帰ってくるまでの顛末

さてさて、実家によってお土産をわたし、ついでに晩ご飯をいただいてきたのでこの時間の帰宅と相成りましたが、東京へは大体19:00ごろに到着しています。

ホンダコレクションホールでF1マシンを見たあと、最後のイベントに参加するかどうか悶々と悩みながらとりあえずグランドスタンドへ戻ってきました。
最後のイベントというのは、訪れたライダーによるコース走行だったんですが、走行するのがいわゆるサーキットのコースではなく、ツインリンクもてぎのコースを大きく取り巻くオーバルリンクの走行。
競輪場みたいなコースですね。

せっかく来たんだから・・・と思いつつ、何で悩んでいたかと言うと、私がRVFを止めた駐車場から集合場所のゲートまでは、一度外に出てグルッとツインリンクもてぎの施設全体を回っていかなければならなかったからです。
もしこの走行に参加するなら、RVFに火を入れてまたがるわけですから、そのまま帰路につきたいところ。
でもそのためにはお土産なども購入しておかなければなりません。そうすると、走行にはものすごい大荷物を持って参加することになってしまいます。現在使用しているシートバッグだと、お土産はバッグの外にぶら下げる(あるいは挟み込む)ようにして積まなければならず、タンデムシート部分の荷物が非常に不安定になってしまうんですよねー。

というわけで、走行の参加は見送ることに。
でも、せっかくだから走行の様子は見ていこうと思い、まだ時間もあったのでまずはお土産を購入することに。
自宅用と会社用なので、それだけでも結構な大荷物・・・(^-^;;

で、程よく時間になったところでグランドスタンドから見学していると・・・なんと。オーバルコースをわずか1周!?で終了・・・。マヂっすか!?
正直、参加しなくて正解だったかもと思ってしまった私を、誰が責められましょう・・・。

Return to Legend 80’sの展示もそうなのですが、イベントの趣旨をもう少し掘り下げるかなにかしたほうがいいんじゃないかな~と思ってみたり。
単にマシンを展示するだけでは、「なつかしー」というとおりいっぺんの感想でおわっちゃいますものね。
80年代のバイクで訪れた人専用の駐輪スペースが設けられていましたが、そこだってただ80年代のバイクしか止められない場所、というだけで、何がされているわけでもなし。
止め方や見せ方を工夫して、この人たちもReturn to Legend 80’sへの参加者ということにして巻き込んでしまうような工夫があっても良かったのかも。
見せ方の問題は、NSR500のデモランでもそうでしたが、やっぱりもう一押し欲しいですねー・・・。

ま、それはさておき。

一応イベントを最後まで見届けたので、いよいよ帰路につくことにします。
ところで今日はお盆休みの最終日(である人が結構いるはず)。道路状況はどうかな・・・とどらぷらで確認すると、どこも目立った渋滞はないようです。
じゃぁ行きと同じルートじゃつまらないので、帰りはつくばを経由して変える異にしました。
谷和原ICから磐越道に入ろうという参段ですね。
別に渋滞している訳でもないから、谷和原までは多少時間がかかっても平気でしょう。
というこの考えが、後でとんでもないことに・・・。

ツインリンクもてぎを出て宇都宮方面に走り出したところで、ほどなくしてガス欠状態に。でもこれは想定の範囲内。普通にリザーブにしてそのまま走行を続けます。
そろそろ給油したいな・・・とほんの少しだけ焦り始めたころに現れたGSで給油を済ませたら、前回冷たい雨が降りしきる中結局たどり着けなかったつくばサーキット周辺の道路(国道294号線)を、少しだけ嫌な思い出に浸りながら(笑)走り抜け、たどり着いた谷和原IC。
思ったより遠かった・・・というのが実感ですが、それはまあいいでしょう。問題は、谷和原ICの電光掲示板です。

柏まで事故渋滞。

え?

さっきまではそんな情報ありませんでした。つまり、私がツインリンクもてぎから谷和原ICに来るまでの間に状況が大きく変わったということです。
なんてこったい。
しかも、谷和原ICから常磐道に入ると、もう入ったところで大渋滞。
びっちりつまっています。
しかたがないので色んな方法を駆使して(内容は聞いてはいけない・・・)、とりあえずは直近のPA、守谷PAに立ち寄ります。
PA入り口は空いていましたが、出口は本線合流で大渋滞。これまたびっちりつまって、まったく動きません。

しかたがないのでRVFを眺めながら軽く腹ごしらえと時間つぶし。
本当はこの時間を使ってBLOG投稿をしたかったのですが、調子に乗ってツインリンクもてぎで電源をONにしたまま歩き回っていたため、バッテリーが・・・orz

というわけで、この辺の記事にふさわしい写真もないんです・・・。

守谷PAは現在リニューアル工事中で、仮設店舗での営業となっていましたが、その中でもちゃんと道路交通情報のモニターはありましたので状況を確認。
するとどうやら守谷PAを出てすぐのあたりで事故があったようです。
幸いPA内の二輪置き場にRVFは止めておけましたし、明日も公休で急ぐ旅ではなし、動き始めるまで様子見を決め込んでいたところ、20分程度で本線の車列が動き始めました。

そのまましばらく待機していると、PA出口の渋滞も解消し、普通に本線に合流できるようになったみたいで、PA内に伸びていた渋滞も完全になくなりました。

これなら大丈夫かな??

と本線に戻って見たところ、流れは至って快調!どこが事故現場なのか定かではありませんでしたが(事故の形跡はわからなかった)、そんなことは気にすることもなくふぬわkm/hでみんなガンガン進む進む!
回りにペースを合わせながら、V4エンジンのサウンドを響かせてRVFも風を切って走ります。

常磐道料金所も、合流する外環道もまったく順調で、どこで渋滞にハマることもなし、いいペースで走りきって帰ってきたわけです。
ちなみに、比較的強い力でくくりつけたお土産は・・・案の定箱がつぶれてしまいました・・・orz

ま、中身が割れたりしてなければそれでいいんですけどね。

それにしても、久しぶりに参加したバイクのイベント。
やっぱりバイクはいいなー。
こうやって、たまたま目にしたイベントに、(休みが重なったからというそれだけの理由で)ポンッと参加できるのは、我が身が顧みなければならないのが我が身だけという身軽さの(決して寂しさの、ではない!!断じて、ないっ!!!)賜物なのかもしれません。

不惑を向かえて未だ独り身ってどうなの・・・という思い、焦りはある一方で、この気楽さ(それを自由と呼べるかどうかはまた別の問題だ)、勝手さを捨て去るだけの価値が、二人身にあるのかどうか・・・。

・・・なーんてことを考えているから、いつまでたってもダメなんでしょうね・・・。
しかし、80年代。私の青春にかぶるこの時期のマシンを見て、改めて思いました。
私、本当にこのままでいいのかな・・・と。
バイクのイベントに参加して、まさか自分のこれまでを振り返り、これからを悩まなければならなくなるとは思ってもみませんでしたとさ(笑)

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