お参り散歩・平河天満宮♪

今年も大きな試験を控えているので、ここらで一発天神様にお願いしておくことにしましょう!学問の神様と言えば、なんてったってアイドル菅原道真公ですからね!
ところで東京で有名な天神様と言えば、おそらく多くの人が湯島天神と答えるでしょうけれど(以前訪れたのは湯島聖堂で、別物です)、ちょっとお参り散歩で出向くには距離が・・・。

ということで色々と(Yahoo!の地図で)探してみたところ、平河天満宮というお宮様が見つかりました。名前を聞いたことはありませんでしたが、何と言っても天満宮です。
なので今回はこちらを訪れることにしたのでした。

いつもの官庁街を、強い日差しを避けるために頭から真っ白なタオルをかぶり、デジタル一眼レフを片手に散歩していたら、あちこちにいるお巡りさんにちょっと怪しげに見つめられたりしつつ(笑)、それでも新橋駅を出発して虎ノ門を抜けて歩き続けること約1時間。
ようやく到着しました。一応飲み物を水筒に入れて時々喉を潤しながらの散歩だったのですが、あの暑さの中、よく熱中症にならなかったな・・・(^_^;;

でもあまりの暑さに今回は道中の撮影は無し。出で立ちもちょっと怪しかったこともあり、これで撮影してたらホントに職質されていたかもしれませんものねぇ。
なので、平河天満宮だけで撮影に挑みます(笑)

DSC_2388東京にある他の神社仏閣の多くと同様、こちらも比較的こぢんまりとした神社さんですね。

DSC_2389石段を上ってすぐ右手に、天神様とは別の神様(?)が祀られていました。

DSC_2390鳥居のすぐ脇に、小さな別の鳥居があるって、よく考えたらなんか不思議な感じ。三殿宮というのですね。
なんでも縁結びの神様なんだそうですが(この三殿宮に祀られている神様がそうなのかどうかは定かではありません)、すでにどなたかとのご縁などあきらめたこの身にはあまりご利益がない・・・かも。
・・・ヤベェ、ウツコイ思い出しかけちゃった・・・orz

DSC_2391さて東京はこの日、高温注意報が発令されるくらいのチョー強烈な日射&気温。
そんななか、石畳と石造りで構成された神社で一人撮影に挑む僕。映り込む影の濃さで、その日差しの強さがおわかりいただけるかと・・・。
そして石畳故の強烈な照り返し・・・。

DSC_2393ところで、平河天満宮のメインの鳥居は銅でできているそうです。これ自体が非常に貴重なものらしいですね。
でも、銅ということはつまりは金属なわけで(しかも銅って熱伝導率が高いんですよね)、そこかしこに錆び状のものが染出ていました。

DSC_2394銅の鳥居を見下ろすようにそびえ立つビル(マンション)。鳥居との間に作り出した交差点から差し込む日光が、小さな光芒を作ってました。いい感じ・・・なのですが、とにかく暑い!!
熱伝導率の高い銅の鳥居じゃ、この熱をことごとく吸収してしまって神様(正式には八咫烏ですね)は鳥居に止まることができませんね、きっと。

DSC_2398鳥居から境内に入ると大きな石灯籠があります。本来は左右一対であったらしいのですが、残念ながら片方は既に土台が残るだけとなってしまっていました。
50mm単焦点ではその全景をおさめることができず(できるのですが、背景によけいなものがたくさん映り込んでしまいます)、あえて天頂部分のみを切り取ってみました。青い空に緑の葉が映えて、きれいですね!

DSC_2401平河天満宮は天満宮ですから、祀られているのは天神様。天神様と言えば牛ですよね(京都の北野天満宮だって牛ですからね)。もちろん必死になってその牛の頭をなで回してきましたとも!(笑)
「賢くなりますように」と真剣に願いを込めて。

DSC_2404参拝する多くの人がこの牛をなでるので、その部分は石もずいぶんと削り取られてつやつやいていました。
その一方で、ほとんどの人が触らないであろうお尻の方は、石の質感が十分に残っていました(一部欠けてましたが)。何気にキュートですよね、お尻(笑)

DSC_2406この牛の脇から朱塗りの鳥居が続いていています。この構造、案の定その先にはお稲荷さんが。

DSC_2409左右を守るお狐様は、牛さんとは一転険しい顔つきです。鳥居の朱がほんのり反射して赤みを帯びていました。

DSC_2410お稲荷さんに続く参道の脇にあった、力石。これを持ち上げて力比べをしたとかナントカ。試しに持ち上げてみようかと一瞬(一瞬だけ)考えたのですが、やめました。
どう見ても持ち上がるわけがないですし、そもそも一般の参拝客がこんな何でもないときに持ち上げていいものかどうかもわからなかったですし。
そういえば、持ち上げて軽く感じると幸福が訪れる・・・なんて石もありましたよね。

