第二種電気工事士

前に、自宅の蛍光灯が切れたのでLED蛍光灯に付け替えたという話題を投稿しましたが、もちろんその後ノートラブルで順調に稼働しています。思ったほどの明るさの低下も見られず、カバーをつけてしまえば(これ、いけないらしいんですけどね・・・)これまでの蛍光灯と遜色ありません。

だったのですが、色々と調べていくうちに少しずつ分かってきたことが。
そもそもLED蛍光灯は確かに省エネ性能に優れているので、既存の(グロースタータータイプの)蛍光灯から付け替えるだけでもそれなりの省エネが見込めるのですが、LED蛍光灯本来の性能を遺憾なく発揮するためには、単に取り替えただけでは不十分なんだそうです。

というのも、既存の蛍光灯はその構造上(詳しくは知りませんが)安定器という装置を使用する必要があり、この安定器もそれなりに電力を消費するらしいんです。
ところがLED蛍光灯は本来的にはこの安定器が必要ありません。
しかし既存の蛍光灯に直づけできるようにするために(その方が交換が容易なため)、あえて安定器を残したまま使えるようになっているらしく、しかしそれは言ってみれば不必要な装置に不必要な電力を供給していることと同じになってしまいます(使っていない安定器に電力供給をしているから)。

せっかくLED蛍光灯に変えたのですから、その省エネ性能を十分に発揮して欲しいというのが人情というものでしょう。
で、取り付けに当たって購入したエコリカの説明書を読んでいたときに、なんでも既存の蛍光灯のベース部分の回線を繋ぎ変え、直結回路とすることでこの安定器を排除してLED蛍光灯本来の性能を発揮させることができるという情報を入手しました(ってゆーか、取説に書いてあった)。
そしてエコリカのLED蛍光灯にはスイッチがついていて、これを切り替えることで既存の蛍光灯にそのまま置き換える使用方法と併せて、直結させて使用することもできるとあります。

直結回路にすると従来の蛍光灯は全く使えなくなる=互換性がなくなるので、借家などではそうするのは現実的ではないようですが(退居するときに元に戻さなくてはならなくなるから)、幸い私の部屋は持ち家なので、そうした障害はありません。

というわけで早速ネットで直結回路への変更の情報を探ったところ、自宅内であってもこの変更操作を行うためには、「第二種電気工事士」という資格を保有していなければならず、保有していない場合はいわゆる電気工事屋さんに依頼しなければ法律違反になってしまうのでした・・・(゚◇゚)ガーン

工事を依頼してどの程度の金額になるか分かりませんし、複数社から見積もりを取って云々するのも面倒ですし、そもそも第三者を部屋の中に入れると言うことは、家を片づけたり時間を合わせたり・・・と何かと手続きが煩雑になります。だいたい、その工事は何処に依頼すればいいのさ!?
特に、これから暖かくなればRVFで出かけなければならない?ことも多くなりますし、そうそう公休だからといって家にいられるわけではありません。

というわけで、ここ数週間ほど悶々と思案していたりしました。
今のところはLED蛍光灯として使用はできているので、さしあたって明日明後日にでも直結回路への変更を・・・というほど急いでいるわけではありません。
しばらくは現状のままでもいいとすれば・・・もっとも簡単な解決は、こうなります・・・よね?

自分で取得してみれば、自分で工事できるようになるわけですから。
自分の家ですし、ね!

ただ、これまたいくつか問題があって、まず第一に前回受験した(そしてコンテンツとしてまだ継続中の)情報セキュリティスペシャリストは、多少分野が違っても同じ情報処理のカテゴリの中での知識の積み重ねという利点をあらかじめ有していたのに対し、「電気」に関する知識はゼロ!
ボルトとアンペアとワットと・・・その関係は・・・??・・・ところで、それって一体なに!?
・・・という位に電気のことは分かりません。
だって、PCを自作するときだってケーブルはつなぐだけだし、基本的にそのケーブルはコネクタの形状になっているので、電流だの電圧だの云々はせいぜいバルクの電源を購入するときくらいしか問題にならないんです(あとはオーバークロックくらいかなー)。
ま、しかしこれはある程度興味ある分野でもあるので、むしろ勉強するのが楽しみでもあります。
現在のレベルがあまりにも低すぎるという話はおいといて、知らないことを知るというのは楽しいものですから(こういうとき、もっと物理の勉強や数学の勉強をちゃんとやっておけばヨカッタと後悔しますね)。

むしろ問題は、試験が筆記と実技に分かれていると言うこと。
筆記に関してはこんなカンジなので、まぁ楽しんで勉強できそうです。
しかし、実技となると・・・。私、思いっきり手先が不器用な上に、そもそも実技を行うための各種道具を全く持っていない=使い慣れていない=というか、使ったことがない!?という状態。
筆記と違って、覚えていれば何とかなる、ということでもありませんし、事前に道具を購入しておいて(それは実際直結回路を作成する際に必要になるのでしょうからいいのですが)、ある程度使い込んでおかないと試験でまったく役に立たないでしょう?

ま、試験は毎年行われるので、今回も2回は受験する羽目になるかなーとはあらかじめ想定してはいるのですが、このときもう一つの問題が。
試験そのものは春と秋に行われるので、このスパンは大体情報処理の試験と同じ。
でも、電気工事士の試験は情報処理のそれと違い、春、秋のどちらか一回しか受験できないんです。
筆記に合格すれば実技で不合格でも次回は実技のみで受験できるそうなので、春で筆記をパスし、秋で実技をパス・・・うまくすれば一年で・・・と思っていただけに、これは痛いっ!!
早速目論見が崩れてしまいましたョ・・・orz

幸いまだ願書の受付も始まっていない次期ですから、もうしばらくどちらで試験を受験するか考える時間があるのですが、結構難しい選択を迫られているような気がします。
一気に集中して春に筆記も実技もクリアするか、長めのスパンを取って秋クリアに向けてじっくり準備するか・・・。

ちなみに、まだ教材もこれしか買っていませんので、筆記、実技ともに何かいいテキストや問題集をご存じなら、情報を下さい!
そして、(実技で使用する)道具セットなどの情報(最低限これだけは必要、あるいはこれはあった方が便利、など)をお持ちでしたら、こちらもご教授ください!

・・・しかし、なかなか無謀な挑戦をしている気がしないでもない・・・(~_~;;

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