体験乗馬に行ってきたよ!

ちょっとシステムいじり関係の話題が続きましたので、ここらで一度閑話休題。

先日、あいにくのお天気だったのですが、乗馬クラブで体験乗馬を経験してきました~。
伺ったのは、狭山乗馬センターさん。乗馬クラブクレインという全国展開のクラブの一つです。

DSC_0012こちらは正面玄関。中に入ると、乗馬用具なんかも扱っていました。乗馬もスポーツですから、ヘルメット、プロテクター、スーツやブーツなど、いろいろと道具が必要になるんですね。
今回はフルレンタルで済ませてしまいますが、RVFで来ていたら、ライディングジャケットのプロテクターでOKは出たのでしょうか?ヘルメットは・・・フルフェイスじゃだめだろうなぁ。

DSC_0013入り口のすぐ脇に馬場があります。
手前側が屋根付きの馬場。雨天はここを利用するそうです(もちろん雨天でも普通の馬場で乗馬している人もいましたけど)。

ところで、なんで乗馬?と思うかもしれませんね。
バイクは別名アイアンホースというくらいですし、馬だってバイクだってライドするもの。だとすれば、ライダーとして、その源流である馬にはやはり一度は乗っておくべきだろう、と考えたからです(だから私はスクータータイプをバイクと考えない)。
なーんて立派なことを言っていますが、実はメインで使っているクレジットカード会社のキャンペーンで、先着300名様に特別価格(1,250円。保険料、レンタル用具料込み!)で体験乗馬ご招待というのがあったんです。
ずいぶんとお安い金額だったし、ソッコーで申し込み。
で、せっかく当選したので、それならRVFで行っていっちょ乗り比べてみようかと。

乗馬なんて、ものすごーくガキンチョのころに、どこかの牧場でポニーに乗せてもらって以来。要するにほとんど初めてなわけで、ちょっと(いや、だいぶ)楽しみだったり。

ま、当日はあいにくの雨(台風が来ていた)だったので、結局RVFではなく四輪で出かけてしまったのですが・・・。濡れることがないのが四輪のいいところですが、さらにこうやって知らない場所にいくときに、カーナビはホントに便利だ・・・。前に筑波では散々な目にあったからなぁ・・・(~_~;;

乗馬はやっぱり晴れた日の方が気持ちいいでしょうが(バイクだってそうですものね)、雨の日ならむしろ空いているからいいかと前向きに考えて現地を訪れてみると、案の定雨の日はキャンセルが多発するんだそうで、確かに空いていました。

もっとも、私が尋ねた狭山乗馬センターさんは雨天練習場ということで屋根つきの馬場があり、その情報はあらかじめ持っていたのでキャンセルせずにきたということもあるのですが。
そして当日はそこで体験乗馬をさせてもらうことになりました。私的には別に屋外でもよかったんですけどね。

DSC_0008サークル上のコースで、馬との接し方、乗り方、降り方、歩かせ方、止まり方、そして最後に少し早足での走らせ方を一通りさーっと体験する(30~40分くらい)のですが、この短い時間だけでも充分過ぎるくらい乗馬というスポーツを体験することができました。
私は個人参加でしたから、なんと教官とマンツーマンでした(ご家族で体験にいらしている方もいらっしゃいました)。教官は気さくな若者で、楽しく乗馬を体験することができました。
RVFだって練習してそれなりに扱えるようになっているのだから、馬だって・・・と最初は軽く考えていましたが、はっきり言ってぜんっぜん違います。オフロードバイクだったらもう少し近しい感じになるのかもしれません(姿勢とか目線とか)。

RVFとはその勝手が何から何まで違うわけですが、中でも何が一番違ったかって、ステップ(馬の場合は「鐙(あぶみ)」ですね)。バイクのステップは本体に固定されていますが、鐙は固定されていない(吊り下げ式)なんですねー。
それで軽くニーグリップし、(早足の時は)馬の動きに合わせて体を(膝で)上下させるんですから、もうまったく勝手が違います。
それで手綱を引っ張ることなく(つまり手綱で自分の体を支えたら馬を引っ張ることになってしまうわけですョ)立ち上がれって・・・えぇっ!?
すみません、舐めてました、乗馬・・・orz

ちなみに、馬は早足や駆け足になるとその動作は前後への揺れから上下方向への揺れに大きく変わります。この上下方向の揺れを馬のリズムに合わせて膝で吸収する(それが上で書いた体を上下させるということ)んですが、これができて初めて乗馬の基礎ができたことになるんだそうです。
つまりそれができない間は馬に乗っていても乗馬をしていることにはならないわけですね。
ニーグリップやシフトウェイトができなくて、バイクに乗らされている街中ライダーがライディングをしていることにはならないのと一緒かぁ~。

まーとにかく楽しい体験をさせてもらった、ということなんですが、また機会があればぜひ乗りたいなー、と思っています。セレブな気分も味わえますし(笑)
皆さんも機会があったらぜひ体験だけでもしてみることをオススメしますっ!

