今日はどうも体がだるくて、いつもの出勤前のプールはお休み(要するにサボリですね・・・)しちゃいました・・・(^-^;;
ま、たまにはそういう日も、あるよね・・・と自分を肯定してみる・・・orz
さて、そんなわけで時間ができているので、ずっと懸案だった、そしてそのためだけに各種道具を取り揃えた、洗濯機及び洗濯機パンの移設工事の様子をアップしようと思います!
まずは事前に島忠で購入しておいた、1820x300x13(すべてmm)の長い板を、必要なサイズに分断します。
今回は600x300x13を3セット取り出します。ちょうどいい長さですね。
そして初めて使用するレシプロソー。マキタのJR144DZ(本体のみモデル)。これに電動ドリルドライバDF470DRMXに付属していた14.4Vのリチウムイオンバッテリーを装着して使用します。動作確認は済んでいるので、そのまま作業に入れます。
板に当ててスイッチを入れます。
が、当たり前ですがまだ速度加減や力加減がわからないのでなかなかうまい具合にいきません。このあたりはやっぱり経験を積まないとどうしようもないでしょうね~。
当たり前ですが、かなりのおがくずが・・・(^-^;;
この作業は完全にベランダに出て行った方がよさそうです。
また、結構動作音が大きい(っていうか、木を切るときの音が大きい)ので、昼間の時間帯に一気にやってしまわないと近所迷惑になってしまいますね。
使っている自分がビックリするくらいでしたから(笑)
こうして600x300x13を3セット作ったら、今度はこれを600x150x13に分割します。
つまり元々の大きな板を、600x150x13の6セット作るわけですね。
この板は、洗濯機をパンから下ろす際に洗濯機の足を乗せる土台部分なので、幅が300mmでは広すぎるのです。これを150mmにするとなかなか具合がよくなるのと、土台として使わない板ができることで・・・。
土台の高さを稼ぐための下板を作り出すことができるのです。
洗濯機パンは結構高さがある(実測値で約200mm)ため、板一枚だけで洗濯機移動のための土台を作ると、かなーり大変なことになってしまうのです。
この切り出した板を使って、こんな風にキャスターをつけて転がせる土台を作ります。ビミョーに長さが揃っていないのはご愛嬌です。
洗濯機パン移設工事のために洗濯機を一時的に乗せるだけですから、ぴっちり整っていなくてもいいのです。たぶん。
左右方向、前後方向とキャスターとの距離はさすがに揃えておきたいので、キャスターをつける板に罫書き線をいれて位置調整。
そしたら電動ドライバでギュイーンとキャスターの4ヶ所を止めてしまいます。この作業を4キャスターx2の8個に対して行います。
なお、土台の足となる部分はネジ止めではなくボンド止めです。なお、ボンドは100均で購入。でもちゃんとコニシのブランドものです(笑)
ボンドがはみ出ないように気をつけながら土台の足を乗せ、重石を置いて密着させて数時間放置したのでここは結構かっちりついています。
その一番下の板にキャスターを取り付け、完成したのがこちら。転がり具合も申し分なし!
キャスターは360°自由に方向を変えられるので、洗濯機を乗っけても(理論上は)自由に邪魔にならない位置に洗濯機をどかせる・・・はず。
そして二つ(前後の足を乗せるので)のキャスター台が完成しました!
ここからがいよいよ本丸です。
こうセットして、洗濯機を手前側に引っ張りだしてキャスター台に乗せてどかそう、という算段です。
まずは洗濯機についているケーブル、ホースなどを外します。なお、この段階で外せるのは電気と給水のみ。排水については洗濯機をずらしてからの作業です。
後ろ側に板を噛ませます。
この板は、さっき作った600x150x13の一枚。キャスターをつけずそのままだったのは、こうやって洗濯機の後ろ足を乗せて引っ張って動かせるようにです。
なお、タオルを巻いたのは摩擦係数を減らす目的と、洗濯機パンにダメージを与えないようにという目的からです。
後ろに板を噛ませたので、洗濯機の前側を持って手前に引っ張れます。なにしろ重さ約90kgですから、一人で抱えて持ち上げることはできません。
ところで、洗濯機パンにこれだけの高さがあるので、土台となるキャスター台の高さを稼いだのですが、これでもまだ不十分でしたね。
本当は洗濯機パンの高さとまったく合わせた高さにキャスター台を作りたかったのですが、購入してきた材料だけではそれが出来なかったのです。
この日のうちに作業を終えたかったので、新たに買出しに行っていられませんでしたし・・・(~_~;;
実は結構四苦八苦しましたが、なんとか洗濯機をパンから下ろすことに成功!
