先日何気に”会社で“ブラウジングして、今日のお参り散歩の場所をどこにしようか見ていたときです。
当初の予定では東京タワー近くの西久保八幡神社に行ってみる予定だったのですが、今日1/10はその少し先、虎ノ門にある金刀比羅宮でこの時一回限りのイベントを含む縁日が開催されることを知ってしまいました。
・・・会社で何をやっているのかということを聞いてはいけません。そこはスルーするのが大人ってもんですョ。
で。
予定地を変更して、今日は金刀比羅宮にお参りすることにしました。ちなみにイベントというのは七福神の練り歩き(行列)で、時間は14:00から。
いつも浜松町を出るのが13:00前後ですから、時間的にはちょうどいいくらいだと思われます(少し余るくらいのはず)。
それではさっそく、レッツゴー♪
いつも通り増上寺の脇を通って、東京タワーを眺めつつテケテケ歩きます。今日の目的は東京タワーでも増上寺の猿回しでもないので(今日は土曜日なので増上寺も縁日が出ていた)、ここは美しい東京タワーの姿を収めるだけで素通りです。
桜田通りに出たら桜田門方面に歩き、新虎通りを越えてその少し先、ビルの真っ只中に見えてきましたのが、今日の参拝地、金刀比羅宮です。ちなみに「こんぴら」ではなく「ことひら」と読みます。
通りに面した大きな鳥居をくぐり、参道と呼ぶにはちょっとためらってしまうようなビルの一階を通ると、銅の鳥居があります。ここが正式な門になるのかな?
鳥居(というか、参道?)は神様の通り道なので、人間は真ん中を歩いてはいけません。
という教えを思い出し、ちゃんと端っこを歩きました(撮影の時以外は)。
愛宕神社も結構街中にあって撮影するとビルが写り混んだりしましたが、その比ではありません。だってほとんどビルの一階にあるようなもんですから(笑)
近代的なビル(それもガラス張りの)に囲まれながらも、その本殿は荘厳な雰囲気を讃えています。
神社や仏閣の屋根って、直線的なものの中に曲線が混じっていて、バランスがいいですよね。まるで建築界のRVFのようだ!(笑)
新年だからなのか、縁日だからなのか、カラフルな幟が。今日の東京は全体的に風が強かったのですが、その強風にあってさらにビル風が追加されるため、幟は大きくはためいてダイナミックだったのですが、当然その風に人間も晒されるため、ものすごく寒い!
しかもビルの谷間に位置するため、日当たりも悪い!
神宮内にはお稲荷さんの他、縁結びの神様を祭った祠もあって、多くの女性がお祈りしていました。
この赤いものは祠においてある紐で、これを結びつけて縁結びとなすようですね。
列をなしてお参りしていたのが女性だけ(それも当たり前ですが比較的若い女性)だったので、気後れして僕はお参りできませんでした・・・orz
ってゆーか、これって男がお参りしてもいいものだったのかどうかも定かではありませんけどね。
縁日はおお賑わい・・・というほどでもありませんでしたが、定番のたこ焼き、たい焼きなど数店の露天がでていました。白蛇で占いをする露天なんてのもありましたが、この寒さの中に蛇を出すのはちょっと酷なのでは・・・?
片手にD80を巻きつけて持っているので両手をフリーにすることが出来なかったため、ちょっと食べたかったたこ焼きは諦めて、たい焼きで空腹を少しばかり満たすことにしました。
100円(税込み)はお手頃ですが、ちょっとあんこが少なすぎませんか、お兄さん・・・orz
この同じ鳥居を反対側から撮影するとこうなります。すぐそこに隣のビル。そしてその向こうにもガラス張りのビル、ビル、ビル。
14:00から七福神の行列が始まるのですが、現在時刻は15分前。七福神のイベントが始まるまで(?)、能楽堂では何かの演目をやっていました。この吹きっさらしの環境で、雅楽を鳴らす人も、演じる人も大変そうです。
(演目はそんなことを伝えたいわけではないのでしょうけれど)
そんな風に見学をしつつ、もちろんきちんと二礼二拍手一礼の作法に則ってお参りもしました。
神道だからなのか、本当は定められた文言を3回繰り返すとあったのですが、今年の目標は既に定めてしまっているため、このお参り散歩ではどこの神社・仏閣でもお祈りすることはその目標のことだけと決めています。
したがってここでもそのお願いをしっかりお伝えしてお参りとしました。
こうやって自分のことばかりお願いするからダメなのかな~。
なんて考えながら寒空の下で耐えていると、大通りの門周辺に人だかりが!そして七福神行列開始のアナウンスが流れました!いよいよ今日のメインイベントが始まります!
