LED蛍光灯直結工事

このところ危険物取扱者の試験にかまけて、せっかく取得した第二種電気工事士の資格を全く活用していませんでしたが、せっかく(?)インフルでダウンして長期休暇をもらっているのですから、この期間を利用して、そもそも第二種電気工事士を資格を取得した目的を実行することにしました。

それは、LED蛍光灯の直結工事。
現在のLED蛍光灯は安定器を経由しての接続となっていますが、この安定器を経由せずに電源とLED蛍光灯とを直結して、本来必要のない安定器への電気供給をカットしようという工事です(現在使っているエコリカのLED蛍光灯”ECL-L20CN”はグロー式、ラピッド式、直結式のすべてに対応)。

工事前は安定器を通しているので、蛍光灯照明器の配線はこんな感じ。

IMG_0709真ん中の電源部から、三本の蛍光灯接続口(蛍光灯自体は両端に二本だけです)に安定器を通して電線がつながっています。
三本の蛍光灯接続口のうち、一本だけグロースターターの位置が逆のため、配線は結構入り組んでますね。

この電線を一度カットして、必要のない安定器、グロースターターを取り外して配線し直します。
余談ですが、この工事を横着しながらやったら・・・一度ショートさせちゃって、家中の電源を落としちゃいました・・・orz
過電流遮断機ってありがたいなーと思いました・・・って、深く反省です・・・。
火事にならなくて良かったです・・・。ちなみに電気火災の場合は泡消化器、棒状の水消化器、強化液消化器は使えません。
って、これは先ごろ受験して合格した危険物取扱者の試験内容ですが・・・(^-^;;

さて、そんなこんなで直結工事ですが、工事後はこんな感じに(工事に際してはLED蛍光灯メーカーのこちらの情報を参照しました)。

IMG_0710どうです?
随分とすっきりしたと思いませんか?
これは、従来の配線が蛍光灯の両サイドを使って配線する形式(蛍光灯がそもそもそういう構造なの?)だったのに対し、LED蛍光灯は本来片側の端子でプラスマイナスとなるため、不必要な配線がなくなったことと、なんと言っても安定器を通さなくなった(その分無駄な配線と無駄な装置が減った)ことによります。

もちろん、これでちゃんと電気も点灯しますよ(^-^)

IMG_0712ただ、この蛍光灯照明器には本来ヒモスイッチがついていて、このヒモスイッチで蛍光灯点灯→豆球点灯(蛍光灯消灯)→全消灯を切り替えられたのですが、このスイッチ部分が壊れてしまって、反応しなくなってしまいました・・・。
ヒモを引っ張っても反応しなくなってしまったのですが、ヒモを引っ張った時の手応えが明らかに無くなっているので、中で何か外れるかなんかしてしまったのでしょう。
ま、そもそもヒモスイッチを使っていなかったので困りはしないのですが、使えなくなった部品をつけておいても仕方がないので、潔くヒモスイッチも取り外してしまいました(だからますますすっきりした配線になっている)。

ちなみに三本の蛍光灯接続口に対して二本しか蛍光灯を接続しないため、配線はこのようにしなければなりませんでした。

haisenちょっとわかりづらいかもしれませんが、左が失敗配線、右が成功配線です。
●と○はそれぞれ電源の接地側、非接地側で、赤線と青線が配線です。
グレーの○はグロースターターです(一つだけグロースターターが逆側についています)。

左のように、三本あることを前提に結線してしまうと、真ん中の赤い電線が(蛍光灯が設置されないため)繋がらず、電気が流れません。
かと言って、すぐにもう一本LED蛍光灯を購入するわけにも行きませんし、そもそも二本で十分な明るさなので三本入れる予定もありません。

そこで真ん中をスルーさせて、両側の蛍光灯接続口を直結することにして対応しました。

元々の電線では長さが足りなかったりして、つぎはぎつぎはぎでの結線となってしまいましたが、まぁ初仕事にしては上出来なのではないかと。
工事にあたって蛍光灯照明器そのものを取り外して工事を行いましたが(まさかずっと上を向いたまま作業はできない)、こうなってくると蛍光灯照明器そのものももう少しおしゃれなものに変えたくなってきます(笑)

実際安定器を外しての感想ですが、もともと点灯にタイムラグはありませんでしたからそこらへんの使い勝手は全く変わりません。
ただ、安定器を外したからなのか、心なしか証明の明るさが明るくなった気がします。
まぁこれは気のせい(プラシーボ)かもしれませんが・・・(^-^;;

部屋にこれと同じタイプの蛍光灯照明器があるので(こっちは普通の蛍光灯がまだ取り付けられています)、LED蛍光灯に買い換える際には、こっちも安定器を外して直結工事を行うことにしましょう!

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