公休二日目の今日も日差しが暖かく(花粉もすごいけど)、絶好のツーリング日和!
・・・なのですが、このところ先立つものが厳しい(車買っちゃったからね・・・)ので、お出かけするのはさすがに躊躇してしまいます。
でもRVFには触りたい!となれば、やっぱりメンテナンスですよねー(^-^)
というわけで、冬の間さぼりにさぼっていた洗車もかねて、メンテナンスをばしてみたりしました。
すべてを自分の手で一気に、というのはムリなので、少しずつできることを増やしていこうと(前々から)思ってはいたんです。思っては、ね。
ただ、なかなか実践に至らなかったわけですが、さて今回は、プラグの着脱とエアクリーナーの汚れ具合確認というテーマを設定してみました。
実はこの二つを行うには、ガソリンタンクを外さなくちゃならないんですよね。恥ずかしながら、RVFでガソリンタンクを外したことがなかったので(昔、CBR400RRに乗っていたとき、ガソリンタンクを外すと必ずフューエルコックのところから微量とはいえガソリンが漏れ出てきていたので、RVFでもこれがあるかも・・・と二の足を踏んでいた)、まずはそこから。
RVFのガソリンタンクは、4本のチューブで本体とつながれています。ただし、うち2本は排出用?なのか、何処にもつながっておらず、マシン下部にそのまま伸びているだけでした。
しかし、いずれのチューブもガソリンタンクとの接合にはチューブクリップで締められていて、これが小さい上に、タンク下部へのアクセスは狭さとの戦いということもあって、大変でした。
これがそのチューブクリップですね。すでにタンクを外し終わった後なので、ゆるゆるになっていますが。
先の細くなっているペンチ(ロングニードルプライヤー)とドライバーセットに入っている錐のような先端部とをフル活用してようやく外すことができましたよ。
ほんと、不器用で困っちゃう・・・(~_~;;
というわけで、つい先日給油したばかり(!)のガソリンタンクも無事取り外すことができ、エアクリーナーボックスもあらわになりました!
第一段階、クリア!
ところで、ガソリンタンクから伸びているチューブ、よくよく確認すると・・・。
なんかビミョーにひび割れてるな・・・。いずれこれの交換作業をしなければならないかな??
ところで、エアクリーナーボックスがあらわになれば、見えてきます。
それは、プラグキャップ。
RVFはV4エンジンなので、リア側のプラグはアクセスしやすいのですが、フロント側はとっても大変!という情報は事前に得ていたので、まずは外しやすいリア左側(ここが一番作業スペースを確保しやすかった)のプラグを外してみることに。
変な話ですが、ここで挫折するようならフロント側のプラグなんて外せるわけがありませんからねぇ。
プラグキャップを引っこ抜くと(結構力が必要だった)、おぉ、見えます見えますプラグ本体が!
初めてのプラグ外し。ちょっとドキドキです。
とある本に、プラグレンチは車載工具が一番使いやすいとあったので、それを信じて車載工具のプラグレンチをプラグの穴に差し込みます。入れるだけではなく、軽く押し込んでプラグレンチのレンチ部分とプラグ本体のボルト部分とがかみ合うようにします。
そうしたらハンドルを取り付けてクリッとまわします。
反時計回りに少し回していくと(もちろん作業スペースの関係でハンドルは都度取り付け直さなければならない)、そのうちプラグレンチを手で回せるくらい緩くなるので、そこからは手でコシコシと回していきます。するとやがて・・・。
しばらく手で回すと、ふわっというカンジで取り出せます。これが取り出したプラグ。初めまして(^^)
基本的な要領はどの位置のプラグでも同じ。
プラグレンチにくっついているプラグは、手で少し強く引っ張れば簡単に抜けます。
ところでプラグを取り出すと、プラグの穴からエンジンの内側まで一直線に穴が開いてしまいますので、(ホントはウェスとかでふさぐらしいのですが)手持ちがなかったのでとりあえずプラグキャップを穴にかぶせてストレートに丸見えという状態だけは回避しておきました。
残りの3本、特にフロントの2本は手こずりそうですし、手こずっている間にゴミや花粉がガバガバ入ってしまっては困りますから・・・。
さて、プラグキャップの色、形状は分かったのでフロント側のそれをのぞいてみると。
ありました。
なんという恐るべき狭さでしょう。もちろんこのままではプラグを外すどころか、手を入れることすらできません。
ところがどっこい。当たり前ですが手順はサービスマニュアルで確認済み。なんてったって私はチョービギナーのメンテナーですから、ぶっつけ本番というのは基本的にありえないのです。
で、サービスマニュアルによると、アッパーラジエータをずらさなきゃだめなんだそうで、となれば当然ずらしますわな、アッパーラジエータ。
アッパーラジエータの左側はボルトで固定されているので、これを外します。私はアッパーラジエータ上部を止めているボルトと、やや下方を後ろ側で止めているボルトの二つを外しました。もしかしたらこの二つめのボルトは外さなくてもよかったのかも知れませんが・・・。
ボルトを外すと、アッパーラジエータは横方向に自由に動くようになるので、右側の接続部分を外します。右側は突起に穴を引っかける構造なので、アッパーラジエータを横方向にずらして外すわけです。
これを外すと、アッパーラジエータは自由に動きます。
といっても、ものすごく小さい自由度ですが!
