複数のApple製品を使っているので、サイトやアプリのパスワードを(自分なりに)規則性のある文字列から、ランダムで強力なそれに変更しつつ複数デバイスで簡単に管理できるらしいicloudキーチェーンを使ってみることにしました。
icloudキーチェーンを使う設定にするのはさして難しくありませんでした。
設定→「Apple ID、iCloud、メディアと購入」→「iCloud」と進むと上記画面が出るので(iOSのバージョンによって表現とか場所とか変わるから厄介ですよね)、「パスワードをキーチェーン」をタップして「オン」にします。
この画面が出るので、「このiPhoneを同期」させるだけ。
これで一つ目のデバイスでiCloudキーチェーンを使用可能になりました。
次はもう一つのデバイスである5k iMac。
こちらも使う設定にするのは難しくありません。
「システム環境設定」から「Apple ID」を開き、「キーチェーン」をオンにするだけ。でもこちらはiPhoneのように「このMacを同期」みたいなものはありませんでした。
こういうのもよくわからん・・・。
で実際に試してみたのですが・・・。
すでにユーザIDとパスワードを登録しているWebサイトのパスワードをiCloudキーチェーンが持つ強力なパスワード生成機能を使ってパスワード変更したものの、すでにデバイスに登録されている古いパスワードと新しく生成されたパスワードが混在してしまい、なんかうまい具合に新しいパスワードに更新されませんでした。
とあるサイト(アプリ)ではパスワードの入力ミスが続くことでアカウントが(一時的に)ロックされてしまい・・・。
というわけで、iCloudキーチェーンをうまく機能させようと思ったら、すでにデバイスに記録されているユーザIDとパスワードを一度削除し、まっさらな状態にしてからパスワードの設定をしたほうがいいのかもしれません。
仕組みはなんとなく理解したものの、どうもこちらが理解したと考える動作と異なる挙動をするので今のところあまり使い勝手はよくないですね・・・。
まぁ慣れの問題なのかもしれませんが。
しばらくはほとんど使っていないWebページやアプリでiCloudキーチェーンを試して慣れていこうと思っています。よく使うサイトやアプリで失敗してアカウントロックなんてされたら目も当てられませんからね〜。