夜中の2時過ぎまでガンガン飲んでいたくせに、翌朝6時には目が覚めてしまうのは、それだけ年を取ったからでしょうか、それとも旅先故の興奮からでしょうか。
天気予報ではお天気はぐずつく・・・ってゆーか、結構大荒れみたいなことを言っていたのですが、ふたを開けてみればなかなかにいいお天気じゃありませんか!
予約した朝食時間にはまだ間があるので、少しお部屋でダラダラ。朝食は非常に軽いものしかでないみたいなので、昨日買っておいたパンを先に食べておくべきか否か、それが問題だ?
というのも、実際シェルトーンの紹介ページに掲載されていた朝食のイメージは、こうだったから。
なるほど、トーストにゆで卵くらいか~。確かにこれは軽い朝食ですし、これだけじゃ足りない可能性も十分に考えられますね!
ま、朝食時刻からチェックアウト予定時間までも結構間があるので、朝食を済ませて足りないようなら買ってきたパンを食べればいいか・・・くらいの軽い気持ちで朝食会場に向かいました。
そして実際に提供された朝食は、こうでした。
なんだ、このボリューム!!
トーストはトーストでも、トッピングを複数種類から選ぶことができます(僕はシナモンをチョイス)。さらにたっぷりの生クリームが載っていて・・・。
そしてウィンナー2本に、写真には写っていませんがオレンジジュースもつきました(もちろんコーヒー・紅茶だってちゃんと付きます)。
この朝食がついて、一泊朝食付きで一人4,000円はリーズナブル過ぎますね!(笑)
そんなわけで、何気に朝食だけでお腹いっぱい・・・(^_^;;
昨夜買ったパンは結局食べる必要がありませんでした。これはそのまま今日のお昼ご飯になってもらうことにしましょう(もともとはお昼ご飯として買ったものでもあるので。その理由は、この後で)!
今日の移動に利用する町営バスのバス停到着時刻が9:37予定(結構アバウトで、早発することも普通にあるそうです)なので、それに合わせてチェックアウトを済ませ、昨晩歩いた道を再びてくてくと食後の散歩も兼ねて歩きます。
ちょっと雲があるけど、青空が広がって、地面には南国の樹木の影が色濃く写って・・・もうほんとここは南の国って感じですね!(笑)
しかし、天気がいいのは民家のある平地のこの辺だけっぽいです。というのも、山の方に目を向けると、なんかもう既に雨が降っているような雲が垂れ込めていましたから・・・。
曇ってもいいけど、雨は勘弁してほしいな~~。
昨日飲み会を行った梁山泊を通り過ぎてその少し先にある交差点付近が出発地となるバス停のある場所。
まだバスが来るまで時間がありましたから、この交差点にあった神社(天照皇大神宮)でお参りしておきましょう(昨日、シェルトーンの人の車で同僚を待った場所がここです)。
赤土が敷き詰められているのは、八丈富士とかが噴火した跡なのでしょうか・・・?
こちらが本殿。
特に参拝の形式などに触れられていなかったので、いつもどおり二礼二拍手一礼でお参りを済ませました。
ここでもまた自分のことばっかりお願いしちゃったわけですが、本当は「天候が保ちますように」とか、「飛行機が無事に飛びますように」ってお願いしなくちゃいけなかったんですよね・・・(^_^;;
それをしなかったもんだから、後々大変なことに・・・?
本殿のすぐ脇には石が積み上げられた祠がありました。こちらは金比羅さんだそうです。
実はこの神社のある交差点の少し先が、昨日買い物をしたブーランジェリー。
朝7:30から開店していることは分かっているので、お参りを終えたらバスが来るまでまた少し店内をぶらつかせてもらいました(笑)
ちゃんとコーヒーくらいは購入しましたよ!
そしてその店先から空を見上げると、今日はこんな感じでお天気も保ちそうか・・・?と思えそうですが、これから進行する方向の空はこんな感じ。
・・・大丈夫だろうか・・・(~_~;;
まぁ今日の予定は温泉に浸かるだけですから、雨が降った所でさほど影響は無いんですけどね。
八丈島と言えば普通はダイビングとか釣りとかなんでしょうけど、僕等の予定は「温泉」。それってどうなんでしょうね?(笑)
でも、八丈島には結構温泉施設があったりします。
昨日先に現地入りした同僚は、全制覇を目論んでいたそうなのですが、やっぱり一泊二日では無理だったみたいです(それくらい温泉がある。そしてそれぞれのアクセスは非常に悪いということでもあるのですが)。
そして待つことしばし。目的の町営バスがやってきました。
バスに乗り込んだら、まずは「バスパ(BASPA)」を購入します。これは指定の温泉施設の入浴権+町営バス2日間乗り放題がセットになった観光客専用のチケット。
実際バスに乗るのは今日一日だけなのですが、入浴可能な温泉施設3ヶ所の内の2ヶ所に立ち寄ることにしていて、さらに最終的には空港を通るコミュニティバスにも乗り継ぐなど、乗り降りもそれなりにするため、個別に清算するよりバスパの方が断然お得なんですよね。
今日一日だけの利用になってしまうのがとても残念なのですが、便利に足として使わせてもらうことにしましょう!
