さて、とりあえずプラグの着脱はできたので、目的の一つはクリア。
次の目的、エアクリーナーエレメントの状態確認を行います。
プラグの着脱に比べれば、こっちのほうが簡単ですよね。ただ、RVFのエアクリーナーエレメントが、乾式・湿式・ビスカス式のいずれに該当するのかが分からず困っています。
形状を見る限りではビスカス式のようなのですが、どこかにそうした記載でもあれば納得できるものの、特にそうした記述には行き当たらず。
用途から考えて湿式ではないことは間違いなさそうなので、乾式なのかビスカス式なのかですが、様々なバイクメンテ書籍で紹介される乾式は筒型なので、乾式というのは筒型なのでしょうかね?
※↑と下書きの段階で書いたのですが、その後たまたまRVFの取扱説明書(小さい冊子のようなヤツ。オークションで購入した)を見ていたら、そこにはちゃんとエアフィルターはビスカス式で、40,000kmまで交換不要、点検も不要と書いてあった・・・orz
でも、気を取り直して(笑)
ま、なにはともあれエアクリーナーボックスの蓋を開けないことには始まりません。蓋は全部で7カ所のネジで留められていますので、これをすべて外します。
それからサブエアクリーナーにつながっている2本のチューブも外します。このチューブは太い上に、とてもアクセスしやすいので簡単にクリップをゆるめて外すことができました(^-^)
外せばそこはエアクリーナーエレメント。オレンジ色なんだー。心なしか写真右下が黒ずんでいるような気もしますが、果たしてコレは汚れている状態なのでしょうか、それともまだ使用可能な状態なのでしょうか。
ところで、やっぱり形状からするとビスカス式なんですかねぇ。ビスカス式だと取り外して洗うことはできないと本に書いてあったので、ちょっと残念?
パッと見る限りでは目詰まりを起こしているような所もなさそうですし、今回は確認だけでよしとしましょう。
そしてこっちはサブエアクリーナーエレメント。なんか、スポンジみたい(笑)
こっちも真ん中らへんが黒ずんでいますが、許容範囲内なのかなぁ・・・。
こういうのの判断基準がないのは困りますよねー。ま、気になるなら交換すればいいだけなんですが、今日はとにかくエアクリーナーエレメントの状態を「確認する」ことが目的だったので、これくらい汚れているんだな、ということが分かっただけで十分・・・ということにしておきましょう。
サービスマニュアルによれば、エアクリーナーエレメントは12,000kmごとに交換(だったかな?20,000kmだったかな?)とありましたが、SOXでRVFを購入した時点でほぼ19,000kmくらい走っていた状態でした。
交換されていなければもう交換時期と言うことになるのですが、はたしてどうなんでしょう。
来月はサーキット走行会だから、交換しておいた方がいいのかなー。
エアクリーナーエレメント本体の方は手で取れるようなゴミはささっと取り出し、周りをきれいに拭き、蓋もきれいに拭き取って元に戻します。
ねじ穴にビスを6つまで仮止めし、最後の7つ目をフロント右上にセットしようとしたところ・・・ビスがぽろりと落ちてしまいました。
しかも困ったことに、地面に落ちた音がしませんでした。ということは、どこかで引っかかっているというわけで。
しかし、よりにもよって一番見づらい箇所のビスが落っこちてしまうとは・・・orz
かろうじてビスの存在を突き止めることができ、奮闘すること5分、ようやく拾い上げることができました。危ない危ない。
無くしたビスは最悪購入すればいいのですが(うちのすぐ近くには「ネジのデパート」なる専門店がある!)、どっかに引っかかっているとなると、どこでどう影響してくるか分かりませんものね!
今度は慎重にビスをねじ穴にセットし、対角線上にきちんと止めていってエアクリーナーエレメントの状態確認作業は無事終了。
後はガソリンタンクを取り付けて、燃料の供給を再開したら、いよいよ着脱したプラグの動作確認です。
ガソリンタンクを外すのに結構苦労しましたが、一度外してしまえばおおよその構造(チューブの取り回し)がわかるので、取り付けるのは比較的簡単。でも、シャーシにガソリンタンクをべたっとおいてしまうと非常に作業がしづらいので、フロント側をしっかりシャーシにはめ込んだら、チューブをつなぐ側(つまりシート側)をこうやって浮かせて作業しました。
これなら幾分やりやすい♪
手頃な物を持ち合わせていなかったので、とりあえず拭き取りようのぞうきんを折りたたんで厚みを稼ぎました。
チューブ装着時(そしてクリップ固定時)にタンクがズレ動かないように、本当はなにかブロック状のゴムとかだったらよかったのかも知れません。
さぁ、こうしてガソリンタンクを固定し、フューエルコックをONにしたら、いよいよエンジン始動です。
・・・爆発したらどうしよう・・・(~_~;;
←こういう不安は、実は結構あるのだ・・・。
メインスイッチをONにし、セルスタータのボタンを押します。
すると、(この日は暖かかったからということもあるのでしょうけれど)押した途端にキュルッ!ヴォヴォヴォヴォヴォヴォ・・・とエンジン始動!
なんか、絶好調っぽくね?(^-^)v
調子に乗って(?)エンジンの停止、始動を数回繰り返してみたところ、そのいずれもが一発でアイドリング安定。軽くあおってみても、全く問題なし。
どうやらプラグの取り付けに問題はなかったようです(この短時間でそれが分かるかどうかはまた別問題なんですけどね)。
まだ実際に乗って走ってみたわけではないので、本当のところはどうなのかはわかりませんが、まぁ一応は点検・整備は完了ということで、今回の主目的は無事達成されたのでした。
でも、このメンテ関係の話題、もちょっと続きます!(笑)
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