ちょっと前にRVFのシートの張替えをDIYで行いましたが、その時に購入した合成皮革が結構余っていてもったいないな〜と思っていました。
そして実際にRVFに(軽くですが)乗ってみて、シートとタンデムシートの色合いが異なるのが少しばかり気になるな〜と思い始めてしまったこともあって、やっぱりタンデムシートも余っている合成皮革を使って張り替えることにしました(笑)
まずはタンデムシートを取り外し、張替えに必要のないもの(邪魔になるもの)を取り外します。
具体的には、タンデムシートを開けた時にシートカウルに引っ掛けるフック部分や、ロック部分ですね。
そしてもう一つ、(弾力を失い、かなーり硬くなっている)ベルトも力技で外します!
手順自体は前のそれと変わらないので詳細は省きます。
フローだけを大まかに示すなら、
- 元々のシートカバーを外す
- ウレタン部分を取り外す(タンデムシートもウレタンだけ取り外せます)
- ウレタンに防水用のビニールをかぶせる
- 合成皮革を巻きつけながら、タッカーで留めていく
となります。
ただ、写真を見てもわかるとおり、タンデムシートはその形状が複雑・・・というか、足がついていてこの取り回しに結構苦労しました。
(この足の分だけビニールが不足し、結局継ぎはぎする羽目に・・・)
合成皮革をタッカーで留めていくのも結構手こずりましたが、無事に全方位を留め終わり、余った合成皮革を切り取って作業は完了!
素人仕事にしてはこれまたいい感じでできたのではないかと思ったその時!!
余った合成皮革はハサミで切り取っていたのですが、ハサミがうまく入らない込み入った部分などはカッターナイフを使いました。その時に、とんでもないことが起こったのです。
それは・・・。
( ̄◇ ̄;)
切ってはいけないはずの身を切ってしまいました・・・orz
不幸中の幸いだったのは、削ってしまったのがごくごく小さな範囲の合成皮革だけで、しかもそれはウレタンにかからない部分(タンデムシートを取り付けた時には下側に来る部分)だったこと。
これならとりあえずの修復で済ませられるかも・・・。
というわけで、とりあえずの修復・・・(笑)
合成皮革のハギレを小さく切り取り、超強力な接着剤(アロンアルファのプロ用!)でガッチリ接着!
微妙に段差ができてしまうのと、補修用のハギレの裏地がどうしても少し見えてしまうのが気になりますが、まぁ乗っている間は見えませんし(タンデムシートですからね)、ひとまずはこれでよしとします。
どうしても気になって仕方がなければ、もう一度張り替えるという方法おもありますし・・・ね・・・(ちょっと嫌ですが・・・)。
そうしたら最後にベルトを始め、取り外した各部品を装着してタンデムシートの張替えは完了です。
防水用のビニールが継ぎはぎのため、すこーしその影響が表面に現れていますが、座面には大抵シートバッグが載っかっていますし、そのうち馴染んでもう少し落ち着くでしょう。
・・・だといいな・・・(^ ^;;
作業は午前中に行ったのですが、午後になって雨が一時的に止んだので、その隙にRVFにタンデムシートを戻します。
雨降りの隙間に行っているので、バッと取り付けてササっと撮影せねばならず。
なので全体的なイメージを撮影することはできませんでしたが、シート周囲はこんな感じ。
やっぱり前後がそろっているとちょっと落ち着きますね(^ ^)
ただ、こうなってくるとベルトの黒が浮いちゃってますよね〜。
でもこれは縫製された部品。なので僕にはDIYできそうにないですね〜(というか、僕はお裁縫なんかできませんし)。
というわけで、いくつか気になる部分はあるものの、タンデムシートも無事にDIYで張替えを行うことができました。
これでシートバッグが走行中にずれてしまうこともなくなるのではないかと期待しています。
あ〜、早くどこか行きたいな〜。