お参り散歩・芝大神宮♪

今回のお参り散歩はどこへ行こうかとYahoo！地図とにらめっこしていたら、浜松町駅近くに芝大神宮という神社があることに気がつきました。
ここはまだ行ったことがありません。なら、行かなくちゃ！

増上寺からもすぐ近くなのに、すっかり見落としてました・・・(^_^;;

いつもは増上寺の三解脱門に向かいまっすぐ歩きますが、今日は手前の脇道を右にそれて少し散策してみます。
ビルの谷間から顔を覗かせる東京タワー。いつもは足元から見上げていますが、今日は遠目に眺めるだけ。

いつも歩く参道に平行する路地を歩き、日比谷通りに出ました。こちら側のコースを通るときには必ず真っ正面から見ることになる三解脱門を、今日は斜めに、しかも距離をとって眺めます。
たまには違うコースもいいもんですね・・・なんて浮き足だって散策しちゃったからさぁ大変！
何が大変かというと・・・迷子・・・(^_^;;

それでも青空を貫くようにそびえ立つ東京タワーを激写（？）してから、UQ mobile回線で接続されるようになったiphone5sで地図を確認します。
ほとんど増上寺と向かい合わせのはずなのに、なんで迷子に・・・(~_~;;

そしてうろうろすること30分（！）ほど。

鳥居が見えてきました～～。

増上寺のように広大な敷地を持つわけではなく、また芝東照宮のようにまわりを公園や緑地で囲まれているわけでもなく。
印象としては、築地にあった波除神社に近いかも。
ちなみに鳥居の真ん中上部に飛び出ている針のようなのは、東京タワーの頭です（笑）

鳥居の脇を立派な石燈篭が飾っています。
この鳥居の石段を登れば、もうそこが本殿！これまたこぢんまりとした神社です。
鳥居、参道、灯篭、狛犬などなど、全体的に「石」って感じです・・・(^_^;;

「め組」というのが下町の風情を醸し出していますね。

左右セットで奉献されたのでしょう。心なしか、向かって右側の狛犬の方が古く感じます。
台座が磨り減っているように見えるからかな？

狛犬の目線の先には・・・やっぱり近代的な建物が林立するコンクリートジャングル。
そんな中にあって、きちんと厳かな雰囲気を保っているのは、その神社の歴史のなせる技なのでしょうか。

ところで狛犬の足元には、小さい狛犬（？）が（笑）
誰かが置いていったのでしょうか？それともこれも神物なのでしょうか？？
左右それぞれに両前足の間にちょこんと置かれていて、ちょっとかわいい(^ ^)

本殿側面の入り口。いい感じに日の光が斜光で入ってきていて、奥の影が引き立っています。
何の変哲もない、木製の台なんですが、こんなものにも心惹く要素が染み渡っているのでしょうか。恐るべし、神社！

塀の向こうには萌木。新緑のこの美しさが、現代用語の「モエ」につながっているのかと思うと不思議な感じがします(^-^;;

敷地が小さいため、いろいろなところにひょっこりといろいろなものが置かれています。この小さめの石燈篭もその一つ。人目につかなさそうなところにひっそりと置かれていて、木漏れ日と落ち葉が印象的でした。
実はこの撮影をしていたあたりでお参りを済ませましたが、パラパラと切れ目無く参拝の方がいらしたりして、本殿を正面から撮影することができませんでした（そしてご本尊も）。
とにかく参道から本殿までの距離が短いので、僕が撮影のために本殿正面を陣取ってしまうと、参拝の方を足止めすることになってしまうんですよね～。
この日は夕方荷物が届くこともあって、あまりゆっくり撮影のチャンスを伺うこともできず、本殿の撮影は断念しました。

手水場の向かいに絵馬を奉納する場所が。
まさかお願いが記載されている絵馬を撮影するわけにはいかないな・・・と思っていたら、ちょうどプリントされた絵馬だけが掛けられているところがあるじゃないですか！

前ボケで緑を入れてみました(^-^)

ちなみにこの向かいにある手水場もなかなかに厳か。

うまい具合に王冠が撮影できたか！？と思ったのですが、王冠のタイミングは外してしまいました。残念！
もっと早い連写ができるカメラが欲しい！？

あらかた目につくものを切り取ることができたので、最後にもう一度絵馬を、露出を変更して撮影。
先ほどの明るくほんわかした絵馬とは一転、重い背景の中差し込んで絵馬を照らす一筋の光が印象的な写真が撮れました。
これ、今回のベストショットかな～。

そして狛犬の子（？）に別れを告げて、芝大神宮を後にします。
しかしなんか撮影が楽しくなり始めた矢先でもあったので、このまままっすぐ駅に向かって散歩するだけではちょっと消化不良。
ぶらつきがてら、シャッターを切ってみますか！

今日は本当にいい天気（で、しかも暑い！）。どこからでも東京タワーがよく見えました。ただ、晴天過ぎて光量が多くなりすぎ、全体的にハイキーなのが残念。
フルマニュアルモードで撮影してみれば良かったのかも知れませんね。

でもその光量のおかげで、イチョウの葉っぱはこんなに光り輝いていました！

この時期はツツジが満開。たまたま道端に植えられていた（街路樹の）ツツジを撮影したのですが、これだって十分に絵になりますよね（と思いませんか？）。
開放f1.8の面目躍如！？

そんな風にちょっと目に止まって気になったものを撮影しながら散歩を楽しみ、たどり着いたのがこちら。
東京の、それも都心のど真ん中で見つけたこの古き良き日本の原風景のような景色。
これ、どこだと思います？

なんとこれ、虎ノ門ヒルズのオープンテラス！ビルの2階（のテラス）がまるまるビオトープのようになっているんです！
（ってゆーか、ビオトープなのかも？）

あー、これならガーデンを名乗っても恥ずかしくありませんね（笑）
「エッチ！」にピントがあっているのはそこが文字列のほぼ中央だからであって、それ以外の意味はありません！たぶん。

まるでどこかの森林にいるかのようでしょう？これが都心のど真ん中ですからね～。
しかも、ビルの2階ですからね～。信じられませんね・・・(^_^;;

草木の生い茂る小川があるかと思えば、芝生の広場（何度も言いますが、ここはビルの2階・・・）にはこんなオブジェも。
遠目に見ると人の形をしていますね。でも近づくと・・・。

文字の組み合わせなんですね！
そして真っ先に飛び込んできた文字が「福」！これは縁起がいいかも！(^-^)

まるでゴルフ場のグリーンのようですね（ゴルフやらないので行ったことはありませんが）。
寝っ転がったら気持ちよさそうだな～～。

エレベーター脇で見つけた花。見たことあるけど、名前が分かりません・・・orz
でも、とっても綺麗ですね。これがビルの2階・・・(ry

なんか芝大神宮よりも虎ノ門ヒルズのお散歩フォトになってしまった感じがしなくもありませんが、逆に言えば虎ノ門ヒルズはそれだけ撮影の素材が揃っているということでもあるのかも。
東京オリンピックに向けて整備された新虎通り（環状二号線）の直上にそびえ立つ虎ノ門ヒルズ、さすが再開発の最先端といったところでしょうか。

少し離れて見るとこんなに近代的なビルなのに（笑）

ここから後は桜田通りを一直線、乗り慣れた地下鉄の駅までずんずん歩きます。
この頃になると頭の中はある後悔でいっぱいでした。それは・・・。

「冷蔵庫でビール冷やしてくるの忘れてたな～。冷えたビールがないな～～」

でした（笑）