旧山古志村の「牛の角突き」

WordPressの色々な制限解除に時間を費やしてしまったのでずいぶんと間が空いてしまいましたが、去る11月4日に新潟県小千谷市を訪れた際、そこから程近い旧山古志村に立ち寄ってきました。

立ち寄ったのは本当にたまたま近かったからというそれだけだったのですが、この日は旧山古志村の伝統行事、「牛の角突き」が行われる当日で、複数ある闘牛場の一つ、小千谷闘牛場(この日の会場)には角突きを行う牛が大挙してスタンバイしていました!

IMG_0053小雨がパラつく天気だったので、牛のスタンバイ場所はもうグッチョングッチョンのヌルンヌルンの状態。
でも、牛さんの体がまだ綺麗ということは、これから戦いにいくということなのでしょう。
あちこちにこうやってつながれた牛さんがいて、しきりに雄叫びをあげていました。
飼い主(というのか?)の方に聞いた限りでは、その雄叫びは「早く戦わせろ」という催促の雄叫びなんだとか。

IMG_0057いやー、でかいです。ってゆーか、太いです、全体的に。
牧場を牧歌的にたゆたうホルスタインと同じ種族だとは思えないくらいです。

IMG_0058締まってますよね、なんか。こう、むだな肉が無いというか。
闘牛が行われていない期間は、やっぱり農耕牛として働いているのでしょうか。

IMG_0055他方で、既に戦い終えて帰路につく牛さんも。
怖いのでトラックを揺らしながら雄叫びをあげるのは止めてください・・・(T_T)

こんな感じで、駐車場からてくてく、ほんの数分歩くと、そこはもう小千谷闘牛場(今回の闘牛が行われる会場)。
この地域には他にも山古志闘牛場など、いくつか闘牛場があるようです。
毎年この時期に開催されているのかと思ったら、結構定期的にあちこちの闘牛場で行われているようで、出張で闘牛を開催することもあるんだとか。

そんな情報を得ながら、祭りの参加費1,000円/一人を支払って対戦表を貰い、いざ観戦です。
観戦と言っても、屋外ですし小雨が降ったり止んだりという天気ですし、座ってじっくり・・・という風にはなりません。
でも、村民総出なのでしょうか、小さい子供からご老人まで多くの人が集まっていました。

IMG_0059始まった!
ちなみに、向こう側に見える屋根付きの場所は、2,000円のプレミアム?シート(笑)
完売だそうです。

IMG_0065牛さんをはやし立てて、闘争心を煽ります。

IMG_0069どうやら終わったようです。

IMG_0070戦い終わっても興奮冷めやらぬ牛さんをどうやって綱につなぎ、このように引き連れていくかというのも腕の見せ所なんだそうです。

しかし、困ったことにまったくルールがわからない!
始まりは分かります。だって牛が入ってきて、手綱(というのかな?)が外されて、牛さん同士がガンガン音を立てて(ゴツンっ!という音が周りでみている僕のところにも聞こえてくる・・・)戦うわけですから。
でも、どうなったら勝敗がついたことになるのでしょう。
また、対戦の組み合わせはどのようにして決まるのでしょう。
この闘牛大会において、優勝はどのように決まるのでしょう・・・?

うーむ、謎だらけだ・・・。
周りでみている村民(と思しき人々)はきっと分かってるんでしょうねー。
そういえば、外国のプレスが来ていたなー。
中越地震からの復興、みたいな絵を撮りに来たのかしら。

正直なところ、写真じゃなかなかこの迫力は伝わらない!
ということで(?)、いよいよ今回の投稿の本丸、動画埋め込みをしたいと思います!

iphone5sで撮影した動画はMOV形式なので、まずはffmpegでこれをflvにトランスコードしたのですが、そのままの画素数(1920×1080)でトランスコードすると、flvのファイルサイズはMOVより小さくなるとは言っても128MBほどありました(ちなみにMOVは800MBほど)。

その映像がこちら。

[flv:ojiya.flv 384 286]

しかしいかんせん128MB。
今時のブロードバンド回線ならさほど問題ないのかもしれませんが、回線に問題なくともうちのサーバ的に不安が残る大容量ファイルサイズとなっているので、予備?としてファイルサイズを小さくしたバージョンもはっつけておきましょう。
(うちのサーバはもう10年以上前のCPU直付ファンレス小型PCですから)

こちらはffmpegコマンドに -sオプションをつけて画素数をそれぞれ1/2にしたものです。
ブロックノイズが目立つようになってしまいましたが、臨場感は伝わる・・・といいなぁ(笑)

[flv:ojiya2.flv 384 286]

こんな感じで投稿できるなら、iphone5sをもっともっと活用してBLOGをこまめに更新・・・できる・・・かな・・・(^-^;;

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