でも、かろうじて左側からフロント側二つのプラグキャップに手でアクセスができるようになりました。
そしたら、後はやりづらいという問題は残りますが、リアバンクのそれと一緒。プラグレンチを差し込み、ハンドルをつけて回してプラグを外すだけです。
ものすごーーーーーーーーーーくやりにくかったですが、なんとか4本すべてのプラグを外すことができました。
という心配をよそに、プラグの頭を見てみると、黒くすすけていることもありませんし、しっとり湿っていることもありません。
一応いい感じで火花が飛び散っている、ということでいいのかな?
せっかくとりだしたので、かるくブラシでこすってきれいにしました。
キモチの問題と言われればそれまでですが・・・(^^;;
4本すべて磨いたら、今度は逆の手順でプラグを取り付けていきます。
もちろん最初は作業しやすいリアバンク左側からです(笑)
プラグレンチにプラグを差し込み、プラグの刺さったプラグレンチをプラグの穴にそろりそろりと入れていきます。
プラグ穴の真ん中にまっすぐ下ろせば、ネジ部分にあたりますのでそのまま手で締められるだけ締めこんでいきます。
プラグの締め込みは規定のトルクがあるのですが、私はトルクレンチをまだ持っていません。サービスマニュアルには、切り込みの位置を確認して云々・・・とあったので、プラグ穴にそういうマーク見たいのがついてるの?と思っていたら・・・。
その説明はトルクレンチを使わない場合に使用する、それ用のプラグレンチを使った場合の説明でした・・・orz
車載工具のプラグレンチにはサービスマニュアルの説明にあるようなマークなどはありません。
というわけで、やむなく感覚で締めこむことに。とにかく注意したのは、きつく締めすぎてしまうとプラグがねじ切れてしまうかもしれないということ。
プラグレンチに取り付けたハンドルをゆっくりゆっくり、慎重に慎重にまわし、ククッという抵抗が伝わってきたところでハンドルを停止。
さてさて、これでいいのかどうか。
でも、逆にこれでわかりました。次に買わなければいけないのは、(値がはるけど)トルクレンチだ、と。
玄人やプロフェッショナルならいざ知らず、ビギナーの私が「感覚」に頼って作業するのは危険すぎる・・・。
プラグを固定したら、最後にプラグキャップをはめます。このプラグキャップは、結構力を入れてはめ込むようになっています。キャポッという音が数回聞こえればOKみたいです(それ以上は押し込めなかった)。
これ、たぶんガイシにゴムキャップが押し込まれているときに出る音なんじゃないかな〜。
さて、これを残り3本にも施します。
フロントバンクの右側は、特にアッパーラジエータとの間隔が狭いため、アッパーラジエータの裏側のフィンを傷つけないように気を遣いました。
もっとアッパーラジエータがズボッと前にずれてくれればヨカッタのにな〜。
と、そんなこんなで最初の目的のプラグ脱着は完了。
後は、実際にエンジンをかけてかかるかどうかの確認ですねー。
でもその前に、エアクリーナーエレメントの状態を確認しましょう!
エアクリーナーエレメントについては、次の投稿でっ!(続く)