そして最初の訪問湯は、こちら。
この後に行くことになるもう一つの温泉もそうなのですが、適温でやや緑がかったお湯の色をしており、いずれも塩分濃度の高いお湯でした(舐めるとしょっぱい)。
町営バスにはお年を召した方がまずまず乗っていて(間違いなく地元の方です)、みんな一斉にここで下車(笑)
朝からのんびり温泉三昧ができるのは、温泉の近くに住んでいる人の特権ですよね(^ ^)
ちなみに次のバスがここを訪れるのは約2時間後。そのバスに乗って次の温泉地を目指すため、急いでお風呂に入っても仕方がありません。ここはゆっくりじっくり時間をかけてお湯を楽しませてもらいましょう!
とは言っても、そうそう湯船に浸かりっぱなしというわけにもいきませんよね(笑)
ふれあいの湯は町営温泉施設なので、休憩所が併設されています。ただ、レストランや売店など食べ物を売っている場所は中になく、また近くにもそういったお店はありません。
これは次に訪れる温泉も同じ。つまり、次のバスが来るまで足止めされる上に、食料の調達は不可能な状況におかれるわけです。
事前の下調べでそれが分かっていたから昨日のうちにブーランジェリーで今日のお昼にできる惣菜パンを購入しておいたんですね~。
備えあればうれしいなうれいなし。
しかし八丈島という孤島にあって、温泉施設はまさに陸の孤島なわけですよ。ダブルの意味で孤島を味わうことができます。オススメですョ(笑)
温泉をゆったり満喫し、休憩室で菓子パンをつまみながらしばし歓談し(自動販売機で飲み物は売っています。除アルコール)、休憩室においてあった八丈島のガイドブックなどをパラパラ見て何か観光できる場所は無いかと物色したりして、ゆっくりと時間が過ぎていきます。
ってゆーか、もうちょっと早く過ぎてっ!(>_<)
なんて願いもようやく叶えられ、次のバスがやってきました。
既にバスパをもっているので、チケットを見せてそのまま乗車し、次の温泉地を目指します。
ところで次の温泉地もこのバスがついてから次のバス(街中に戻るバス)が来るまでに2時間以上時間ができてしまいます。
そこで、先ほどの観光マップで見つけておいた観光地(となるであろう場所)に先に立ち寄ってから二軒目の温泉に入ることに。
もっとも、立ち寄っても何もその観光地と温泉は同じバス停なんですけどね・・・(^_^;;
だってなまじ違うバス停で降りてしまうと、次にバスが来るまで数時間待ち(場合によってはもうこない)ので、最悪そこから身動きが取れなくなってしまうんですよ・・・。
さて、ふれあいの湯はどちらかといえば内陸に位置していた温泉ですが、次の温泉は海沿いの、それもほぼ突端にあります。
そこで観光できるものということは・・・。
おわかりですね(笑)
ライダーは常に半島の先を目指すものなのです。岬の突端を目指すものなのです。
そしてそこにあるのは・・・。
灯台なのだっ!
八丈島灯台。昭和26年に稼働を開始したそうです。
由来が記してある金属板はずいぶんと腐食していて、吹きすさぶ強風の中でこれを見ていると、なんだか廃墟を訪れた気分です。
うーむ、雲行きがどんどん怪しくなってきているような・・・(~_~;;
しかし灯台だけではなんかあまり時間も潰せませんでしたし、正直もの足りません。もっとこう、「観光したっ!」というような場所を訪れたいものです。
そこで、灯台から少し離れた道を海に向かって下っていくことにしました。
そこには、かつて旧日本軍が開発した、もはや兵器と呼ぶことすらできない、最低最悪の攻撃機の跡が残っているんだそうで、とりあえずそれを見ておこうかと。
しかしちょっと分量が多くなりすぎそう。
ちょうど午前中を少しすぎたあたりの時間なので、ここで一度投稿を切って、午後の部は次の投稿に引き継ぎましょう!
八丈島レポート、まだもう少し続くよっ!(笑)