明日、関東地方はちょうど梅雨の晴れ間となりそうで(というか、あまり雨は降っていないのですが)、会社の同僚とプチツーリングに出かけることになっています。
しかし、このところ我が愛車RVFにほとんど乗っておらず、このまま何もしないでいきなりツーリングに駆り出すのはあまりに忍びありません。
というわけで、せめてチェーンルブくらい塗布してあげたいと思い、会社から帰宅後にいそいそとあわててメンテナンスを行いました(笑)
ちょっとチェーンのたるみも気になっていたので、これを機会にちょっと増し締め(というのか?)しておくことに。
RVFのチェーン調整はリアスイングアームお尻にあるこのボルト(ベアリングホルダ割り締めボルト)を緩め、それからチェーンの内側にあるベアリングホルダを回転させることで行います。
・・・それにしても汚いですね・・・(~_~;;
結構固くなっているのか、もともとそういう固さなのか(ちなみに締め付けの規定トルクは5.5kg−m≒54nm)。なお、手持ちのトルクレンチ(デジラチェ)は2~30nmまでなので、当然測れません。
仕方がないので作業終了後ここは感覚的にこれくらい?というところまで締める形で良しとしましたが、本当はよくありません。もっと大きな力に対応したトルクレンチ、必要だよな〜。ボーナス出たし、買っちゃおうかな・・・。
それはそうと、このボルトを緩めたら、ベアリングホルダを緩めたり締めたりしてチェーンの張り具合を調整します。
その時に使うのが、これ。ピンスパナというようですね。これも工具としての手持ちはないので、車載工具のそれを利用します。これもいずれ必要だな・・・。
ピンスパナをベアリングホルダに引っ掛けて回します。
チェーン側から見て時計回りでチェーンが緩み、反時計回りでチェーンが張ります。反時計回りにするときは、ピンスパナをベアリングホルダの下側に引っ掛けて回します。
調整終了後サービスマニュアルを見たら、調整はサイドスタンドで立てた状態でやらなければいけないとありました。思いっきりメンテナンススタンドに乗せた状態でやっちゃったよ・・・orz
調整が限界を超えていないかどうかは、車体右側にあるチェーンアジャスタラベルで確認。
ってゆーか、これ、すっげーみづらいです・・・あ、だからサイドスタンドで立てた状態で行うのか!?
うん、なかなかいい感じに調整できた?(笑)
調整前よりも少しチェーンの張りが引き締まりました。多分これで問題ないはず。
なお、このあとチェーンの掃除も行うので、マフラーの下側サイレンサーだけ取り外しておきました。
サイレンサーを外すのは久しぶり。下側のサイレンサーはバネフックで固定されているので、それを外したりつけたりするときの「これ(スプリング外し)」を、これまた久しぶりに使いました(笑)
リア側のサイレンサーを外したついでに、フロント側のエキパイで少し気になるところがあったので、それも直しておくことに。
それが、これ。
じつはフロント側のエキパイが微妙にスイングアームに干渉してたんですよね。またがってスイングアームが沈めば当然干渉はなくなるのですが、ということはリアの荷重が抜けたときは干渉している可能性が高く、ずっと気になってたんです。
実際のところ、構造的にここのクリアランスはギリギリ(のはず)なので、マフラーを固定する際に少し固定位置をずらしたりすることで若干のクリアランスを確保。
これも多分これで問題ないはず・・・?
それからチェーンクリーナーを使ってチェーンを磨き、チェーンルブを塗布し、油が飛び散ったホイールを清掃したり、ブレーキレバーの遊びを調整したり、エンジンオイルの容量を確認したりガソリン残量を確認したり、大雑把にですが車体周りを拭いたりして、この日の作業は終了。
うん、なかなか綺麗になった・・・かな?
タイヤもまだまだおニューだし、明日のお出かけ、楽しみ〜♪
素晴らしい晴天に恵まれますように!