いくつかリアルタイムでアップしましたが、せっかく出かけた旅行なので今一度きちんとアップしようと思います(^-^)
事の起こりは、僕の家族が五島うどんにハマったこと。
東京でも巣鴨で五島うどんを提供しているお店があるのですが、せっかくだから本場へ出向いて食べたい!ということで、急遽五島列島で一泊する予定の旅行に出発することにしました。
ちなみに今回は僕一人の気まま旅行ではなく、老いた母を連れての親孝行旅行です。
日程は今月27日お昼〜28日夜半くらい。
というのも、その予定なら僕の勤務が27日の12:00で終了(泊まり勤務の明け日)だったので、そのまま飛行機に乗って五島列島に向かうことができるからです。
ところで僕の仕事の関係で使用する飛行機会社はANA。
ただ、わけあって普通の人が乗るようにフライトナンバーを指定して座席を予約する、という搭乗の仕方ができません。オープンチケットとして、搭乗の予約だけは行えますが、座席・便名の指定はできず、「空いていれば乗れる」という形になってしまいます。
つまり、空いていればいけるし、空いていなければいけない、ということですね(笑)
さて、羽田空港から五島列島の福江島、空港名は五島福江空港ですが、そこまでの直行便はありません。
なので途中で他の空港をひとつ経由することになりますが、選択肢としては福岡空港で乗り継ぐか、あるいは長崎空港で乗り継ぐかになります。
旅慣れた同僚の話によれば、飛んでいる飛行機の大きさ(つまり乗れる人数)、飛んでいる便数を考えれば福男空港経由のほうが安心だろうということだったので、その忠告に従ってまずは羽田〜福岡で予定を組みます。
そしてその後、福岡〜福江でフライトするということですね。
福岡空港から五島福江空港への最終便がだいたい18:30頃の出発。
ここから逆算すると、福岡空港に遅くとも18:00までには到着していなければなりません(乗り継ぎではなく、一度到着ロビーから外に出て再度出発ロビーから入らなければならない。つまり18:00着では遅すぎるくらい)。
そこから更にさかのぼっていけば、羽田を出発するのは遅くとも16:30が限界っぽいでしょう。
この時間の便までに乗ることが出来れば、福江島で一泊するという当初の予定が可能になります。
もし乗れなかった場合は・・・旅行そのものを中止するか、あるいは予定を変更して福岡で一泊して、翌日の一番早い便で福江島に向かうかとなります(後者の場合も、福江島にイケることが約束されているわけではない)。
とりあえず僕の勤務が終了して乗ることができるできるだけ早い便で予約だけは済ませておこうと、13:25の便で羽田〜福岡のB777-200を予約します。乗車(?)定員405名。午前10:30の時点で予約人数385人!?
・・・残り20席・・・orz
例の旅慣れた同僚に「これは多分乗れないよー」と脅されながらも、それでも「一応予約だけは入れておいたほうがいいよ」と勧められ、ダメ元で座席を抑えます。しかし、さすが増税前の春休み。平日だから大丈夫だろうなんて高をくくっていましたが、もうほんとに出鼻をくじかれつつあります・・・(~_~;;
母にも「乗れるかどうかわからないから、予め組んでおいた予定通りには多分行かないよ」という話はしておきました(ちなみに母とは羽田空港で合流)。
それでもどうなるかはわかりません。希望を捨てるのは乗れないことが確定してからですから、まずは保安検査場を通過し、ボーディングの案内を待ちます。
キャンセル待ちのお客さんの呼び出しなどが続く中、(乗れるかどうか)ドキドキしながら待ち続けます。
そしてボーディングが始まり、他のお客さんに混じって飛行機に乗り込みます。
お、乗れたのか?と思うでしょ?
しかし、僕が今回使用しているこのオープンチケットはこれでもまだ安心はできません。
場合によっては、このオープンチケットでは(他のお客さんのために)降ろされてしまう可能性がゼロではないからです(旅慣れた例の同僚はすでに何度か降ろされたことがあるらしい・・・)。
で、どうなったかというと・・・。
じゃーん。
この看板の文字を見れば一目瞭然ですね(笑)
搭乗したB777は満席になったにも関わらず、幸いにも降ろされること無く無事に福岡まではたどり着きました〜〜〜ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
見慣れない空港の景色。おー、人生2度めの福岡だー(かつてクルマで鹿児島に行ったときは福岡は通過しただけだったので、これはカウントしない)。
いやー、結構ドキドキでしたが、まずは第一関門クリア。
福岡までたどり着ければ、最悪このあとの福岡〜福江島に今日乗れなくても、明日に希望をつなぐことができます。
それが叶わなくても、まぁ福岡旅行という事でもそれはそれでアリでしょう、なんていう気持ちも無きにしもあらず。
博多にはヨドバシもあるし、ね(笑)
PBBから写真を撮るゆとりとか見せちゃったりして(笑)
しかし、空港って本当に横に広いですよねー。この広さが、後で大変なことに・・・。
それはともかく、13:25に羽田を出発し、福岡到着が16:00頃。乗り継ぐ予定のダッシュエイト(プロペラ機)が18:30頃ですから、福岡空港内では少しゆっくり出来そうです。
さすがに大宰府にお参り・・・などは無理なので(本当は情報セキュリティスペシャリスト試験の時にお参りしたので、お礼参りをしなくてはいけないのですが・・・)、空港内でそれっぽいもの見かけてパチリ。