排水ホースはかなり余裕のある長さなので、僕は洗濯機を引っ張り出して排水ホースへのアクセスを確保してから取り外しました。
取り外しましたっていっても、本当に排水口にパコッとはめてあるだけですが。
そしてこれが洗濯機パン。
この洗濯機パンは四隅がネジでフローリングに固定されています。
まずはこのネジを電動ドライバで取り除きます。
そうすると洗濯機パンは自由に動かせるようになるのですが、奥のキッチン側に塩ビパイプで排水パイプが固定されている関係で、実は横方向(もしくは縦方向)に動かすことは事実上できません。
動かせるのは塩ビパイプを中心にして輪を描く方向だけなのです(塩ビパイプと洗濯機パンの排水口をつないでいるホースは蛇腹構造なので、ほんの少しはパンの位置や高さを変えられます)。
可能な限り洗濯機パンを持ち上げて裏側を露出させたら、塩ビパイプを気合で切断します。
この時ももちろんレシプロソーでぶった切りましたが、これが大変でした。
(だから付属のブレードで塩ビパイプが切れるかどうかをメーカーに確認していたのでした)
右手で洗濯機パンを持ち上げ、左手でレシプロソーを操作。見てもらうとわかるように、塩ビパイプは何かに固定されているわけではありませんから、レシプロソーを当てて切り始めると塩ビパイプその物も激しく振動してなかなかうまく切れないのです。
それでも何とか刃を押し込んで行って切断しましたが、メインの排水側につながる塩ビパイプは切れると同時に一部欠けてしまいました・・・orz
パン側の塩ビパイプはまぁそれなりに綺麗に切れたと思います。
欠けてしまった部分へは今度はオープンにアクセスできますから、手で塩ビパイプを抑えてレシプロソーで一部を削り取りました。まったく綺麗に平らにはできませんでしたが、この部分は継ぎ手(コネクタ)でかくされてしまう部分ですし、パイプ全面に水が流れて高い水圧がかかるという部分でもないので、たぶん大丈夫でしょう。
塩ビパイプが切断できたら、塩ビパイプの径を計り、接続用の継ぎ手及びパイプを購入しにいきます(これをするためにはどうしても今日中に洗濯機本体をどかす必要があったのです)。
ちなみに手持ちのメジャーで計測したところ、塩ビパイプの内径は約60mm。塩ビパイプの厚みは1.3mm程度でした。
本当は一部輪切りにしてそれを持って行きたかったのですが、割れという現象が発生したのでそれは断念(さらに割れちゃう恐れもある)。
近所のホームセンター(つまり島忠)に行って状況を説明し、塩ビパイプとコネクタを購入。
ちなみに塩ビパイプは(当たり前ですが)規格があり、そのサイズ(内径)がきちんと決められています(多少のばらつきはあるらしい)。
で僕が計測した60mmというのは規格になく、おそらく50mmのことだろうとのことでした。
なるほど手に持った感じも50mmので同じみたい。
で、塩ビパイプ(なお、種類としてはVP管というもののようです)とコネクタ二つ(両サイド接続しなければならないので)を購入、合わせて塩ビパイプ用の接着剤を買いました。
なお、塩ビパイプは2000mm(だったかな?1800だったかな?)の長さで売られています。
自分で持ってかえって切断してもよかったのですが、いかんせん割れが怖いので、ここはおとなしくホームセンターで(有料で)切断をお願いしました。
必要な長さは200mm。念のためこれを二つ作ってもらい、端材はもちろんもらって帰りました。
自転車で、塩ビパイプ(端材部分約1500mm!)を肩に担いで帰って来ましたョ(笑)
購入したのはこれらですね。さすがホームセンターで切断してもらったものは、(丸鋸切断でした)断面がぴっちり。
レシプロソーでこれくらい切れるように練習しなくちゃいけませんね(笑)
洗濯機パンとメイン排水側との間隔を200mm広げたいのですが、その訳は、200mmずらすことでラックを設置できるようになるからです。
本当はもう少し短い間隔でもいいのでしょうが、少し余裕を持たせておかないと、一番中途半端なスペースができてしまい、デッドスペースになりかねません(また、給水設備と干渉する恐れもある)。
こんな風にしてパイプを延長します(もともとパイプを延長するためのものではないらしいのですが)。
接着剤をコネクタ側にまんべんなく塗りたくり、気合を入れて一気にはめ込みます。
噂によると、ねじってはめるのはダメなんだそうです。
少しまって力を加えてみると、がっちりくっ付いて動かなくなってましたので、今度は同じようにコネクタ側に接着剤を塗り、洗濯機パン側の塩ビパイプに接続します。
