安房崎灯台を後にしたら、相模灘とは反対の(つまり三崎港側)海を眺めつつ公園管理事務所に戻ります。
つまり、城ヶ島公園を海岸線づたいにぐるっと一周して管理事務所に戻ってきたわけです。
公園を一回りすれば島の東側は制圧ですから、続いて西側に向かいます。どっちかっていえば、西側が島のメインストリートなカンジもしますので、ちょっと楽しみです。
今来た道、つまりRVFの前をもう一度通って・・・というルートでもいいのですが、それではおもしろみがありません。
公園事務所を出てふと脇を見ると、海岸線沿いを歩いて島の西側に向かえるようです。これはもう行ってみるしかないでしょう!
途中、ウミウの繁殖地などを眺めつつ、一路海岸線を目指します。
・・・遠くて見えませんね・・・orz
奥の岸壁にウミウが集団でとまっていたのですが・・・。ちなみに岩が白っぽく見えているところがありますが、これはなんでもウミウのフンによって白くなっているんだそうです。恐るべし!
左手にこうした景色を眺めながら道を進んでいくと、海岸線(これは相模灘側です)に抜けられます。この海岸線に下りたところに、ちょっとした奇岩があるんだとか。馬の背洞門というらしいのですが、東北にあった「釣り鐘洞」みたいなもののようです。
早速海岸線に下りて、その噂の「馬の背洞門」とご対面!
・・・したのですが・・・。
・・・工事中・・・。そりゃないぜ・・・。
もともと、馬の背洞門の上を通ったり、下をくぐったりはできないそうなのですが(東北の釣り鐘洞はくぐることができた)、それにしてもこの足場はいかがなものか・・・。
或いは通れるように補強しているとか・・・?
ちょっと肩すかしを食らった気もしなくもありませんが、馬の背洞門を背にして西に向かって歩き始めます。
ここからはこんなカンジの岩場がある一方で、さらさらの砂地(敷き詰められていたのは砕けた貝殻でした。すっごくきれい!!)もあったりして、なかなか難攻不落です(笑)
ライディングブーツで歩くのは結構骨が折れました。
途中、磯の生き物を観察したり(といってもヤドカリだけですが)、砂(貝殻)の感触を確かめながら歩いたり、照りつける太陽を水面にきらきらと反射させる相模灘の穏やかな海を眺めたりしてのんびり西を目指します。
島の東西は大体2km弱だそうなので、ぶらぶらと景色を眺めながら歩くにはちょうどいい距離かも。
・・・舗装されていないので、疲労度はその倍以上歩いたカンジですが・・・。
そうして少しずつ西に向かい、岩場と砂場と鳶(とんび)とウミウしか見えなかった視界に、人工物が見えてきました。
そう、西側のメインストリートに近づきつつあったのです!