DSC_2412一通りオプション(?)を見学したら、お参りをしてしまいましょう。
天満宮の本殿をお参りする前に、手水場でお清めを行います。が、先客がいたのでここはしばらく待機です(^ ^)

DSC_2415手も口も心も(?)清めたら、いざお参りです。
二礼二拍手一礼でお願いごとを(力一杯)念じます。
本当は詠唱しなければならない文言が決まっているのですが、今年はほら、とにかく自分最優先っていう(チョー自分勝手な)決意で過ごすことにしているので、ここでも自分のことをガッツリとお祈りです(笑)

・・・今年は自分最優先にしようと思ったのには、いくつもの出来事があったから。でも、それはそれとして、この「自分最優先」は今年だけで終わりにしようと思っています。

DSC_2417強烈な日差しを浴びていても、植物は元気に上を向いて枝葉をのばしています。たいしたものだ。日に向かってのびるというのは、本当なのかもしれませんね。

DSC_2418その枝葉が作り出す木陰で、狛犬がたたずんでいました。ナイスポジショニングですな(笑)

DSC_2419右の狛犬は木陰で休んでいましたが、左の狛犬もなんだかんだでちゃっかり木陰に収まっていました(笑)
そしてこの左の狛犬はその表情のユニークさ。これもこの神社の売りになっているようです。

DSC_2423お参りを無事に済ませたら、もう一撮影します。先ほどの撫で牛とは違う牛さんを重ねて。こちらの牛は撫でられていないために、角もはっきりと残っています。

DSC_2425手水場にかかっていた手ぬぐい(?)。風に揺られてゆらゆらと振れる様が涼しげでした。水場にあるからそう感じるのかな?でも、色使いもどことなく涼しげなものが選ばれていますよね。

DSC_2426神社と言えばおみくじ。
おみくじを結びつけると縁が結ばれるという、縁結びの梅なる木がありましたが、そこにももちろん多くのおみくじが結びつけられていました。
縁を結ぶには相手がいないとねぇ・・・(~_~;;

DSC_2427社務所の方が手入れをされているのでしょう、花咲き乱れる鉢植えが至る所に。

DSC_2428本殿にも植木鉢が。青みがかった白が神社の雰囲気にぴったりでしたが、これなんて花でしょうね?

DSC_2430しめ縄、しめ飾り、鈴。神社の定番ですよね。
本殿左右に提灯も掲げられていたのですが、(最近はどこもそうなように)この提灯はビニールで覆われていて、なんかいまいち風情が・・・(^_^;;

DSC_2433本殿から参道を望む。
こうして見ると、平河天満宮も本当に町中にどどーんと(こぢんまりとですけど)あるんですよね〜。目の前に普通にアスファルトの道路が横切ってますもんね。

でも、そうした下界との距離感故か、いかにも近くに住んでいるという出で立ちの人が数人、入れ替わるようにお参りして行ってました。
お賽銭を入れた形跡がないので、たぶん神様とご近所付き合いをしているということなのでしょう(笑)

DSC_2434少し離れたところからよくよく眺めてみると、何気に荘厳な本殿ですよね。

DSC_2435総石造りと言っても過言ではない境内において、唯一の涼を感じられるのが、手水場。鏡のように澄んだ薄い水の膜が外の景色を閉じ込めています。
撮影している間も近くを雀が様子伺いをしていましたから、彼らにとってもここはとても大切な場所のようですね。

DSC_2437もちろん、水場に集まってくるのは小鳥だけではありません。蜂だって水は必要ですよね〜。
そういえば、神社仏閣でよく目にする「猫」はついぞ見かけなかったな〜。
ま、暑かったし、猫がいたとしてもうろついたりはしないですよね。

DSC_2442と言ったところでさすがに暑さに耐えられなくなってきました。
平河天満宮から最寄り駅の麹町までは徒歩でも10分とはかかりません。
そろそろ帰路につくことにしましょう。

DSC_2442銅の鳥居をくぐって表の通りに出たら、大通り方面に向かって歩き始めます。天満宮の敷地の前をもうじき抜けようかというあたりで、最後にもう一枚。

遠目に見ると、本殿は何となく銭湯みたい?(笑)

さて、大通り(甲州街道)に出る少し手前、ファミリーマートに寄り道しました。
その目的は・・・。IMG_4352.JPG

この夏初の、ガリガリ君!!
熱中症対策にはやっぱりこれですよ、これ!暑い夏にはガリガリ君!
問題は、駅にたどり着くまでのホンの10分程度で食べ終わるかどうかですね(笑)

さて、牛の頭を撫でて、お参りも済ませて。
これで少しは僕の頭も賢くなってくれるといいのですが・・・(^_^;;

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