ここは力が入れ辛く、うまくハマったのかどうかちょっと微妙。ま、高い水圧がかかる訳じゃないし、水が漏れなければいいか・・・。
そしたら同じ手順を繰り返して、メイン排水側にも接続。これで移設工事のうち、延長工事は完了。
この作業に伴ってあらかじめ外しておいた洗濯機パンの排水トラップなどを元に戻し、容器に水を入れてとりあえず流してみます。
コポコポと音がして水が流れて行くのが分かりました。どうやら洗濯機パンとメイン排水側との高低差はきちんと確保されているようですね。
そうしたら洗濯機パンを固定・・・する前に、先にラックを仮置きします。
うん、延長したパイプ部分に接触しないように設置することができました!これならこの位置でパンをネジ止め(固定)してしまって大丈夫そうです。
ネジ止めする前に、洗濯機パンのパン下確認用のフラップを取り付けます。
依頼したリフォーム業者はこれをつけないで工事完了とか言って帰っちゃいましたからその後大変なことになった訳ですョ。
自分でやれば確実ですね(笑)
そしたら洗濯機パンをネジ止めして固定します。
外すときは電動ドリルドライバで簡単にいけましたが、フローリングに穴を開けてネジ止めするのでもしかしたらインパクトじゃないと厳しい・・・?ドリルドライバだと先に穴を開けないとダメか・・・?なんて不安もありましたが、なんてことはありません。
まったく問題なく普通にネジ止めできました。トルクも16段あるうちの5段目あたりで問題なくするするっとネジが入っていきました。
ところで写真4枚目、見てください。
ここだけネジがありません。
これ、例のリフォーム業者もここだけネジ止めしてなかったため、固定用のネジがないんです。
この場所は元々マンションの壁とキッチンの壁の交差する一番奥のやり辛い所だったため、たぶんここだけネジ止めしなかったのでしょう(3ヶ所で止めれば充分と考えたのでしょうね)。
こういうところにも、僕が依頼したリフォーム会社がいかにいい加減な仕事をしているかがよくわかります。もっともこれはネジ目隠しの蓋を外し、自分でパンを移設しなければわからなかったことですけどね。
そうしたらキャスター台に乗せた洗濯機を、先ほどと逆の手順で洗濯機パンに乗せます。
この作業も、キャスター台の方が低いため、ちょっと大変でした(笑)
でも、無事に設置完了!
洗濯機とキッチンの壁とのクリアランスも良好です。
それが確認できたら、洗濯機の排水ホースを排水口に装着し直し、余ったホースをうまく洗濯機下に取り回します。
なお、ここでも例のリフォーム会社のいい加減っぷりが。
もともと洗濯機はヨドバシで購入し、ヤマトの洗濯機設置専用スタッフさんが排水ホースの取り回しを何度も確認して綺麗に設置してくれました。
それが、洗濯機パンのフラップ未取り付けの騒動でリフォーム業者が一度洗濯機を下ろしてパンの固定ネジを外し、フラップをねじ込んで再度洗濯機を設置していったのですが、今回洗濯機を自分で動かして見たところ、洗濯機の排水ホースは無残にも洗濯機の足に踏みつけられ、ひしゃげていました。
幸いホース自体がワイヤーで補強されているものであったこと、洗濯機パンの凹みにハマっていたため、完全に踏み潰されてはいなかったこともあってダメージは大きくはありませんでしたが、本当になんていい加減な仕事をしていやがるのでしょう。まったく。
それはさておき、排水ホースの取り回しをきちんと終えたら、給水・電気関係の接続をして洗濯機本体の再設置は完了です。
後はラックを完成させるだけです。これはスチール製の組み立てラックですから、洗濯機が枠内に収まっている今、なんの苦労もなく組み立てられます。
洗濯機とラックの干渉もありませんし、これで洗濯用品もまとめて置けるので片付くな~~(^-^)
洗濯機パン移設工事を予定していたので、排水まわりの水だまりをなくすためにここしばらく洗濯をしていませんでしたから、何気に洗濯物がたまっています。
試運転及び漏水確認も兼ねて、まずは洗濯をしてみましょう!
結果は・・・まったく問題なし!
不安だった水漏れも確認されませんでした。まだ中長期的にはわかりませんが、現時点で特に問題となるような事象はなく、どうやら無事に洗濯機パン移設工事は終了したようです。
はっきりいって、洗濯が楽しくなってきましたョ♪
いや~、それにしても、思い立ってからが長かった~(笑)
さて、次はエアコンの撤去及び設置工事だな・・・(^_^;;