ちなみに今回の体験乗馬で私が載せてもらった馬は、こちら。

DSC_0004アルパチーノ君です。
高崎競馬で走っていたサラブレッドだそうです。体験乗馬だからポニーとか道産子とかかな・・・と思っていた所を、いきなり「サラブレッド」と説明され、少し気後れする私・・・。
馬は個体差というか個性が強く、その癖を見抜いて人馬一体になるのが乗馬の醍醐味なんだとか。このアルパチーノ君はなんでも器用にこなす、くせのない馬だと説明されました(ゴッドファーザーなのに・・・)が、なるほど、つまりCB400SuperFourみたいな馬なんですねっ。

乗る前に馬と少し触れ合うのですが、「ものすごく大きな犬だと思って下さい」と言われました。そうやって言わないと、特に女性はそのあまりの大きさに恐怖を覚えて乗馬を止めてしまうんだそうです。
で、なるほど確かにでかい。乗るときに踏み台に乗ってから馬にまたがる(初心者だからですが)くらいですから、その大きさたるや山の如し。
実際、体重は500kg程度あるそうです。RVFの3倍近くかー。
で、ほんの少しその大きさにビビりながら(へたれなので)触れてみると、アルパチーノ君は遊び好きで結構かまってちゃんらしく、すぐにじゃれついてきました。なるほど、こうやってみると確かに大きな犬と言えなくもない。
でも、首筋や鼻先に触ると・・・チョー筋肉!!贅肉なし!体脂肪ゼロか!?というくらいぎっしりつまっています。犬ちゃうやん!

さわり心地は・・・犬の方がいいかな・・・?(笑)
大きくて固いさわり心地は、なんだか丸太に触れているような感じでした(表面はスウェードのようですが)。

DSC_0005でも、(犬もそうですが)馬もやさしい目をしてますよね。

DSC_0011体験が終わってから厩舎につながれて一休み中のアルパチーノ君を撮影させてもらったのですが(単独参加なので体験乗馬中は写真撮れない)、シャッター音もいやがりませんし、傘などにも怯えません。
馬によっては傘を持って近づくとそれだけで怯えてしまったり、些細な音にも過敏に反応してしまって落ち着きをなくしてしまったりするんだそうです(厩舎の前には「走らないでください」という注意書きがあるくらいです。走る人をみて興奮してしまう馬もいるからだそうです)。

晴れてればもっと馬場の奥の方まで探検しようかと思ったのですが、あいにくの雨。傘をさしてぶらつくと馬を怖がらせてしまうかもしれません。

DSC_0009奥の方まで馬場は続き、そのむこうでは乗馬レッスンをしている方が。馬に乗ろうがバイクに乗ろうがライダーたるもの、雨だからといって乗るのを止めるわけではないのだっ!(四輪できちゃったけどね・・・)

DSC_0006乗馬を終えて休憩する馬達。アルパチーノ君の隣にいる馬は覆面をしていますが、あれは別にファッションでしているのではなく、いわゆる耳栓なんだそうです。つまり、覆面をしている馬はどちらかというと臆病で神経質なんですって。
確かによく見たら、耳のところはすっぽり被われていて、しかも綿が入っているかのようなふっくらした状態になっていました。
他にも視界を遮るための覆面(馬の視野は350度くらいあるらしい)をしている馬がいたり。なるほど、確かに馬によってずいぶんと性格が違うようです。

そうこうしているうちに、汗が引いて少し肌寒く感じてきました(たった40分の乗馬で結構汗をかきます)。そろそろ車に戻るかー。

DSC_0015こちらは玄関先にいた「看板娘」(そう説明書に書いてあった)、こむぎちゃんです。餌をあげないでください、というのと、折に手を入れないでください、とありました。食いしん坊で、うかつに餌をあげようとすると手ごとパクッとやられてしまうんだそうです(笑)
でも、写真を撮ろうとしゃがみ込んでスマホを構えていると、興味深そうに近づいて来ました。
か・・・かわいい(#^o^#)

さて、狭山乗馬センターまではうちから30kmあるかないかくらいだったため、あえて下道で行きました。しかし街中を通ることもあって所要時間は片道約90分。
ということは往復180分。
馬に乗っていたのは正味40分くらい。ビミョーに割に合っていない気もしますが、それでも初体験(に近い)乗馬体験は、とても楽しくまた有意義なものでした♪

・・・そして後日。やっぱりバイクとは違うんだなーと身をもって感じることに。

これまで経験したことのないところが筋肉痛になっているのでした・・・orz

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