宝川温泉@群馬県みなかみ町

このところ体の調子が芳しくない母を連れて、家族で日帰り温泉に行ってきました~(40過ぎなので日帰りはつらいけど!)。

場所は群馬県みなかみ町にある、宝川温泉という秘湯です。なんでも日本一の露天風呂なんだとかで、映画「テルマエ・ロマエII」のロケ地にもなったそうです。
なんでここになったかというと、たまたま母が目にした「ハイウェイ・ウォーカー」で組まれた特集に載っていたから!(笑)
しかしこの軽い気持ちでの決定が、大変な思いをすることに・・・!?

IMG_3324時季が時季ですし、家族で来ているのでもちろん四輪できてます。
新潟県津南町などの日本海側は相変わらずの大雪で連日ニュースを賑わせていますが、山を越えたこちらの群馬県側でもその大雪の影響でしょうか、この辺にもまだまだ雪が残っています!
(国道17号線沿いのみなかみ町は例年、ほとんど雪が積もらなくなってきています)
ちなみに標高は650m!

IMG_3325水上の駅から路線バスも出ているようですね。みなかみ町にあるのですが、秘湯ゆえ水上ICからも駅からも結構距離があります。ホントにこの道であってるの、ナビ先生!?というようなところもちょこちょこと・・・。

IMG_3326さすがに通行帯には残雪はありませんが、その左右には(高さはそれほどではないにしても)立派な雪壁があります。スタッドレスは必須でしょうね~。

IMG_3329法師温泉のようにこの宿だけが宝川温泉として営業しているみたいなのですが・・・。
お世話になったそのお宿は、こちら。

IMG_3330「おうせんかく」さんです。
僕等は日帰り入浴組ですが、もちろん宿泊も可能です。
とっても時代を感じさせる宿泊所(というか旅館)で、温泉自体が「野趣溢れる露天風呂」をウリにしていますが、その「野趣溢れる」はそのまま旅館にも当てはまりそう(笑)

IMG_3331受付からしてこんな感じですから・・・。

IMG_3333益子が近い・・・こともないよな~。なんでたぬきの置物なんだろう??

IMG_3327脇にはこんな大きなつららが!!
これを凶器にした殺人事件なんてのがありましたね(もちろん推理小説の話ですよ!?)。

IMG_3334受付を済ませて中に入ると、熊の剥製がお出迎え。
ちなみに露天風呂にいく途中には、飼育されている熊が檻の中で出迎えてくれます。人になれているようで、折に近づくと向こうも寄ってきます。
本当はその写真とかも撮りたかったのですが・・・。

ここは「野趣溢れる露天風呂」。しかも露天風呂は「混浴」と「女性専用」の2種類しかありません。
ということは・・・。
そう。受付を通って露天風呂に至るルートでスマホで撮影をしていたりするとあらぬ疑いをかけられる可能性があるということです。
その危険を避けるため、受付入ってすぐのところにあるコインロッカーに貴重品と一緒にiphone5sも預けちゃいました。
君子危うきに近寄らず。

なのでこっから後は写真無し!
ですが、本当に野趣溢れる露天風呂で、どんなところが野趣溢れるかと言うと、露天風呂に至るまでの道から風呂が丸見え!(笑)
そしてお湯は無色透明!!
なるほどだから女性専用の露天風呂はさらに奥にあって見えなくなっているのか。
でも、だとしたら手前にある方は普通に男湯でよかったんじゃ・・・?

また、露天風呂には洗い場なんて気の利いたものはありません。裸になったら風呂に入り、温まったら出る。それだけです。ある意味漢らしい!?(混浴だけど)

もっとも、この混浴のほうは事実上男湯になっているようで、さすがに女性の姿はありませんでした。平日の昼間ですから、そもそもお客さん自体がそんなにいたわけでもありませんけど。
(僕等が出るころには団体さんとかが大挙してきましたのでその後はどうなったかわかりません)

お湯自体はかすかに硫黄の匂いがして、湯船には茶色い独特の湯の花が舞う、落ち着いた感じの(丸見えで落ち着かないと言う点を除けば、ですが)お風呂です。
回りに何もないので、雪山の斜面を眺めながら湯の湧き出る音とすぐ下を流れる川のせせらぎの音だけを聞いて、じーっと湯に浸かるだけです。
ある意味、日常の中の非日常を味わえます(笑)僕は結構長風呂するのですが、久しぶりに立ちくらみがするくらい逆上せるまで浸かってしまいました・・・。

それくらい気持ちのいいお風呂だと言うことです(^-^)
近場を訪れた際にはぜひ一度寄ってみることをおすすめします。

ただし。

受付から露天風呂まではかなり急な階段と坂で、しかも距離が100m近くあります。
したがって、足が不自由だったりするとかなり大変な思いをします(実際、僕の母は四肢の自由度が低いため、大変でした)。バリアフリーなんて考え方は存在しないので、自力で歩行できないと入浴は難しいかも?

そんなわけで、次にまた行くか?と聞かれたら、多分NOと答えてしまうと思いますが、それでも一度は訪れてみなければどんなところか分かりませんし、行ったからこそのこの感想なのであって、それはそれで価値のあることだと思います。
なお、食事とセットのプランもありますし、メニューから選んで食事をすることもできます(僕等は今回セットのプランにしました)。

雪とお湯と空と自分だけの感覚を味わいたい方は、ぜひ!(笑)

2件のコメント

  1. あ~…良いですねぇ( 〃▽〃)

    私も久しく温泉なんて行って無いです(汗)

    確か20年くらい前に社内旅行で黒部アルペン…だったかな?の温泉街に行ったくらいの記憶ですf(^_^;

    人工的な温泉はチョクチョク行くんですけどね(笑)
    久々にサウナとかで我慢大会とかしたいなぁ(笑)
    私1人なら自由に行けたりするんですけどねぇ…
    家族一同で…となると出費の問題が( ̄▽ ̄;)

    それならば、その半分でもRVFに使いたい♪

    なんて言ったらヤバいですね(^q^)

    1. Black angelさん
      「風呂は命の洗濯」という名言(?)があるくらいですから、
      ご家族水入らずでゆっくり温泉に浸かるのもアリだと思いますよ♪
      お住まいの場所からだと、有馬温泉なら射程ですかね?(笑)
      ちなみに有馬温泉は僕が先日行った松の山温泉とともに日本三大薬湯と言われているそうですから、
      出費分のベネフィットを回収できるかも!?

      「その半分でもRVFに使いたい」という気持ちは分かります~。
      金銭的な面だけでなく、時間的な面でももっとRVFにつぎ込みたいな~と思うこと、けっこうありますもんね!(笑)

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