ところで無事福岡空港までたどり着いたところで、おそらく安心した部分もあったのでしょう。
そういえば仕事が終わってから飛行機に乗れるかどうかやきもきしながら待っていたため、お昼ごはんらしいお昼を食べてなかったことに気が付きました。
しかし空港の外に出て何かを食べに行くほどのゆとりは無さそうですし、そもそも福岡観光が目的ではないため、どこに有名なお店や美味しいお店があるかなんて調べてきてません。
こんな時は、空港内で済ませてしまうのが一番(笑)
前に会社の人達と来た時に入ったのと同じお店に入り(飛行機が見えるのでちょっと楽しい)、その時と同じ「水炊き膳」をまたいただきました。うん、やっぱり美味しい。鶏肉もイイネ♪
お腹も満たされ、まだ少し時間があったので「帰りにもしかしたらここで買うかもしれないおみやげ」の下見をしながらショッピングエリアをぶらぶら。
でも、あまりのんびりブラブラしすぎると危ないから(繰り返しますが今回は僕一人のボッチ旅ではないので)、ぼちぼち搭乗口に行っておくことにしました。
保安検査場の係員にチケットを見せて搭乗口を尋ねたところ、とんでもない答えが。
羽田〜福岡のB777が到着したのは福岡空港の第二ターミナル。そして、(同じANAグループの飛行機なのに!)福岡〜五島福江のボンバルディアは、なんと第一ターミナルからの出発なんだそうです。
しかも、羽田空港と違って無料循環バスのようなものは出ておらず、歩いて第一ターミナルまで移動しなければならない(しかも第一・第二ターミナルは完全に横並び!)とか。
少し体の不自由な年寄りを連れてとぼとぼと第二ターミナルから第一ターミナルへ移動します。健常者なら大したことのない道のりなんですが・・・。
早めに搭乗口に移動することにしておいて良かった・・・ε-(´∀`*)ホッ
幸いダッシュエイトは満席には程遠いくらいスキスキでしたが、ここでひとつ見落としていたことが。
それは、ダッシュエイトのようなプロペラ機はスポットが必ずオープンスポットになってしまうということ(PBBは着けられない)。
つまり、搭乗口から一度空港の地面に降りて、そこからバスで飛行機側まで移動することになります。
このバス乗り場までの移動がこれまた結構な長距離!
またまた一苦労です。エレベーターがあったのは不幸中の幸いです。
それでもなんとか空港の地面に降り立ち、一枚。夕日が綺麗だー。
それにしても福岡空港は(地図でも確認できますが)本当に町のど真ん中に空港がボゴーンとあって、ちょっとびっくりです。
そのせいか、空港の周りにはあまり高い建物はありませんね(滑走路の直近に住宅があるという事それ自体が本来すごいことなんじゃないかとは思いますが)。
なんとかバスに乗り込みましたー。
お見送り、ありがとうございます!
どうやら無事に福江島に渡ることができそうです!
あ、そういえばプロペラ機は初体験だー。どんなカンジなんだろう?((o(´∀`)o))ワクワク
初めて乗ったボンバルディアは、本当にこぢんまりとした機体で、座った座席が機体中央部付近だったからなのか、やたらにエンジンの振動を足の裏にカンジました。
まぁでも所詮プロペラ・・・なんて思っていたのですが、そいつはあっさり打ち砕かれました(笑)
羽田〜福岡で乗ったB777はでっかいジェット機で、加減速時や離着陸時の衝撃は結構なもの。でも、特に加減速時にかかるGはなんかプロペラ機のほうが圧倒的に強く感じました。
機体が小さいからそう感じるのかな?
加速・減速のイメージとしては、B777はクルマのベタ踏みアクセス&フルブレーキ、ダッシュエイトはバイクのそれ、みたいな感じでしょうか。
さて、福岡を飛び立ったダッシュエイトは、わずか40分ほどで五島福江空港に到着します。
うーん、本当にあっという間だ・・・。
小さくてこぢんまりした機体、あっという間の搭乗時間ということもあるのでしょう、CAさんもとってもフレンドリー。
窓の外の景色をひたすら眺めていた母に、いつも夕日が綺麗に見えること、今日はPM2.5の関係で少しモヤがかかっていることなどを説明してくれてました。
そんなやさしいCAさんに見送られながら、ダッシュエイトを後にします。
ちなみに、五島福江空港はこのダッシュエイトしか就航していません。なので空港はものすごく小さく、ゲートもひとつしかありません。
出発口も到着口もこのダッシュエイト専用。つまり、ダッシュエイトからターミナルまでバスで移動・・・なんてことはなく、まるで電車から降りたかのように普通に飛行機を降りてそのままターミナルに歩いて行く事になります。
(それぐらいの距離にダッシュエイトは止まるのです)
ちょっと不思議な感覚です(笑)
最後に乗ってきたダッシュエイトをパチリ。帰りも無事に乗れますように(笑)
そういえば、飛行中のプロペラをiphoneのカメラで動画撮影するとプロペラが変なふうに曲がって撮影されるなんて投稿を見たことがあったなー。
やってみればよかったかしら?
と、そんなこんなでとりあえず当初の目的地、五島列島の福江島に到着しました!
ひとまず「福江島に来る」という目的は達成。
でも、来ることそれ自体が目的ではありません。となると、次に考えなければならないのは・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
続きは乞う御期待!?