リフォームの瑕疵。

先月25-27日で終了したはずの我が家のリフォーム。

しかし結果的には洗濯機パンの設置に問題があり、今日また業者を呼び出して対応させました。
その問題と言うのが・・・。

IMG_1431だまーって帰ってしまったリフォーム業者がこっそり(?)置いていった紙袋。
その中身を改めて見たところ、出てきたのがこちら。
これ、なんだかわかります?

IMG_1432これ、設置した洗濯機パンの側面部の蓋。
もしこれが、単純に蓋部分をはめ込むだけの構造だったら自分で対処したでしょう。
でも、見てもらうとわかるように、蓋の爪を引っ掛ける土台となるパーツは、洗濯機パンに下から差し込んで固定するタイプ。
これじゃーどうしようもありません。
しかも既に洗濯乾燥機(ドラム式なので、乾燥重量で90kg近くある!)が乗っかってます。

洗濯機は洗濯機配送設置のプロ(クロネコヤマトさんでした)が行ってくれたので、できることなら動かしたくないのですが・・・。

もし洗濯機パンの設置工事をした日に僕がいればすぐに気づいたでしょう(この日は仕事だったので、母親に留守番を頼んで対応してもらっていた)。

だって。

IMG_1433洗濯機パンの前面部はこうやってきちんと蓋がされているんですから。
普通に考えたって、脇が同じ見ためになっていないのはおかしいだろう!?

それでも、もしこの紙袋を見つけなかったら、「排水管が見やすいようにそういうデザインになっているんだろうな」くらいに思ったかもしれません。
でも見つけてしまった以上、そうもいきません。

そこで業者に連絡をしたところ・・・。
その業者の手配した設置工事担当者が、この蓋部分の紙袋を見つけることができず、そのまま帰ってしまったんだそう。
普通、それがあることがわかっているんだったら、見つからない時は担当者に連絡するとか色々しないか?

たぶん、だまってれば分からないだろうくらいの考えだったんでしょうね。

さて、そんなこんなで今日こさせることにしたものの、何時になるかは事前に連絡を入れてからきますというこれまたお粗末な対応。
それでも一応その連絡を待ち、連絡が来ました。
しかし、僕が契約をしたリフォーム業者から連絡が来たのですが、その内容は「今工事の職人がそちらに向かいましたから」というもの。
おいおい、お前はこないの?

「あなたはこないの?」と尋ねたら、「後で行きます」だそうで、それならってんで待ってみたら、工事の人が一人できました。
「とりあえず行って直してこいという指示できました」ということらしいのですが、洗濯乾燥機はドラム式で乾燥重量は約90kg。しかもそのまわりにはもう既に棚だのなんだのを設置しているのでスペースは極小。
そもそも「洗濯機がもう乗っかっているよ」と言ったのに、一人で来させるというその対応が信じられません。

結局工事の人一人ではどうにもならず、リフォーム業者に電話を入れてすぐにくるように頼んでました。最初から一緒にくればいいのに。

で、すったもんだした挙句、ようやく蓋部分の設置が完了、再度洗濯乾燥機を設置しなおさせ、作業は終了(ちなみに一度作業が終了して帰っていったのですが、その直後僕がみて取り付けられた蓋がうまくしまらないことを発見し、再度呼び戻した)。
なにごともなかったかのように「失礼しました」といって帰っていきましたが・・・指定期日に工事を完了する事ができなかったのは債務の不完全履行であり、不完全履行は債務不履行の構成要素ですから民法上の損害賠償請求の対象になるということがわかっていないようです。

リフォーム工事の請求金額を減らして再度請求すると言うかな?と思っていましたが、どうやらそういう対応はそもそも頭にない模様。
まぁ、それは別にいいんです。
どのみち僕にできる工事ではなかったのだし、頼まなければ完成しない工事だったわけですし、最初の見積り金額からずいぶんとディスカウントされていますし(最初のそれが高すぎだろうというのもあるけど)。
なので請求金額を支払うことにさほど抵抗は無いのですが(心理的な負担はありますが)、しかしビミョーに納得できないところも。

そもそも、工事開始に関する連絡もこちらから何度も連絡してようやく返事がくる、工事が終わって帰るときも黙っていなくなる、などコミュニケーションに障害がある業者だったので、支払いに関しても特にこちらから連絡すること無く、むこうからなにかいってくるのを待ってから支払い手続きに入ってやることにしました。

連絡がこなければそれもよし(払わないだけですからね。そもそも契約書を交していないのですから、そっちが勝手に工事をしたんだろう、と言われたときどう対応するつもりなんだろう?)。

いずれにしてもこの時の対応を見て、業者の名前をBLOGで晒すことにするかもしれません。だって、これ、ノンフィクションだし。

昔、僕が倉庫内作業のバイトをしていたとき知り合った人が左官屋さん(みたいな)で、改築工事やリフォーム工事なんかは絶対に地元の会社に頼んだ方がいいよ、と言っていました。
全国展開しているような大手に頼むと、下請けが来るから手を抜かれる恐れがある、と。それに対して地元で長く続けている業者は、仕事がきちんとしている可能性が高いよ、と。
というのも、地元密着でやっている業者はちょっとした悪い噂でも店をたたむことになる可能性があるので、まずあくどいことはしない、そして長くその場所で仕事をしていると言うことは、多くの人がその業者の仕事を認めているということだから、と。

僕は今回いわゆるネットの比較サイト(具体的にはオウチーノ)を使って業者を選んだわけですが、やっぱりこれは失敗だったのかもしれません。工業製品を買うのとは、訳が違いますもんね。
家のまわりにもいくつかリフォームの看板を掲げている小さな会社があるのですから、自分の足で出向いて見極めなければいけなかったのかも知れません。
ま、良い勉強になりました。工事自体には(洗濯機パンのこの問題以外は)不都合はありませんでしたし、ね。

というわけで、現在試行錯誤しながら部屋のレイアウトを変更中・・・(^-^;;
これがなかなか大変だ(笑)
いつになったら元通り(にちかい)生活ができるのやら・・・orz

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