RVF組み上げっ!って書いたけど・・・

前回のそれはちっとも組み上げになっておらず、単にオイル交換の話になってしまいました。

というわけで、その続きを。

オイル交換を済ませたら、チェーンの清掃に入ります。
ところでRVFは言わずとしれた片持ちスイングアーム(いわゆるプロアーム)で、リアタイヤの脱着を用意にするため(だったはず)に、チェーンもエキパイ(マフラー)もすべて左に寄せられています。

ということは、チェーンを徹底的に清掃するにも、マフラーが結構邪魔になるんですよね。
しかも、僕のRVFは二本出し。ほぼ普通サイズのマフラーが縦に2つもくっついているわけですから、チェーンにアクセスしづらいのなんのって。
というわけで、生まれて初めてマフラーを外してみることにしました。
だからスプリング脱着用の工具を買ったわけですね(笑)

で。

IMG_0279まずは、リア側に接続されているマフラーのスプリングを外します。
なるほど、たしかにスプリングを外すこの工具があれば、外すのは簡単なのかも。
でも、マフラーをつないでいるこのスプリングはそれほど強力なものではないのか、普通にペンチとかでも力ずくで外せそうな感じ・・・?
で、このスプリングを外し、マフラーを支えているステーを外せばリア側のマフラーは簡単に外れます(ギコギコ引っこ抜くだけ)。

IMG_0281現在こんな感じ。
次にフロント側を外すわけですが、フロント側はマフラー部分で取り外すのではなく、エキパイの真ん中部分から取り外すようになっています。
ちょうどオイルパンの下あたりでエンジンの前バンクから伸びているエキパイと接続されているので、コスコス動かしてこの部分ごとマフラーを後ろに引っ張って外します。

構造的にはこれで外れるはずなのですが・・・。

IMG_0280エキパイがリアのこの部分(リンクユニットというのでしょうか)に引っかかってしまい、これ以上後ろに下げることができません。
つまり、そのままではズボッと抜けないという事。あとどの程度で抜けるかがわかっているならば力技も考えますが、まだどのくらい噛み合っているかがわからないのでどうしようもありません。
これをすっぽりと抜くには、多分前バンクの付け根からエキパイそのものを全体的に外さなければならないようです。
いずれオイルパンのガスケットを交換しなくちゃダメなんじゃないかなと思っているので、そのうちフロントのエキパイ外しはやらなきゃならないでしょうねー。

でも、今回は断念。
エキパイ外したらガスケットの交換とかも必要になるみたいですし、規定トルクを調べていないので手持ちのトルクレンチで対応できるかどうかもわからないからです。

まぁそれなりにチェーンにアクセスできるようにはなりましたので、まずはこれでよしとしましょう。
引き続き、チェーンカバーを外しにかかります・・・が、このチェーンカバーを固定しているボルトが、ステップホルダーの後ろ側になってしまっていてスパナではうまく外せません。
というわけで・・・。

IMG_0282ステップホルダーを外しました。
シフトペダルはとりあえずそのままぶら下げる形でつけたまんまです。

IMG_0283これでチェーンにバッチリアクセスできます。それにしても、やっぱり汚れてますね。

ところで、なんで急にチェーン清掃かというと、こういう動画を見つけてしまったからです。

https://www.youtube.com/watch?v=kD9IQey1uNA

この手順にしたがって、チェーンを徹底清掃。

IMG_0284そのおかげで、こんなに綺麗になりました。

IMG_0285ほら、ピカピカ!
なんかもう、走るのがもったいなくなるくらい!(笑)

チェーンを綺麗にしたら、チェーンカバーを着け、ステップホルダーを戻し、マフラーを取り付け直します。
(もちろんチェーンルブは塗布してますよ!)

IMG_0286これはすでに取り付け終わったところですが、このマフラーステーが大変でした。真ん中に台座を置いて上下二本のマフラーをうまく挟みこむんです。
この挟みこむステーの内側はゴムでミューを稼ぐようになっているのですが、なまじ摩擦係数が高いだけに、スライドさせながら固定するという技が使えず、一点突破でぴったりあわせてあげないとステーを固定できません(しかも列島に今期最強の寒波が襲いかかっているので気温が低く、ゴムが硬いっ!!)。
いやー、大変でした。
しかも、二本のマフラーの出口がきちんと揃うようにしないとみっともないですし・・・(^-^;;

ちなみに、取り外したマフラーは再びスプリングで固定しておきます。

IMG_0295固定は取り外しとは別の工具で簡単ポン。
・・・のはずでしたが、このスプリング引っ掛け工具は、スプリングの引っ掛け部分(カエシ)が深いとちょっと使いづらいかも。
スプリングを引っ掛ける穴に工具の先端を引っ掛けてスプリングのカエシをスライドさせ、そのままスプリングのカエシを穴に送り込んでいくと引っかかるようになっているはずなのですが、カエシが深いと、穴の部分にカエシの先端が入りきらないんです。
結果、何度もやり直すことに(またこの部分がとても作業しづらい角度なんですよね)。

IMG_0296で、ようやく固定完了。なぜかカエシの向きが左右で逆になってしまいました・・・orz

チェーン、マフラーが終わればあと残っているのはドライブスプロケットカバーの装着です。
ここは規定トルクで締め付けるので、トルクレンチの出番です。

IMG_0297対角線上に少しずつ締めていって・・・四カ所締め終わればカバーの取り付けはOK。
ピッピッピッピッピーーーーーーーーッという音を頼りに規定トルクで締め付けます。
ちゃんと規定のトルクで締め付けているという安心感、優越感。あぁ、トルクレンチ、(高かったけど)買ってよかった♪
カバーをつけたら次にスピードメーターケーブルを装着。ガコッとうまく噛みあうようにはめ込みます。

IMG_0298ここは特に規定トルクが書かれていなかったのでそのまま六角棒レンチで固定。

IMG_0299そしてクラッチワイヤーを(グリスアップして)引っ掛け、ワイヤーステーを固定します。

クラッチレバーをニギニギしてちゃんと動くことを確認したらクラッチまわりは完成!

これで元通りになりました(ってゆーか、なったはず)。

エンジンオイルは新品、オイルフィルターも交換済み、そしてチェーンもピカピカ。
あとは外装を取り付ければ・・・なんですが、その前に。
やっぱりハダカの状態のうちに、磨けるところは磨いておきたいですよね。
だって、外装はワックスまでかけて(見た目は)ピカピカにしてあるのですから!

というわけで、本当の組み付けは更に次回に続きます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)