フルフラット化への道(2)

3列目シートの部分(すでにベニヤが敷いてある部分)と、2列目シートの足元部分との間には結構な段差があります。大まかに計測すると70mm程度の差があり、この段差を埋めないとフルフラット化できません。
そこでこの差を埋めるために2×4材を利用しました。ちょうどその頃に島忠(ホームセンター)でキャンペーンをやっていて、2×4材だけがやたらとお安かったのです(笑)
ところで、なぜ2×4材なのか。
それは、それだけがお安かったから・・・なのはそうなのですが、真の理由はこいつの高さが38mmだからです。二段重ねにすれば76mmとなって、3列目との段差を埋めるのにちょうど良さそうなんです。
というのも、確かに段差自体は70mm程度なのですが、写真からもわかる通りその上にベニヤを敷いており、このベニヤが4mm厚だから。
76mmと74mmならほぼ誤差としてやり過ごせますからね〜。

元々の想定では、こんな具合に枠状にして2×4材を配置し、その上に4mm厚のベニヤを敷く予定だったのですが・・・。

6フィート材を半分に切ればちょうどよさそうということは、実はシートを外す前に大まかに(メジャーで)測った時にわかっていました。が、2×4材の幅(89mm)分だけ長さが長すぎた模様。フロント側の横板が入りませんでした(笑)。
運転席を前に出せばスペースを確保できるのですが、それだと運転姿勢に影響を及ぼしてしまうので却下。

それよりも、全く盲点だったのがリア側の横板。
この横板の両サイドに来る部分、なんと少し盛り上がっていたんです。
初めの写真と右上の写真とで横板の位置が少しずらしてあるのがわかると思いますが、このズレの部分が盛り上がっていて、横板の両端をこの部分にまたがらせてしまうとその分だけ横板の高さが上がってしまい、3列目の高さと差が広がってしまうだけでなく、2列目に配置した板材とも段差が生まれてしまうのです。

というわけで、リア側の横板はカットして再配置することにします(3列目部分のベニヤが800mm幅なのでそれに合わせれば問題ない)。
あとはフロント側の横板ですが・・・色々考えた末。

横板で床面を補強するのではなく、縦板の間隔を狭めて強度を確保することにしました。ここに同じく4mm厚のベニヤを組みつけて床面にするという算段です。なお、完成形ではリア側にはカットした横板がプラスされます。

市販されている4mm厚のベニヤは幅910mmのため、縦板はコレに合わせて配置します。が、床面にはベニヤが2枚必要。そしてそのまま2枚並べての配置はできません。というのも、3列目部分の幅は800mmだからです。
なので後ろ側に来るベニヤの後端両サイドをカットして幅を800mmにしてあります。こうすることで2枚のベニヤを並べることができ、フラットな床面が作り出せるわけです。

一番の懸念材料だった2列目と3列目の段差も2×4材の足場がうまい具合に吸収してくれていて、見た目は完全にフラットになっています。ボールが転がらないような精度の傾きのなさが求められているわけではないので、これで十分。

あとは足場と床面になるベニヤとの接合をどのようにするか、ですね。
一枚形状で組み付けるのがいいのでしょうけれど、それだと使わない時のこの台座の取り回しに面倒がありそうだからな〜。少し考えてみることにします。

まぁそれでもひとまずフラットにするという目的が達成できましたので、ほぼほぼ目的はクリア・・・といっていいのかな??

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