クラッチトラブルの原因

昨日のセーフティライディングスクールで突然発生したクラッチトラブル。
練習しているうちに、唐突に発生した(ほんとに、いきなり何かが弾けるようにポンっと発生)わけですが、いかんせんRVF自身が結構な年齢でもあるのでその場はクラッチワイヤー調整のみでごまかして受講し続け、無事に帰宅してきました。

で、今日。
早速クラッチトラブルの調査を開始。

まずはRVFをスタンドに載せます。

IMG_0421前の整備で、面倒臭がってアスファルト側(写真の手前側)にスタンドを置いてRVFを載せたところ、(それが原因だったのかどうかははっきりしないのですが)RVFをすったおして隣に駐輪していた自転車に接触、タンクとラジエータを傷つけてしまった(ラジエータは少し凹んだ・・・)教訓を生かし、今日はちゃんとコンクリート部分にスタンドを置き、RVFの向きを180度転回させてのスタンドアップです。

固定したら外装を剥がし、クラッチワイヤー周りを見てみると・・・。
たぶんそんなところだろうなと思っていた原因がピタリと的中。あっさり原因が確定しました。

IMG_0422それが、これ。
クラッチワイヤーのエンド側(レバー側ではない方)。このスプリング(クラッチレバースプリングというらしい)、本当はその下側が手前の突起に引っかかっていなければならないのですが、それが外れて奥に巻き取られてしまっているのでした。
だからクラッチレバーをいくら握ってもこのずれた分だけクラッチが切れない状況になっていたわけですね。

なるほどこれならいきなりポンっとクラッチが切れなくなってしまった理由として納得がいきます。あのポンッという感触は、このスプリングの引っ掛け部分が外れた時の感触だったんですね(笑)
それにしても、レバー側のワイヤー調整だけでかろうじて対応できてよかった・・・。

横着してこのスプリングをこじってひっかけ直そうかとも思ったのですが、そこはやっぱり急がば回れ。
ちゃんとドライブスプロケットカバーを外して作業を行いました。

その後、もう一度組み上げていって、最後にクラッチ調整。
レバー側でアジャストしてしまったので、エンジンをかけて軽く走らせつつクラッチミートのタイミングやキレ具合などを確認。
問題ないことがわかったら、せっかくなのでクラッチ・ブレーキそれぞれのレバーを調整(角度を調整)。

うん、これでぴったりのポジションになりそう♪

ただ、クラッチレバーの角度を調整したら、ハンドルをロックするまで右に切るとこれまで以上にレバーがメーターパネルに干渉することに。
・・・どういうことなんだ、いったい・・・(?_?)

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