かす
現像液は乾くと白い粉末が固まり白い膜を形成
エンジンを掛けじっくり観察
漏れ箇所から白い膜が滲んでくる
かなり微小な漏れでも場所特定に役立ちますよ
漏れ箇所が判明すればあとは作業のみですもんね
ちなみに現像液は簡単に落とせますので作業後に洗浄を
エアNC30さん
情報ありがとうございます!
そんなツールがあるんですね!
自転車とかのパンク箇所を見つけるのに石鹸水をつけるようなイメージで使うことができるのでしょうか、
扱いもそれほど神経を使うものでもなさそうですし、探してみることにしますね。
あ、でもその前に漏れ箇所の特定(あるいはその可能性の高い箇所の選定)をしなくちゃーいけませんね・・・(^-^;;
bootaさん
フューエルコック交換、お疲れさまでした
中々スムーズな作業ではないでしょうか
っと言ってますが自分はRVFは作業した事ないんですけどね
ところでエアクリボックス内の液体はエンジンオイルと思われます
ブローバイガスと供に上がってきたか、転倒時か、どちらにしても心配ないと思います
それよりオイルパンの漏れが嫌な感じですよね
フューエルコック同様、今度こそ駆逐しちゃってください
エアNC30さん
ありがとうございます、おかげさまでフューエルコックは適切に交換が完了し、無事その機能を果たしてくれているようです。
エアクリーナーボックス内のあれ、やっぱりエンジンオイルでしたか。
心配ないとのことですので、キレイに拭き取りましたからこれでまた様子を見ることにします。
ところで本当ににじみ出ているオイルは嫌なカンジなんですよ~。
なんかすっきりしないというか。実際のところ、RVFに(久しぶりに)乗ろうかと思うと、まずその前にこのオイルを拭き取るところから始めなければならないので・・・。
どうも前回交換したオイルパンガスケットよりも上の方からにじみ出ているっぽいようにも見えるんですよね。
カウルも外したことですし、このうちになんとかあたりをつけたい所です・・・。
おはようございます(^-^)
とうとう交換しちゃいましたねぇ♪
無事に終わった所で…
フューエルコックに乾杯~♪
( 〃▽〃)フフーフ♪
クリップ外す、専用工具♪ありますょ…
まぁ私は買うの面倒なので車を弄ってた頃に使用してた奴を使ってますけど(笑)
Eクリップ外す奴で小さい奴なら大体OKですょ♪
あ~…私のブログにも写真に写ってます(笑)
先が針みたいになってて、握ると開く奴です(^.^)まぁ…しつこいようですが私のはデカイです(^_^ゞ…が、あると便利です♪
Black angelさん
おかげさまで無事にフューエルコックの交換作業が完了しました~。
古い方のフューエルコックはその内部構造を見てみたいなーと思っているので、一度洗ってガソリン及びその匂いを可能な限り抜き取り、
乾燥させてからばらしてみようと思っています。
変な話ですが、元に戻す必要がないので心置きなくばらせる(笑)
ところでクリップを外す工具、やっぱりあるんですか!
あれは本当に外すの(というか、どちらかというとはめるの)が大変なので、そのツールはぜひ購入する方向で検討しなくちゃいけませんねぇ。
ホームセンターとかでも売っているのかな?
近日中にまたいかなければならないので、その時に合わせてみてみることにしましょう!
有用な情報、サンキューです♪