前回通勤途中に撮影してしまったところ、もう居ても立ってもいられなくなり(?)、結局公休の明け方(!)に撮影にでちゃいました(笑)
3:00AM起床・・・orz
さすがにこれは早すぎます。
そういえば今月下旬~来月上旬にかけての明け方にアイソン彗星を観察できるらしいことを思い出しました。
時間的にもちょうど良さそうなので、ちょっとその情報(見える位置や時間帯など)を確認。
するとどうやら今日も5:30頃に観察できるっぽいじゃありませんか!
・・・でも、彗星が観察できる(かもしれない)ということは、要するに夜明け前ということであって、それじゃ紅葉の撮影には向かないかも・・・。
ということで、彗星の観察(可能なら撮影)は12月に譲るとして(その方が見やすいらしいし)、これから紅葉の撮影に向かう都立光が丘公園で彗星観察に適した場所があるかどうかを下調べしておくことにしましょう♪
で、本題。
うっすらと夜が明け始めた6:00AM頃から撮影開始。撮影を終えて帰ってきたら9:00AMくらいだったので、3時間近く凛と張った朝の空気の中を歩き回っていたことになりますね・・・(^-^;;・・・寒かった・・・。
ま、その甲斐あって(?)僕なりにいい写真が撮れたのではないかと。
せっかくなので、そのうちのいくつかを掲載します。なお、画像はオリジナルを50%に縮小していますが、それでもサイズは1296pixels x 1936pixels。結構大きいです。もうちょっと小さく圧縮してもよかったのですが、せっかく一眼で撮影したので、よかったら等倍で見てください。
朝焼けに赤く照らし出される木々の葉。ケヤキ?
もともと色づいているところに昇りたての朝日を浴びてますます燃えるような赤に。
赤みを帯びた被写体は、やっぱりマイナス補正した方が綺麗に見える・・・気がする。好みの問題なのかもしれませんが。
寄ってみれば単に赤いだけではなく、朱、オレンジ、山吹色・・・などなど、様々な赤みが競うように広がっています。
枝から完全に葉が落ちきってしまった木がそこかしこにある一方で、黄色味を帯び始めたばかりの、これから見頃を迎える(であろう)木々もあちこちに。同じ種類の木でも場所によって紅葉の具合は違うようで。
朝日が登りきって光が昼白色に変わっていくと、イチョウの木は金色(こんじき)をその身に纏います。きれい!
どれだけ葉が黄色く輝いても、幹にできる影は漆黒そのもの。まだ午前中の早い時間ということもあって、くっきりと幹に影が投影されています。
春のイメージが強いけど、秋に真っ赤に葉を染める桜もいいですね。抜けるような青空には、赤く色づいた葉がよく映えます。
黄金の絨毯。
秋は足元にもちゃんとあるものです。上ばかり見ていては気がつきません。もしかして、人生も・・・?
無作為の美。絶妙なバランスで配置されているように思うのは僕だけでしょうか?この後、ちょうど風が吹いてきてこの二枚の葉は落ちてしまいました。諸行無情・・・って、違うか(笑)
桜の木は遠目には燃えるような赤一色に染められているのに、近くに寄ればこの通り。それぞれの葉っぱだけでなく、一枚の葉の中にも美しいグラデーションが。
神秘ですね。
そうだ、京都、行こう。
って感じでしょうか?
素人目にはこれでも十分美しい色使いだと思いますが、PLフィルターとかあるときっともっと鮮やかに撮影できるんでしょうねー。
これぞ秋の代名詞。モミジの赤は緑の背景によく映えますね~。こういうコントラスト、とてもお気に入りです。
鮮やかに色づく紅葉の葉っぱだけが秋の見所ではありません。目線の位置を自然な高さに戻してあげればそこには日の光を全身に浴びてキラキラと輝く穂がたなびいていました。
目立つところにある(日のよく当たる)モミジは真っ赤に染まり、多くの人の目を惹き付けます。そうしたモミジの周りにはこれまた多くのカメラマンが集まってきます(私もその一人になりましたが)。
もちろんこうしたモミジは美しいのですが、少し林の中に分け入ったところで人目につかずひっそりとたたずむモミジだって、少しくすんだ淡い色彩で綺麗に色づき始めています。
艶やかに染め上がった真っ赤な紅葉もいいですが、僕はこういう、少し陰のある寂れた感じの紅葉の方が好みです。
ぶらぶらと数時間かけて園内をグルッと一周。
多くの人が行き交うような時間帯に差し掛かるころになると、ひだまりはずいぶんと暖かくなってきます。
ひなたぼっこに足を止めて、ふと下を見るとそこにはかつての紅葉が一面にちりばめられていました。
冬の木漏れ日・・・って感じですかねぇ。
他にもたくさん撮影したのですが、まさかそのすべてをアップするわけにはいきません(そうする理由もないですし、すべてが人に見せるための写真になっているわけでもない)。
なお今回の撮影はすべて手持ちで、D80+50mm/f1.8の組み合わせ(僕にとってのお散歩レンズ)のみで行っています。
望遠や交換レンズがあるとついつい足を止めてズームを使って風景を切り取ってしまいがちですが、単焦点の軽いレンズ(だからお散歩レンズなわけですが)だと、フットワークをよくしなければスナップにもならないような写真を量産することになってしまいます。
たまにはこうやって自分に制限をつけて撮影に臨んでみるのも楽しいですね♪
iphone5sで撮影した時も十分綺麗に撮れるなー、と思いましたが、やっぱり一眼を手にしていると撮影への意気込みが変わりますね(笑)
また機会があったらフォトブログのようにこうやって撮影した写真をアップしようと思います!
あ、そうそう。
都立光が丘公園をグルッと(ほぼ)一周したわけですが、どうやらこのあたりからでは来月のアイソン彗星を観察するのは無理っぽそうです。園内は木々が生い茂っていて東の低空を臨むのは難しそうですし、開けたところがあっても周りにはマンションが立ち並んでいるのでやっぱり地平線付近を臨むのは難しそうだからです。
まだ少し時間があるので、どこか良さげな場所を探しておかないとなぁー。。。