私のカメラは、D80というNikonのデジ一。もうかれこれ5年くらい使ってる数世代前のデジ一ですが、私にとっては十分すぎるくらいの一台です。
で、撮影した画像はもっぱらJPEG(LARGEのFINE)で記録していたのですが、ふとD80には画像劣化のない(というか、素子に入ってきた信号そのままの保存形式の)RAWで保存できることを思い出し、ものは試しとRAWで保存してみたことがあります。もちろん撮影には全く問題はなかったのですが・・・。
Linuxマシンに撮影データを転送してから知りました。そのままじゃ、画像ファイルとして開けないんだ・・・orz
NikonからRAW現像ソフトウェアがリリースされていますが、当然それはWindows用。さてどうしたものかと探し回った結果、Linuxならufrawというソフトが利用できることを知り、早速RPMでスパッとインストール。ダウンロード・インストールしたのはufraw-0.9.1-1.fc5.x86_64.rpmというバージョンですが、少なくともうちのCentOS5.x(x86_64)では問題なく動作し、撮影した画像を現像することができました。
今にして思えば、現像できたというこの時の印象がまずかったのかも・・・?
先日の日光東照宮ツーリングに連れ出したD80ですが、それに先だってメモリカードをClass10の32GBにアップグレード。記録容量が増えれば、ファイルサイズが大きくなってもきれいな形式で保存したくなるモノです。そう、それはJPEGではなくRAW。というわけで、日光ツーリングの撮影はすべてRAWで記録してきました。
撮影枚数はだいたい190枚程度。
帰ってきて、PCに取り込んで、さてホームページの記事を作成するか〜、と撮影した画像ファイルを開こうとして、RAWなので現像が必要なことを思い出しました。ufrawで現像し・・・あ、これを別形式(JPEGなりPNGなり)に変換しなくちゃ、ということでGIMP経由で保存・・・。1枚の写真をRAWからPNGに変換するのに、こんなに時間がかかるの!?
しかも、よく考えたらこれ全部手作業でするの!?
一瞬挫折しかかりました・・・(^-^;;
で、困ったときのGoogle先生頼み。調べてみると、PNGでの保存はできませんが、JPEGならコマンドラインから行えることが分かりました。
どうせJPEGにコンバートするなら、最初からJPEGで撮影すれば・・・というまっとうな意見は無視しましょう。
コマンドは至って簡単。撮影したRAWの保存してあるディレクトリに下りたら、
$ ufraw-batch –out-type=jpeg *.NEF
これですべてのRAWがJPEGにされて新規に保存されます。
(訂正)これですべてのRAWがJPEGに変換されて保存されます(RAWはなくなります)。
一応予定としては、JPEGはPC上でサムネイル表示するためのもの。サムネイルで確認したら、該当するRAWをPNGに変換して使おうかな〜〜と思っています。今のところは・・・ネ・・・(^-^;;