バッテリー交換・・・でも、嬉しくないことも！

思い起こせば今からほぼ3年前、まさにこの時期にバッテリー交換を行っていました。3年も経てばバッテリーがへたっても仕方がないのかもしれません。前回の時もそう説明されましたし。

で・す・が・！

この24日、25日（いずれも公休でした）は東京はちょっと早いけれどもまさに五月晴れというに相応しい、チョーいいお天気。気温も暖かく、バイクで出かけるには絶好の日和となりました。
数日前の天気予報の時点でそうした情報は得られていましたから、24日（月）に、久方ぶりのソロツーリングを計画しました。
コース、所要時間、活動内容、持参物。
その全てを前日までにきっちり決めてパッキングも完了、後は当日予定した時刻に起床して、GSでガソリンを入れて、ついでにエアチェックをして・・・と段取りは完璧。
（本当はその少し前にもツーリングのチャンスがあったのですが、僕はどうやらコース等の計画をきっちりしないとツーリングできないタイプの人間のようで、当日にフラッとどこかへ行く、というのはできませんでした・・・）

そして当日朝。
クリーニングしたてのメッシュジャケットを着込み（もちろん前日までにプロテクタは装着済み！）、RVFにシートバッグを装着、イグニッションをONにして、セルを回します。
チョークをひかないと一発目はエンジンがかからないのは毎度のことなので、いつも通りチョークを引き、セルスタート（これは原因不明。一度エンジンがかかると、次からはチョーク不要でエンジンがかかります）。
エンジンがかかった、と思ったその瞬間、アイドリングが不安定になったかな・・・と思ったところでエンジンストール。
でもまぁこれもままあることなので、この時までは特に気にしてませんでした。
これまではだいたい次でかかってましたから。しかし・・・。

悲劇はここから始まりました。

その後、エンジンをかけるためにセルを回すと、キュルキュルと弱々しくモーターが回るものの、どうも火花が飛んでない感じです。
そして以降は、セルボタンを押しても「ジーッ」という電磁ノイズが発生するだけ・・・。そう、なんてことはない、バッテリーが完全にへたっていたのです・・・orz

今まさに心浮き立つツーリングに出発しようかというこのタイミングで、まさかのトラブル。
パンドーン選手も、あの時こんな気持ちだったのでしょうか・・・(^_^;;

わかりますか、この衝撃。
時刻は予定通りの午前7時。バッテリーを新規に調達できる時間ではありません。
ってゆーか、RVFは動かないのでそもそもバッテリーを買いに行けないし！

というわけで、24日はひたすら家でフテ寝して過ごすことになってしまいました。
頭の中では、ニーチェの名言がこだまします。

「神は死んだ」

と。

音がしそうなくらいのドッピーカン。
その青空にさえ悪態をつきながら、何か食べる時とトイレに行く時以外はもう本当にずっと布団の中でゴロゴロし、ダラダラと寝つつ、破壊衝動と闘いながら過ごしました。
起きてるとその辺のものに八つ当たりしてしまいそうなくらいの鬱々状態ですから、なーんにも考えずに、カーテンを敷いて部屋を可能な限り暗くしてグデーッと、本当に24時間寝て過ごしました。
そして知りました。
寝るのって、結構疲れるんですね・・・（それでも結構寝れるもんだということもわかりました）。

そうして日付が変わり、翌25日。
たいていの世間様がそうなように、僕も多分にもれずこの日はお給料日だったので、振り込まれたお給料をあっちこっちに振り分けなければなりません。
・・・通貨とはよく言ったものです・・・。

ちょうど実家も銀行に行くというので、用事のあるすべての銀行を回ることができかつ車を止めておけるお隣の駅に出向いて銀行を全て回り、ついでにお昼を済ませ、さらにその足でいつもの美女木２りんかんへ行って、スパッとバッテリーを購入してきました。

予定外の出費ですが、これは必要なものなので仕方がありませんね。
購入したのは、前回同様BOSCHのバッテリーで、型番はRBTX7A-Nという製品。
ですが前回のと少し型番が変わっていました（交換前のはRBTX7A-BSという型番）。カタログで調べ、またお店の人に念のため確認してみたりもしましたが、この新しい型番で問題ないということだったのでそのままこちらを購入しました。

銀行巡りに出かける前にあらかじめRVFからバッテリーを外し、持って歩きます。
というのも、２りんかんで新しいバッテリーを交換するのと合わせて古いバッテリーを引き取ってもらうからです。もちろん無料で引き取ってくれます。
なお、レシートがあれば後日古いバッテリーだけを引き取ってもくれるのですが、手間は一度で済ませたいですからね。

そして帰宅してからバッテリーを取り付け。
マイナスに始まり、マイナスに終わる。きちんと手順を守って取り付けます。

そしてエンジンを再始動させたところ、無事にエンジンが回りました。

これでとりあえずは問題解決です。
ダメになってしまったツーリング、どこかでリベンジしたいところですが、これからゴールデンウィークに入ってしまいますし、どこに行っても混んでるでしょうし、ちょっと悩みどころです。