昨日の楽しい思い出を胸に(?)、メンテ作業の残りを完了しました。
といっても、今日やったのは
・外装ワックスがけ
・クラッチワイヤー調整(クラッチ側)
・組み付け
くらいですが。
というわけで、まずはクラッチ調整から。外装を組み付ける前にやらないと作業できなくなってしまいますからね!(笑)
奥に見えているのがクラッチ側のクラッチワイヤーアジャスター。ところがコレにアクセスするには、アイドリング調整のノブとチョークノブが邪魔だったので、台座のボルトを外してこんな風にだらーんとタレ下げました。
で、これがワイヤーアジャスター(この写真はチョークノブなどの台座を外す前。ね、アクセスしづらいでしょ?)。
こいつの両側にナットがあり、それを回して位置を調整します。
アジャスター部分を前(写真向かって左)にずらしていけば、クラッチが引っ張られる状態になる=クラッチを切ったときに近づくようになり、反対にずらしていけばクラッチが切れない=クラッチがゆるんだ状態になっていくわけです。
チェーンとかと違って、この範囲で調整を、みたいな印がないのでちょっとビミョーに怖いところですが、あまり前方(写真左)にずらしすぎてしまうと、クラッチレバーを放してクラッチをミートさせても半クラッチみたいな状態になってしまうでしょうし、反対だといくらクラッチレバーを握ってもクラッチが全く切れない状態になってしまうでしょう。
現在の症状はクラッチレバーを目一杯握っても、ギアが入っていると手でリアタイヤが回らない(地上で押すことはちょっと抵抗があるものの可能)という具合。
普通に考えたら、クラッチを切った状態はニュートラルと同じように手応えが無くならなくちゃいけないんじゃないかな〜、と思っているので、ひとまず先のアジャスターを前側に少しずつ移動させます。
するとクラッチエンド側が少し引っ張られ、クラッチが切れた側にずれていきました。
こうやって調整するのかー、と思ったところで、こんどはこのアジャスターを目一杯前側にずらしてみました。これなら、クラッチレバーを握れば完全にクラッチが切れた状態になるはず。そうしておいて、ギアを入れ、クラッチレバーを握ってリアタイヤを回してみて、ニュートラルと同じように回るのかどうかを確認しようというわけです。
が、結果的には、ニュートラルと同じようには回りませんでした。リアタイヤは軽く手で回すことはできず、これまでと同じような抵抗が。
ということは、クラッチを切った状態というのはニュートラルとは同じにならないということなのかも知れません。
というわけで、アジャスターを適当な位置に修正し直します。
そうしたら一度メンテナンススタンドからRVFをおろし、エンジンをかけてクラッチレバーを握りギアを入れてみます。軽くRVFが前に押されるのをカンジながら半クラッチ状態にしてみると、ゆっくりとするする動き出し、またクラッチレバーを握ればアイドリングでRVFは停止しました。
どうやら一応クラッチの調整は不具合が起こらない程度には行えたようです。
そうしたら再びRVFをメンテナンススタンドに戻し、外装関係をワックスがけします。
ぴかぴかになった外装をRVFに組み付けていくのですが、すでに発売から20年以上経過しているバイクの外装(つまりカウリングですね)は、もうどこもかしこもボロボロ。特にカウル同士をつなぐボルトやネジ部分は、穴が割れていたりステーごと折れていたりと、固定させるのがひっじょーに大変!
このカウルを使い続けるなら、次回以降は外して水洗いしてワックスがけ、ではなく、フクピカみたいなやつで組み付けたままきれいにしていくようにした方がいいのかも知れません・・・。
それとも、前々からねらっていた中華カウルを購入するか?でも、今円安になっちゃったからなー・・・。
とそんなことを考えながら。
マンションの駐車場を使って作業するため、部屋と駐車場を往復したりなんだかんだと手間暇がかかってしまうのですが(だんだんガレージが欲しくなってきた・・・)、こうやってきれいに磨き上げられたRVFを見ると、「やってよかったな〜」としみじみ思ってしまいます。
明日もお休みだから、どっかいこうかな。クラッチの状態とかもちゃんと走って確認したいしな〜(^-^)