必要な道具がすべて揃ったところで、いよいよ室内機と室外機の接続、つまりいわゆる「エアコンの設置」作業の本丸パート2!(前半)に入ります!(笑)
まずは室外機を設置するに当たって、以前の室外機が載っていた踏み台(?)を綺麗に洗ってセットします。せっかくなので室外機がおいてあった辺りに水を流し、ふきだまっていたゴミなども除去しておきました。
お~、ピカピカ♪
って、当たり前ですね~。これまで狭い僕の部屋の中で結構なスペースを占有していた室外機。とうとうこれを外に(追い)出す日がやってきたのです(笑)
でもその前に。
配管の化粧カバーと配電の化粧カバーを外しておきます。
だって、配管とVVFケーブルを接続しなくちゃなりませんもんね!
慎重に置き場所を決めて・・・と言いたいところですが、室外機もずいぶん軽くなっている(ような気がする)ので、大まかに位置を決めて後は適宜微調整。
配管を通す穴と室外機の配管をつなぐ部分とが大体一直線になるように配置してみました。結果的にこれが良かったのですが・・・(^_^;;
まずは室内機側に固定されている配管のナットを外します(緩める、ではなく、外します)。
接続口はこんな形。あーなるほど、だから配管にはフレア加工が必須なんだ~。
ついで配管側のナットを緩めます(こちらは外すのではなく緩めます)。
緩めると白いポリキャップ(異物侵入を防止するためのもの)が外れます。これが外れると・・・。
お~、綺麗なフレア加工!
そりゃそうですよね、加工済みの配管セットを購入したのですから!
ちなみに配管の長さは3m!これでゆとりを持っていけるはずだったのですが・・・。
据付説明書によると、フレアの内側に冷凍機器組付オイルを吹きつけるように記載があったので、「そのためだけに」購入した専用オイル、フレアガード。
こいつをフレアの内側に塗布します。
塗布したら配管同士をつなげ、ナットをまずは手で締め込んでいきます。
それ以上手で締め込むことができなくなるところまでがっちり締め込みます。
しかし配管は銅管のためとり回しが悪く(粗雑に扱うと配管に亀裂が入ってしまったりも・・・?)、その上先に化粧カバー(の裏側)をつけておいたこともあってますます作業がしづらいです・・・(^ ^;;
それ以上手で締められなくなったら、トルクレンチの出番です。
オークションでレンタルしたトルクレンチは2分(細い方)用、3分(太い方)用のそれぞれの専用トルクレンチなので間違えようがありませんね(笑)
室内機側の接続では、室内機の配管をモンキーレンチなどで抑えながらトルクレンチで締め込みます。
デジラチェしか使ったことが無かったので、いわゆるトルクレンチがどんな風に反応するのか分からず、最初はどうしてもおっかなびっくりで作業することに。
なのでまずは力の少なくて済む2分の方から・・・。
トルクレンチが「カチン!」となったら規程トルクです。そこからさらに増し締めする人もいるようですが、それをしたらトルクレンチで締め込む意味が無いように思いますし、実際増し締めしてはいけないという説もあるので、僕は潔く「カチン!」という手応えと音があったところで締め付け終了としました。
ちなみに3分の方はかな~~り力がいります。
既に室内機は壁面に据え付けてあり、高所での作業となる上に配管まわりが狭いこともあってものすごく作業がし辛かったです。やっぱり先に配管をつないでしまった方が正解なのかも(こういうのも実際に体験してみないとわからない事ですね)。
そしたら配管の反対側を外に出し、室外機側も同様に接続するのですが・・・。
なんかビミョーにギリギリ!?
室内機側で配管を結構折り曲げたりするレイアウトにしたため、想定していたよりも長さを必要としてしまったらしく。
一応大まかに長さは計測しておいて3mでいけることになったはずなのに・・・orz
銅管なのでそんなに小回りが利かないこともきちんと考慮して、3.5mにしておけばよかった・・・(~_~;;
それでも辛うじて配管は室外機に届いたので、こちら側のフレアにもフレアガードを塗布して接続します。
先日たまたま購入しておいたモンキーレンチがここにきて大活躍です!(当初はKTCのいわゆるスパナを使って作業する予定だった)
両方外れたらここに配管を接続します。室外機への接続にはトルクレンチだけを使います(室外機側をモンキーレンチなどで抑える必要はありません)。
そして接続完了!
これでエアコンのガスの通り道の接続が完了!
続いてVVFケーブルの接続です(この段階で僕はVVFケーブルの接続を行ってしまいましたが、よくよく見ると据付説明書ではVVFケーブルの接続はエアパージのあとになっていました)。
だらーんとだらしなく垂れているVVFケーブルを配管に沿わせて整形し、穴から外に出すのですが・・・。
結局、配管がこの穴の大部分を占領してしまうため、後からVVFケーブルを通すのが結構大変!
この後ドレンチューブもここを通すのですが、それはもっと大変でした・・・(^_^;;
なので、思いました。
VVFケーブル、配管、ドレンチューブをすべて室内機に接続してから室内機を据え付け、ドレンチューブ、VVFケーブル、配管の順番で穴を通して外に出した方がいいのだろう、と。
ただ先にこれらを室内機につけちゃうと、据え付けの時すっげーとり回しが悪くなるよな~・・・。特に、作業は一人で行うからな~(笑)
それでも何とかすべてのものを外に押し出すことができました。
でもここからがそりゃーもう大変でした。
配管がギリギリの長さのためまずレイアウトにゆとりを持たせることができません。
そんな中でドレンチューブはとにかく室内機を頂点にして後は低くなる一方でレイアウトしなければならないのです(どこかに山ができるとそこに水がたまってしまう)。
もうこの際VVFケーブルは適当にレイアウトすることにして、最優先はドレンチューブ!
ドレンチューブがうまくレイアウトできたな~、と思えたら、その時点で排水チェックしておきます。
この段階ならまだやり直しがききますからね。
で試して見たところ、水が流れ出てきました。どうやら室内機を頂点とした下り勾配がきちんとできているようです。
そうしたらVVFケーブルの被覆を剥き・・・(これはお手の物だ!)。
さぁこれで室内機と室外機の物理的な接続はすべて完了しました!思ったより時間もかかりましたし、何より汗もかきました(笑)
でもここまでは何とかすべてクリアできたようです。
次はいよいよエアコン設置の大本命(?)、エアパージ作業に入ります!