事前にこのイベントが行われるという情報は得ていたものの、その行進ルートまでは分からなかったため、あまりいい位置取りができませんでした。
それでも行列が練り歩く通り沿い(っていうか、参道沿い)の最前列は確保!
獅子を先頭にゆっくりと練り歩いて来ます。
獅子舞に噛まれるといいことがあるそうですね。皆さんこうやって頭を出していました。
この獅子に続いて七福神が登場します(獅子は七福神ではない)。
寿老人?福禄寿?どちらかわかりませんが、かざしてもらうと長寿を授かるとか。
布袋?恵比寿?こちらもこうやって軍配(?)をかざしてご利益を授けていました。
ゆっくりゆっくり練り歩きます。50mm単焦点(実質75mm)のみでの撮影は、結構大変!(笑)
七福神の紅一点、弁財天の登場です。頭の飾りがキラキラしてとっても綺麗。逆光になってしまうのが残念でなりません。
中の人(って言っていいのかな?)はやっぱり女性なのでしょうか。仏教と違って神道には巫女さんというちゃんとした女性の役目がありますから、わざわざ女形をする必要はないですもんね。
その麗しき弁財天の後ろに続くのが閻魔大王・・・じゃなかった、鍾馗さま・・・でもなかった、毘沙門天です。なんかちょっとイメージと違うかも。
光のあたり具合がなかなかいい雰囲気を出している?
七福神の後にはひょっとこやおかめが続きます。こちらはその剽軽さで笑いを取っていました。そんな中、これは狙ったわけでは無いのですが・・・。
ちょっと笑えるカットが・・・(^_^;;
隣のガラス張りビルのおかげで日の光が反射してこんなことに(笑)
ドリフターズだってここまでベタな笑いは取らないかも!
そして七福神が本殿に集合してお参りをします。お参り後、整列してこちら側を向き、撮影タイムです。
しかし最前列ではなかったため、通常の撮影方法(ファインダーを覗く方法)だと前の人だかりが邪魔で撮影できません。
そこでカメラを上に掲げ、あたりをつけて撮影。
僕のD80はもう古いカメラなので、ライブビュー、バリアングル液晶などはありません。ここは勘で一枚撮って、カメラを掲げた状態で大まかに写り具合をチェックし、後は感覚で微調整です。
一応位置を変えてみたりと頑張ってみたのですが、いかんせん画角の制限があるのでうまく7人を収めることができませんでした。覚えていたら、来年再チャレンジだ!(笑)
そして彼らはこの集合写真の撮影会が終わると、同じルートを今度は戻っていきます。
この行進ルートの途中に、先ほどの能楽堂があるのですが、今度はそこで全員集合しました。
それが分かっていたら正面とかにきちんと場所を取ったのに~。でもまぁ、実質75mmのレンズじゃ、正面に陣取ったら全員を収めることは出来ませんので、脇の方からでよかったのかも。
七福神の記念撮影(?)が終わると、ひょっとこ、おかめによるダンスが始まります。
おそらくいわれのある踊りなのでしょう。その意味するところはわかりませんでしたが、コミカルで楽しい踊りでした。
ただいかんせんこちらは睡眠3時間程度の宿泊勤務明け。最後までお付き合いするのは体力的にも厳しく、途中で金刀比羅宮を後にしてしまいました。
でも、以前から気になっていた場所だったので(だって本当にビルのど真ん中ですよ!)、ちょうど年一回のイベントの日に訪れることが出来て満足満足。
このカテゴリー、作って正解だったかな♪(笑)